匿名1番さん (2/2)
素朴な好奇心から質問です。
オメガバースの妊娠出産もの(スパダリα×不憫Ω)が好きな方は、スパダリ×ヒロインの隠れ出産ものTLも好きなんでしょうか?
TLに興味ない!BLしか読まない!というガチ腐も中にはいらっしゃるでしょうが、正直な所似通ってるあらすじや設定が多く、読者層も重なってるのでは?と考察しました。
匿名1番さん (2/2)
>>2
横からスミマセン。
望月花梨先生、懐かしいなぁ!と思いまして。
思春期の危うさとか痛さを描かせたらピカイチでした。活動されなくなってすごく残念だったのを思い出します。紙本大事にとってあるので久しぶりに読もうかな。
オメガバースの考察も共感です。
失礼しました。
匿名2番さん (1/1)
個人的には、BLのオメガバとTLの不憫なヒロインが妊娠出産するやつは、違うかなぁーと思います。
BLのオメガバースのどこらへんを私が好きなのかというと、Ωもあくまでも男、というところです。
男という性であるために背負わなくていいはずだった苦労、男だからこその身体的なアドバンテージを、Ω性であるため後天的に剥奪されてしまう。そんな理不尽設定だからこそ趣深いなと思って。
Ω性が発現するのはたいてい二次性徴の後なので、身体も精神も男性として固まりつつあるとこでΩになってしまって、それまで当然に思い描いていた男としての未来が一挙に崩れてしまうところがいいです。
そういう、自己を根底から覆される体験というのは、スパダリ×不憫女性のカプでは起こり得ないと思うので、違うかなと。
男女の話だったら、思春期に差し掛かる女の子のラブストーリーが近いかもです。
昔、少女漫画家の望月花梨先生の短編に『クロルカルキ』という作品があったのですが、その話はボーイッシュな女の子が思春期を迎え男友達に恋をしてしまうも、手酷く拒絶されてしまう、という話でした。私的にはオメガバースを読んだときと近い感情が湧いてくるのは、それですね。
匿名1番さん (1/2)
私含めBLでもTLでも逆境に立ち向かう不憫な主人公が好きな方はいらっしゃるかと思いますが
『オメガバース(スパダリα×不憫Ω)好き= TL不憫ヒロインもの好き』となるかどうかは不明です。
読者がオメガバースのどこに魅力を感じているかによるのではないでしょうか。
妊娠出産については、現代の医学では同性同士のカップルが遺伝学上の実子を持つことは不可能です。それをファンタジーの世界でだけでも実現するところが見たい、というロマン的なものあるかと。そこにちょうど、オメガバースというツールがうまくハマったのかなと思ってます。たまに、『BLで妊娠出産はいらない、それじゃ異性ものと同じ、子どもを持てないという逆境にむしろストーリー性がある』という意見もあり、それもなるほどな意見とは思いますが、好きな人からすると男同士で妊娠出産ができることに意味やロマンがあるという考えもいるかもしれません。
他にも、Ωに社会的に低い立場(女性など)を投影している人もいるでしょうし、シンデレラストーリーが好き、運命の番の設定が好きなどの方もいそうですね。