匿名15番さん (1/1)
近年BLも作品の増加や多様性が出てきて嬉しいなあと思うのですが、昔(10年以上前)の作品はベタでも王道作品が多くて読みやすかったなあと感じることはありませんか?
例えば私はアラブがテーマな小説が大好きなのですが、アラブだと
傲慢な攻め、受けをオークションで競り落とし愛妾にする、媚薬、強姦、エロいお仕置き、お世継ぎ問題で悩む受け等テンプレの設定がよくあるかと思います。
最近だとその設定にオメガバース設定が入っていたりアラブらしくない斬新な設定が入っていたりで一ひねりしてあることが多いように思います。
もちろんそれはそれでおもしろいし、オメガバース作品も好きなのですが、斬新さはなくとも昔のようなベタベタな王道作品が大好きなので少し寂しくも感じます。昔は今ほどコンプライアンスも厳しくないし、過激な設定や露骨な隠語なども多くて開拓しておおっと感心することも多いです。なくなってしまいましたがショコラノベルスHYPERのレーベルが特に好きです。
今の流行りや作風を批判するつもりは全くないのですが、昔の流行やレーベルが好きだったなあとかまた見たいなあとかありませんか?
皆さんの意見も聞いてみたいなあと思い投稿してみました!
匿名15番さん (1/1)
オメガバース、昔はこんなのBLじゃないわ!と食わず嫌いでした。
でも、「かしこまりました、デスティニー」を読んで、食わず嫌いはダメだなと、再認識した人間です。
たとえ想像したり見聞きしても、自分で経験して確認してみないと、特に相手が関係してくることは本当のことはわからないのでは。
頭でっかちや思い込みはよくないとの教訓が、私にとっての「オメガバース」でした。
それに、流行のSPY×FAMILYなんて、新しい形の(疑似)家族とは言ってるけど、「モノは言い様、あれはお見合いカップルと養子の話で、(共働き家事分担以外は)かなり価値観は保守的なのでは?」と、アニメ見るたびにいつも思っているので。
なのでオメガバース初心者に「かし・デス」をおすすめしたいのですが、出版社と作者がもめたために、今は電子でも読めません。先生は続きの構想もあったようなので残念です。
昔のBL風作品は、JUNE以外は少女漫画雑誌や青年漫画雑誌に掲載されていたので、性描写に頼らない多様なストーリーができたのです。
だから、商業BLもエロなし朝ちゅんにしたら、ストーリーを工夫するんじゃないのかな?
エロが読みたければ、昔は2次同人誌を読んでたから。
匿名10番さん (4/4)
レイプ系は創作サイトがるまにや韓国系ウェブトゥーンではがっつりありますよ!
ウェブトゥーンは同人かってぐらい好き放題やってます。数十話丸々レイプだったりで最高。18禁レーティングしてるからでしょうね。
全年齢向け雑誌で過激なのを出すのは流石にね…。
最近のは本当にどれもこれも溺愛でページ数少なくて、妊娠出産してって感じで、
作家が書きたくて書いてるというより編集者の都合なんだろうなって感じることが多くなりました。BLは能力ない作家には短編溺愛書かせるってコメントあったし結局そうやってほぼ全ての作家がノルマ的にやらされてるのかな。
昔のBLは長編からシリアス、ドエロ、JUNE、バトル、ショタと勢いがあってよかったな。
匿名14番さん (1/1)
漫画ですが、エロ特化の作品が読みたくなるときは、2000年代〜2010年代前半ぐらいのピアスレーベルの作品などをポチります。
初手レ◯プは当たり前、準備もゴムもローションも慣らしもなく無理矢理突っ込む攻めと本気で嫌がる受け。嫌なはずなのに蜜があふれてきて…
昨今のコンプライアンスやリアリティ重視の傾向から最近ではこういった作品はほとんど見られなくなりました。もちろん犯罪行為はダメ、ゼッタイ!だけれどBLはファンタジー!
あの頃のBLは勢いがあってよかったなぁ…と感じることはありますね。
(オメガバースだと現代でもそれに近い作品はありますがファンタジーすぎるのと、その先に結婚・妊娠・出産・子育てがあるのだと思うと女性の現実を突きつけられるようで萌えられないのです。好きな人ごめんなさい)
匿名13番さん (1/1)
小説はファンタジーが多く、漫画は短編が多くなった印象があります。あと全体的に溺愛が増え、メリバや共依存やアウトローなハードものがめっきり減ったように思えるのが寂しい。
ハードなものは特にBLだからこそ!と思ってたので、それが少なくなるのは、ほんとーに悲しい!
