答えて姐さん 腐女子の掲示板 「初心者の質問」



女体化はBLか否か

匿名

21/01/22 03:55

回答数:14

とある日の出来事です。
友達と商業BLの話になり、「コレ、おすすめ!」と画像を見せられました。私が友達のスマホ画面を覗き込むと、そこには男性に抱かれている女性のイラストが。私は非常に混乱し、「これは、BLじゃないよね?」と確認すると、彼女は当然のように「え、BLだよ。女体化っていうの。男性が女性の肉体になるんだよ」と言いました。正直言うと、彼女の中でこれがBLだと判断されたことに衝撃を受けました。BLとは男性であることを受け入れて、恋愛関係に発展するものだと解釈していたからです。同時に受け様が女性の身体になれば、それは女性として愛されたということでは?と疑問に感じました。それに受け様が性転換し、攻めが女性の体しか愛せないからと言って、自分のアイデンティティの一つである男の自我を容易に捨ててしまうのに違和感を覚えてしまいました。
BLは男同士だからこそ異性愛と区別できるのに、受け様が女体になれば、男女の恋愛に限りなく近付いてしまいます。私はBLが男女の恋愛を模倣するようになるのだろうかと恐怖しました。確かにBLは美人受けや可愛い受けも存在しますが、男性の肉体という一点があるから、存在すると思うんです。現代のBLは昔と違い、男前受けや筋肉受けなんてジャンルも生まれ、少しずつですが、異性愛の枠組みから外れようとしています。私はそれを素晴らしいことだと捉えていたのですが、女体化というジャンルが生まれると思いませんでした。
あくまで私の意見ですが、女体化はBLじゃないように感じます。そもそも性的アイデンティティーは容易に捨てられるものじゃないんです。確かにBLはノンケの男性が男性に惹かれる描写が存在しますが、ノンケ寄りの人で男性に恋する人もたくさんいます。彼らのような存在がいる限り、私はそれを否定することをしたくありません。しかし、女体化は男性であることを捨て、女性として生き抜くことを淡々と書きすぎています。一時的な女体化ならともかく、攻めのために女性であることを選択するなど、あまりに攻めに都合が良すぎるのでは?と感じます。攻めが受けの女体で興奮するならば、それは生物学的上では女性に惹かれていると言うことになりませんか?正直言うと、私は攻めが受け様の性別転換で恋をし、惹かれてしまうことで、「女体になれば、恋愛関係に発展するんだ」とモヤモヤしてしまいました。
世の中には様々な性別感が存在します。自分の精神的性別をあえて決定しない人、本来の性別から解放されたい人、そもそも性別に違和感する覚えない人……現在では愛の多様性により、人間関係も細分化されています。これは私自身の価値観ですが、男女の恋愛が得意ではありません。私自身が「女性ならば、男性を愛さなければならない」「男性ならば、女性を守らなければならない」という価値観にうんざりしています。したがって、私は男女の恋愛から外れたBLを素敵なものだと捉えていました。しかし、女体化がBLに浸透してしまうと、世間にBLが「男女の恋愛関係を模倣しただけで、同性愛ではない」と認定されそうで怖いです。
本来BLは「異性愛から外れ、男同士で恋愛関係を築くもの」であり、女体化はその定義から外れます。女体化は「男性を女性に転換させることで、異性愛により近いもの」であると解釈しています。受け様を女体にすることで、かつての人物像とは違う魅力があるかもしれません。しかし、本人が精神的性別で女性であることを認めてしまえば、それは女性として生きることになりませんか?トランスジェンダーの方々がそうであるように、女性として生きるならば、女性であることを尊重すべきだと思います。しかし、あくまでこれは私の意見です。私が私のBL的価値観を押し付けているように見えるかもしれません。したがって、皆さんの意見を参考にしたいのです。私自身の価値観を広げるためにも協力して頂けませんか?よろしくお願いします。

回答一覧

14. No Title

トピ主さんは、すごく考えて丁寧な文章で書き込みされているので、レビューやスレで罵詈雑言を書き込むような女体化アンチとは違うと思いますし、女体化はBLではないという考え自体はご自分の考えなので、変える必要はないと思います。
私も女体化は苦手ですが、電子書籍などで配信するにあたり、TLかBLか、とにかくどこかにカテゴライズしないといけないので便宜的にBLにカテゴライズされているという面もあるんじゃないでしょうか。
商業でも女体化作品が出てきた背景ですが、私は、二次創作の女体化作品が多くなってきたことに影響を受けて女体化BLが登場したのではないかと推測してます。
ですが、二次創作では、原作の元の男性としてのキャラクターが既に確立していて、原作でのエピソードや設定が豊富で、そこから読み取れる男性としてのキャラの言動・体格・性格・見た目等から「キャラAがもし女性だったら女王様っぽい感じ!」「キャラBは女性だったら生理重そう、Cは巨乳そう…」とか連想する腐女子達が一部出てきたんだと思います。二次創作ではそうやって女体化を楽しむ人たちであっても、受が登場してから数ページで女体化してしまうような商業BLの女体化を楽しむか?といえばそうではない…と思います。二次創作での女体化はあくまで男性キャラを楽しみ尽くしてからのオプションとしての女体化だと思うので。現に、女体化商業BL大好き!とか女体化商業BL探してます!という意見もあまり見かけないですし、「今後女体化BL作品が増えすぎてBLが男女の恋愛関係の模倣と世間からみなされてしまう」という心配は、現実化しないと思いますよ。おそらく女体化BLは廃れるか、ずっと少数派のままなので、恐るるに足らないと思います。
あとは、女体化BLは、BL好きの層を抵抗なくTLに導入しようという出版社の意図もあるのかなぁとも思いますね。あくまでも通過点として。

