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座裏屋蘭丸先生の作品群について

匿名

22/07/12 02:40

回答数:5

座裏屋蘭丸先生の『リカー&シガレット』を読みました。
とてもとても良くて大好きになり、他の先生の作品について購入を検討しており、、、というご質問です。長いですが、有識者の方、教えていただけますと幸いです。

ご質問の主旨としては以下2点です。

①リカー&シガレットと比べて、他の座裏屋先生の作品の雰囲気は趣向の異なるものか等、何でも構いませんのでご感想

②紙と電子の性器の修正の違い


【リカー&シガレットについて】
bl世界遺産に認定すべき、というレビューを見てからずっと気になっており購入したところ、まず、冒頭のカラーページに度肝を抜かれ、一気に惹き込まれました。
きれいな線、細かい描き込み、アンニュイな世界観、、、まるで陽射しや音や煙や香りが立ち上ってくるようで、一気読みするつもりで開いたものの、もったいない気持ちにさせられました。結局一晩で読んでしまった今、記憶を消して何度でも真っ新な気持ちで読み返したい気分です。

今まで読んだblの中でイチオシだったのは『キスで溶かしたそのあとに/まさき茉生』『同級生/中村明日美子』『ギヴン/キヅナツキ』でしたが、それらと並ぶ……どころか一番好きな気がします。
どこが好きだったかというと、

・背景も人物も「絵画」を観ているような緻密で美しい世界の中で、ひじょうに「人間」らしいふたりが動いているのが、良い意味でblっぽくなく、どこかの国にテオとカミロがいるんだって思わされてしまった

・爆笑してしまうシーン、キュンとしてしまうシーン、はたくさんあったのですが「しんどい」「つらい」がなかったところ(ハピエンだと予想して読んでいたため)

・私が個人的に攻め重視で攻めが見たくてblを読むタイプなので、カミロの表情や心理描写が丁寧に描かれていて、「受けばかりにスポットライトを当てた作品」ではなかったこと

・ラブシーンがしっかりえっちだったこと

です。

【今後の作品購入を検討している件について】

さて、これだけ大好きになったため、他の作品も全て作者買いしたい気持ちを抱えてラインナップを見てみたのですが、気になることがあり。。

・表紙を見たところ、リカー&シガレットとはガラリと違う雰囲気で、暗め・重めだったり、トラウマを抱えていそうな雰囲気がある

・あらすじをざっと読んでみても、暗い・しんどい雰囲気があるような気もする

というので、たいへん購入を迷っております。

当方、ハピエン必須で、グロ・過度なトラウマシーンは苦手なので、既に読んだ方々いらっしゃいましたら、些細なことでも構いませんので、ご感想をお伺いできますと幸いです。

また、当方、紙媒体のblを所持しておらず、よく「紙版だと性器の修正がない」という噂を目にするのですが、リカー&シガレットや、他の座裏屋先生作品でも、紙と電子で違いはございますでしょうか。

長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

回答一覧

5. No Title

他の方も挙げられている「眠り男と恋男」は私もおすすめしたいです。
多分18禁版が今は読めないのかなと思いますが、アンソロですとデジタルでもR18が読めますし、今(7月中かな?)安くなっているサイトがいくつかあったのでちょっとこちらに立ち寄らせていただきました。
私は「VOID」の紙も持っていますが、個人的には「眠り男~」と「待つ花」のR18のほうがエロさを感じるので推しちゃいます。

「眠り男~」の前半は「PINK GOLD 3」、後半は「PINK GOLD 6」、本編終了後の番外編は「メス堕ちBL」
「待つ花」は「PINK GOLD 2」
に、それぞれ収録されています。
(上記以外にも他のアンソロに収録されているものがあります。)