あと長編ものが読みたいですね、普通にストーリー追いながらBLの芽生えを感じてゆっくり恋が育まれるのを見守りたい。時の流れを二人を見守ることで感じたいし、恋愛はゆっくり進むからこそと思ってるのでスローペースな作品にたまに出会えると嬉しくなります。でもレビューでは急かされがちなのがヤキモキしちゃう
匿名11番さん (2/2)
>>16
確かに2014年のアワードを見て作品が古い。とは思えない
けどやっぱり流行りとか作風の変化は大きいなぁと思いました。
2014年のアワード見ると、ずしんと重たい作品とかシリーズものが多くて、2024年の作品を見るとトーンがあまあまに分類されるものが多い気がします。
異世界とかはあるけど、バースとか転生とか10年前の作品では少なかったなぁ。ってイメージですね。
匿名12番さん (1/1)
「昔」という定義の幅がめちゃ広いような気がします。
と言うものコメ主さんのおっしゃる
>昔(10年以上前)
ということで、10年前の2014年のアワードを見ると
私が思う「昔」とは全然違うというか、
え?!これ10年前のものなの??という衝撃があるんですよね。
皆様も試しに2014年のノミネートをご覧になれば
これらを「昔の作品」として十把一絡にされるのには抵抗覚えるラインナップだと思います。
個人的に古いなぁ……と感じるのは、2000年代前半な気がします。
10年前は昔ではないような気がするのですが、どうでしょう?
匿名10番さん (3/4)
JUNEアニメ検索かけたら最近話題になってたロボットアニメのバーンブレイバーンだっけ?
みたいな長編BLアニメがあって作画もPSYCHO-PASSみたいな綺麗な作風でビックリした。今だとあれはダメこれはマナー違反って言われて絶対書けないようなBLだったから見たかったけど絶版なのが残念。
昔はBLでもいろんな話が書けたんですね。
エロがメインじゃないガチファンタジー作は匂わせまでじゃないとマナー違反になるって編集者から言われたなぁ。なんだろうあれ。
匿名11番さん (1/2)
昔を詳しく知ってるわけじゃないんですが、JUNEってのが主流だった頃が、性癖拗らしてる私には羨ましいですわー
匿名10番さん (2/4)
男向けはなろうだらけになったことを嘆いてるけど、BLも似たような傾向ありますね…。男向けは萌がなろうに占拠されてもまだ少年雑誌とかオリジナルアニメがあるけど、BLは…
匿名10番さん (1/4)
男同士の関係性をじっくり書いてくれる長編漫画を本当に見なくなったなと思います。なんか書かせてくれなくなったみたいですね。
TLのような即物的なエロも好きではあるんだけど。どれもこれもそれだと物足りなさが…。
昔の方がシリアス〜ほのぼの、健全〜ドエロ、長編〜短編。学園〜ガチファンタジーまで物語の振り幅があり、長編アニメが作られていたり、大ヒット作がでて、話題になることも多かったので、気分や好みを合わせて漫画を選ぶことができたけど、今はどれを買っても似たようなTLっぽい1巻完結ものなので、またこれかと思うことが多く…
売れてないからこうなっちゃったんですかね。
今流行り?のほのぼの妊娠出産は男同士というより男女っぽくて苦手なので(TL苦手…!)男同士を感じられるような漫画がまた読めるようになったらいいのですが。
エロいの見たい時にガルマニや韓国系BLを読む程度になってしまいましたね。ドエロは同人やフルカラーの方が過激でよく笑。BLが見たい時は男同士の関係性に浸れるドラマや中国系かな。
昔のBLが好きで二次創作やCLAMPからBL読むようになったので、最近は本当に商業買わなくなっちゃった
匿名2番さん (2/2)
昔のネット小説なので、ちょっと違うのかもしれませんが
「王道」「非王道」「ヤンキー学園」「平凡」がかなり流行った時代が有り本当に大好きで最近またムーンライトノベルズなどあさって読んでいます。
ファンタジーも悪役令嬢、聖女、追放といった非王道と似たような部分があり大好きなのですが、やっぱり学園モノとは違うので。
少女漫画だと桜蘭高校ホスト部のような舞台のネット小説です。
匿名9番さん (1/1)
私は主に小説なんだけど、最近の作品は
ファンタジーや異世界ものが多い感じで
レビューランキングを見ても現代物が
あまり見られない気がする…
オメガバースは、まだ良いとしても
もっと現代物が読みたいなぁ…
匿名8番さん (1/1)
よかったなあというより、これを下敷きに今があるんだなあと参考になると思うことがあります。
昔のベタに上乗せして新鮮味を感じる作品に仕上げてる今のものを読んでから昔のものを読むと物足りなさはありますが、歴史を知れた気になれるので、嫌いじゃないです。
匿名7番さん (1/1)
私は、昔こんなにモブおじさんBL界にいたかなぁ…?と特に広告を見て思います。
男性向けエロには昔から当然の様に出ていたと思いますが、美形×美形イメージだったBL界にも浸透したなぁ…と多少ゲンナリしてしまいます。
でもめちゃくちゃ面白いモブおじ攻作品もあるので、否定はしませんが
あんまり男性向け作品の様にモブおじさんの描写がしっかりしていると、この腹ボテおじさんそんなに腕力精力無いよなぁ…1回出してぜーハーだよなぁ…とか冷静になってしまいます。
二次BLに良く出てくるw丸書いてちょん位のモブおじさんは好きです。
私は、昔の作品も今の作品も、好きなものはずっと好きです。
数年前、やはりもっと何年も前の作品の新装版が出まして、読んでいなかったので、購入しました。
そしたら、初めて読むのに、ものすごい既視感でした。
受けのタイプ、攻めのタイプ、すれ違いのし方、展開、主人公たちが選ぶ未来への展望…
ああ、この当時は、こういうものを時代が求めていたんだ! こういう恋を望んでいたんだ!