13. No Title

私は女体化ふくめなんでもありなのがBLのいいところととらえてます。

「TS(女体化や男体化の性転換もの)」は色物ではあるものの、男女問わず読み物としてはそれなりのジャンルなので、BL界隈でも一定の需要があるのでしょう。
現実のLGBTと結びつけず、女体化はファンタジーのくくりでふんわり認識するくらいがいいのでは。
あとは「私はNGだけど、そういうのが好きな人もいるのかー」くらいで。

12. 良いは悪いで悪いは良い

個人的にはBLは(表現やエンタメ、メタファーとして)ファンタジーとかSFの意味合いを多く含んでいると思うので、読んでいる自分のコンディションで感じかたが変わるのも面白いと思っています。
ファンタジーもSFも経験値が増えると視野も視座も変わるので過去に読んだ作品が違って見えることはことはよくあります。
トピ主さまも今はそういうのもあるんだなくらいでお友だちを大切にしつつこの事は一旦棚にあげて時間をおいて考えてみてはどうでしょうか?

11. No Title

BLでどっちかがノンケの場合、結局は「男だろうが女だろうが関係ない、オレはお前が好きなんだ」っていう着地になることが多いですよね。
となると、「女体化して女になってようが男に戻ろうが関係ない、オレはお前が好きなんだ」は通用すると思います。きっかけや導入の違いというだけで。
「◯◯だろうが関係ない」という部分にはオメガバの性別や獣人も当てはまるし、要は外側ではなく中身を好きになるのが本当の愛だ!というストーリー性が多いのかなと。
この2人でなくてはならない魂レベルの話になるというか。

男性向けの恋愛もののマンガで女の子が完全に獣の外見とか私はお目にかかったことほぼ無いし、BL業界って間口が広いというか、なんでもアリなファンタジーカテゴリーになりつつあるのではないでしょうか。
それでも、BL誌がそういった手法で今後も存続できるというなら私はいいです。
読みたくないもの、自分に合わないものはスルーして読まなきゃいいし。

10. No Title

商業誌で女体化を読んだのは1作品だけですが、その作品に関してはBLだなと思いましたよ。(性別が変わっても愛せるか否かを問うお話でした)肉体を目的としたお話だったり女体化した状態でエッチしたらBLじゃないな~と思うので、話の本質や作者さんの表現力によって変わりそうな気がします。

とはいえ、ごく稀に(10年に1回ぐらい)で目にするのは許容範囲ですが、あまり流行ってほしくないジャンルですね…。

9. No Title

ML、エロなし、長髪受けもBLじゃないって言ってる人もいるもんね。
本当にキリがない。

8. No Title

女体化どころか、人外もモブレも触手もふたなりもオメガバも厳密にはBLじゃないと思ってるけど、それ言い出すとキリがないかも…

7. No Title

>>6
それで良い。
私はBLと思っている。
それで良い。

6. No Title

BLじゃないと思うよ

5. No Title

共感を人に押し付けるような、そんな息苦しい世の中であってはならない。

4. No Title

トピ主さまが女体化はBLじゃないと思うならそれはそれでいいんじゃないでしょうか。
BLに限らずですが定義が人によって違うものはたくさんあるわけですから。
私に言わせればエロに特化してるものだってLがないんだからBLじゃないだろうと思いますが、世間的にはこれもBLですもんね。
人それぞれ。みんな持論を他人に押しつけなければいいだけだと思いますけど。

3. No Title

BL 漫画に出てくる(主に受け)キャラクターなんてほとんど女体化でしょうが。
スネ毛無し・ワキ毛無し・チ○無し。
要は、女キャラを、胸平らにしてチ○コ付けただけ。

2. No Title

昔はBLジャンルの中に両性具有もありました。
両性具有(ふたなり)は医学的には当然あることなので、性がどっちにも決めにくい人は現実にいます。
同性愛をはじめとして自分の性自認やセクシュアリティが多数派に合わないことで、現実に悩んでいるLGBTQは多くいます。
今までは外形上の男性同士の恋愛ジャンルをBLとしていましたが、女体化がBLとされるのなら、BLはファンタジーとして、これからはその外形上の括りが外れていく方向なのかもしれません。
獣人やオメガバース、触手や擬人化などは今でもBLジャンルにありますし。
今後は多数派の人間の異性愛以外の恋愛ジャンルを、広くBLジャンルと見なしていくようになるのかもしれませんね。

1. No Title

あなたがBLで無いと思うのであれば、BLという括りで捕えなくても良いと思います。
私は女体化を女体化というジャンルで見てます。
でも、BLとして捉える人がいるのであればそれも良いのでは。
現代社会に漫画を当てはめて排除しようと思ったら
もう相当排除されますよ。

あなたの理論で言うと
女体化にもいろいろあって一時期だけ強制的に女体化するものもあります。それはBLということでしょうか。
「心は男性でも体は女性」=女性だから女体化はBLではない!ということでしょうか。

女体化を嫌悪する一部の過激な人が無理矢理屁理屈こねて
排除しようとしているのをよく見ますが、
あなたもそういった感情に陥ってるのでは。

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