本筋とはずれたかもしれませんが、ご興味があればぜひ。

4. No Title

>>1
『ねむり男とこい男』Renta!にもありますよ。

3. No Title

>>1
横からですが
「ねむり男とこい男」
kobo取扱い有ります。

あるとこと無いとこの差はなんなんでしょうね。

2. No Title

⚫︎まず、②の修正について。
基本的にリカー&シガレットと同等です。「PET契約」「眠り男と恋男」が不健全図書に指定されてしまい、その後は注意を払って性器を出さない体位を工夫されている印象です。(ちなみにPET〜と眠り男〜の紙本は白抜きです)

R18指定「VOID」の紙本は短冊修正でした。大胆なアングルが多い分、電子の白抜き部分も目立つと思われます。

⚫︎①について
愛がない要素が多く含まれるのが「PET契約」。ご注意ください。但しデビュー前の同人誌を集めた本なので、出版社が絡まない“素の座裏屋作品”だと思えば貴重かもしれません。同人誌は2008〜2010に発行されているので絵の違いはあります。

「コヨーテ」は王道のロミジュリ。暗い部分は多いけれど、逢瀬の時間だけは巻が進むごとに甘くなります。光と闇の差が大きい分、甘さが強く感じられますよ!質問主様がグロの耐性がどのくらいあるかわかりませんが、流血要素はあります。くっついてからが長い作品です。(連載中)

グロや暗さがなくて読みやすいのは「眠り男と恋男」。外国の乾いた空気感が伝わる作品です。攻めがカラッと明るい男なので暗い感じにはなりません。表題作以外は複数の短編が収録されており、9.5割ハピエン・愛のある行為。リカー&シガレットの次に明るいと思います。(「待つ花」だけSM要素込みのシリアス) エッチ量も多め・修正は紙本でも白抜きです。

「シャングリラの鳥」はまだ未満関係で盛り上がるのはこの先。今のうちに読んでおいて「その時」がきた瞬間の祭りをリアルタイムで楽しむのも一興かと思います。南国の風景が素晴らしいです。(連載中)

「VOID」は攻め救済のお話。攻め重視ならおすすめなんですが、くっついた後が少ないので甘い恋人がご希望でしたら物足りないかも…。設定がエグいけれど直接的な表現がないのでグロくはないです。

4

1. No Title

『シャングリラの鳥』『コヨーテ』は、確かに『リカー&シガレット』よりは重めな印象がありますが、中身を読むと、そんなに暗くない印象です。

『コヨーテ』はサスペンス要素があり、シリアスな展開もありますが、ラブラブな濡れ場がとても多いです。『シャングリラの鳥』は『リカー&シガレット』のようにイケメン勢揃いの楽しい場面もあったりして、目の保養になります。両方ともまだ完結していないので、この先どうなるか不明なものの、暗いシーンの何倍かハッピーなシーンがあるのは確かです。

修正についてですが、そもそもとして、座裏屋蘭丸先生は、R18指定の作品でない限り、性器をほとんど描かないです。修正で絵が白抜きされないよう、アングルと体位で性器が見えないようにされています。(それでもKindleだと修正が入ってることがあります。遠くの背景を真っ裸で歩いている人物の股間とかに……w)おそらく、紙版だとどちらも修正がほぼないのでは。修正を要するような場面があまりないので。あったとして電子版では白抜きです。紙版を私は持っていないので、どういう修正方法か、確たることは言えないですが、『シャングリラの鳥』のほうは、レーベル的に刻み海苔修正かも?

もろに修正が入るようなのはR18作品の『VOID』くらいでしょうか。『VOID』の紙版は持っていないので(限定生産だったので入手困難)どういう修正なのかわかりませんが、Kindleで販売されている電子書籍版は、真っ白白な白抜き修正です。なお、『VOID』はストーリーよりエロ重視で、SM要素があります。

他に、『眠り男と恋男』という短編集と、あともう一作品R18のものがあったはずなんですが、たぶん絶版で、紙も電子も手に入りにくいかなと。『眠り男―』は読めるのはシーモアくらいかもです。

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