その初版当時、さんざん他の本で読んでいながら、まったく気づかず、このパターン(というのは悪い印象の言葉ですが、他の言葉が思いつきません)を、私は何冊も買って楽しんでいたことに、気づきました。
名前は出しませんが、この新装版はかなりのヒットとなったんです。良いものは回るんですね。
匿名6番さん (1/1)
私は長編シリーズものが欲しいですーー!
近年は1冊完結もの、シリーズでも1冊毎に完結するタイプが多いです。
それはそれで好きなのですが、たまにはガッツリじっくり伏線が展開していく、縦軸横軸のある10冊超えるような長編シリーズが読みたいです。
匿名5番さん (1/1)
最近は、エロ重視の作品は題名と表紙からして過激であからさまなものがありますが、90年代後半~2000年位のエロ重視レーベルの作品は、可愛らしいorさわやかorカッコイイ表紙、エロくない題名で、中身は超ドエロい!という作品が多かった気がします。修正もほぼ無しだったし。またそんな時代が来て欲しいけど無理なんだろうなぁ。
昨今は修正ガッツリだからこそ表紙とタイトルで過激さを前面に出すしかないのかもしれませんね…。
匿名4番さん (1/1)
はじめに。私も温故知新派なので昔の方が・今の方が良いという事は一切申しません。それぞれの時代を写しているのもBLの魅力の一つなので。
その上で昔との違いといえば、やはりエロですよねー!私が商業にハマったのって2010年代初めだけど2000年前後の作品を読むとエロがはっちゃけてて無制限。小説も漫画も修正なんてほとんどないようなもので今見ると新鮮。ダークエロ特化の花丸BLACK私も大好きでした。小説花丸はブラックどころかホワイトも不定期発売になってしまって悲しいですが。今の時代色々な制限が多い中、オメガバースとかファンタジーに絡めてなんとかドエロを書かれている作家さんの努力には頭が下がります。小説は少々過激なエロでも好きな人しか細かく読まないだろうから見逃してよーとも思いますが。
JUNEからBLと呼ばれるジャンルになって30年以上。エロだけじゃなくますます多様性があってバラエティに富みキラキラした世界であってほしい。エロ耽美で繊細なのも男くさいハードボイルドも両方大好きだー!
匿名3番さん (1/1)
ベタでも王道で読みやすい作品、というのとは違うので主旨とは少しズレてしまうかもしれないのですが…。
最近のBL小説は血の繋がったガチ近親ものとか、薄暗い系の作品は売れないからという理由で書かせてもらえない場合が多いと見聞きします。実際、ここ数年出版される作品は溺愛系やほのぼの系多いですよね。
個人的にはガチ近親とか、花丸ブラックやビーボーイSLASH系の暗かったり重かったりする話が大好きだったので、またそういうのもガッツリ読みたいなという寂しさは感じてます。
匿名2番さん (1/2)
昔まで華奢な女性のような男性のBLが多かったと思うのですが、今はどちらかと言うとガッシリな男性が多いので
昔のような華奢な感じも増えて欲しいですね。
匿名1番さん (1/1)
何となく分かります。スレ主様は小説の方のようですので少しズレてしまうかもしれませんが、マンガも同様の傾向にあるような気がしますね。
オメガバースは私も好きで読むのですが、オメガバースという一つのジャンルが確立されたことで当時は特殊だった「番」「子育て」「夫婦」という男女を思わせる要素がわりと頻発するようになったように思います。それがいけないという訳でも無いし、前述した通り私も読みますので否定はしませんが……少し前までの「男同士だから」という理性的な王道ものも、この手の特殊設定によって風化しつつあるように思います。
スレ主様の仰るように、アラブものの王道も減りましたよね。男同士の「番」や「夫婦」がある種の当たり前になったことで、ひとつ物語が作られそうな心理的部分のお話が丸っと消えてしまったようにも感じます。その消えてしまった部分こそが「王道」なのだと。
寂しいけれど、時代の移り変わりですよね……それでも、古き良き王道を書いてくださる作者様はまだまだおりますので、私自身は温故知新を座右の銘として今後も腐り続けて行く所存です^^;