total review:279077today:29
ゲストさん
無料会員登録
ログイン
こんばんは。櫻井駿河です。今日も一都三県を巡って営業してきました。 疲れきった身体に鞭打って乗った満員電車の蒸し暑いこと蒸し暑いこと。不快です。 でもそんな蒸し暑い車内でも妄想の世界に旅立つことは忘れません。 傍目には平然として見える感じで、一人リーマンウォッチング。 ビシッとスーツでキメてる人、ネクタイを外す人、電気系?の作業着の人、ジュラルミンケース風のいかつい鞄を持った人、などなど。その中でも、ちょっとお疲れ気味の横顔がたまらなく男臭い哀愁を漂わせている方を発見! この人は受けだろうか、それとも攻めだろうか。はたまたこの人は、どんなナニをしているのだろうか……いやはや、妄想は尽きません。 これは、おもしろいBL本に出会ってどっぷり浸ってひたすら読書しまくった次の日になんかによくある症状。好みの男性を見た瞬間、即座にそっち方面の回路にシフトチェンジ。勝手にサラリーマンとサラリーマンをくっつけていき、私の脳内で沢山のカップルが生まれました。末期な時には、普段から見慣れたムカつく上司ですら妄想できるんだから恐ろしい……。 なんだか前置きが長くなってしまいましたが、ここでのコラム、2回目にして早くもすごーく期間を空けてしまい久しぶりなので、私の近況をお伝えしてみました。 それともう一つ、この妄想には、一応、理由というかきっかけがありまして。 それは、かなり前にさかのぼります。うぅ、このコラムの文、最初に書き始めた時と、書き終わりにタイムラグがありすぎ……。 えーー、そのきっかけというのは、なんともなしに聞き流し見ていたテレビ番組「日本史サスペンス劇場」なのです。その「織田信長ミステリーを追え!」の回で、森蘭丸が出てきた瞬間でした。 途中まではBGM的につけていただけの番組に俄然注目する私。そういえば、森蘭丸って確か……。脳内が徐々にピンク色に染まっていく……。 といっても……、番組では小姓とのラブについて触れていないんですけどね。実際は、エピソードとして、 ミスを犯した明智光秀に対し、信長は「誰かこれで光秀を打て」と命じた。そのとき名乗り出たのは小姓の森蘭丸だった。 っていうシーンがあっただけ。「日本史サスペンス劇場」は普段通り。 日本の歴史にまつわる、知っているようで知れらないエピソードを紹介しているとってもまともな番組なのでした。 だけど、腐女子は止まれません。私の場合は、何がスイッチになるか分かったもんじゃないですわ。そこからはもう一気に「小姓」という存在が気になってしまって、脳内でいろんなシチュエーションで妄想しつつ胸キュン。番組終了後、ネットで「小姓」を検索したのはもちろんのこと、週末には地元の本屋や図書館までお出かけしちゃいました。 なんでも……、「主君と臣下の男色は武士の嗜み」なんだとか……。 イイっ!! すっごくイイ!! ちなみに、これも本にあったのですが、フェラするために前歯を抜いたりもしたって出てきたときにはぶっちゃけ驚きました。 また、ウィキペディアには「秀吉だけは男色への関心がまったくなく、家臣から心配されていた」という記述もありました。 マジで、嗜み。一般的なことだったみたいです……。 嗜みってくらいだから、当たり前なわけでしょ? そりゃあ、時代は戦国だし、戦ばかりだから、戦いの場には、長い間女性がいないっていう環境も理由もあるけど……。でもぉ、そんなの困りますよね、まったく~。 だって、現代でいったら、建築とか運送とか男性の比率が高い職場の方たちは大変じゃないですかぁ。独身寮とかものすごいことになってそう……。もちろん腐女子的な意味でね☆ あーーー私は電車に乗ってもこの妄想が離れません。最近は、満員電車の車内で「いいんだよ? 嗜みなんだからいいんだよ?」と、リーマンの皆さまに心の中で呼びかけてます。 そんなわけで、今日も器用に脳内変換して妄想中な私。将軍×小姓もとい……現代は、上司×部下のリアル主従ラブに頭の中は花畑でした。次回は小姓について、もうちょっと突っ込んで書いてみたいと思いま~す。
Copyright 2008~ © All right reserved,BLサイト ちるちる