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最近私と腐友だちとの会話の中で良く飛び出してくる言葉があります。 それは「KY」(空気読めない)。 使用方法としては、「しょうがないよ、このオヤジKYだから」「もう誰か何とかしてくれょぉ~っっこのKY男ォォ~!!!」みたいなカンジで。 少し前、テレビなど各メディアで結構流行りましたよね、この言葉。「KY式日本語」なんて本もあった。 このKY、はっきり言って現実社会では、色んなシーンにおいて結構厄介な嫌われもの。でも、BLにおいてこれはとても甘露な美徳なのです。 なんかこのK(空気)Y(読めない)男、BLにものすごく多くないですかー? このKY、多いのはやっぱり受けでしょうか。良く言えば天然とか、鈍感とか…(いいんかぃソレは) 全く、周りのどのキャラがこの受けどんな感じで狙ってるのか、読んでるこっちはもー丸分かりだってのに、受けは全然完璧に無防備極まりないんですよ、まさにオオカミに狙わている赤頭巾ちゃん状態。 ことあるごとに、そのオオカミもとい攻めが受けにこういったりするんですね。「君はかわいいね」。受けがもし自らの名前言ったとするなら「名前までかわいい、君にぴったりだ」。 結構なんかあからさまなんですけどね、受けは気付かない。行動も、何だか受けべったりって感じ。そこまでされたら、大抵は女でなくとも雰囲気とかで分かると思うんですよ。いや、男だから余計っていうか? 時にはもう、しまいにゃ周囲にもさすがにバレて来ます。この攻めが受けをどうしたいかを。 でも受けだけは全く何にも分かっていない。いやもう何か……ここまで来ると、いっその事ミラクルなんですが。 「あははっもう~○○さんったらまたそんな事言ってェ~そんなんじゃぁまるで俺の事好きみたいですよ☆」とか冗談口調で言ったりしてね♪ エエィ、どうしてくれようこのKY……つかマジで空気読め!! まぁその現場にいた人はみんな漏れなくそう思ったに違いありません。攻めはそう受けに言われちゃって、それで二の句が告げず、考え込みます。そこでそれを見て不安っぽくなった受けがこう追い討ちをかけるんです。 「あっ、すいませんでした。申し訳ありません、○○さんが俺みたいなの好きだなんて、そんな…ありえませんよね。俺、調子に乗っちゃって……ごめんなさい」 その後でこうトドメ。「○○さんがあんまりいい人だから、つい俺何だか仲のいい友だちと喋ってるみたいな気分になっちゃって……」 お~~い攻めの人ォ~! もう何かこの受けマジとっととヤっちゃって下さい。(爆) まぁ…ここまであからさまな例でなくても、もうどうしようもないボケボケで空気全然読んでない受けというのは、結構存在しますよ、BLの中に。 このようなKYの受けと言うのは、もうある種BLのお約束ってか、定番なんですよねぇ~ お約束のボケ。でも分かっていてもこれはこれでとても楽しい♪♪ 攻めのKYってのも色々ありますが、その多くは受けのソレとはまたタイプが全然異なるものです。 受けのKYが単なるボケだとしたら、これはまぁ…一言で言うとただのはた迷惑 ? どこででもいつでも、受けの身体求めるんですね。 例えば、大事な仕事中や外での移動中の受けへのローターでの虐め。 これは事前に受けの中に色々オモチャ仕込んでおくんですね。後からそれのスイッチを入れたりして、それで困り果て、羞恥と快感に必死で耐えている受けを遠目で見て楽しむんですよ。後は、会社の学校の、時間的に使っていない会議室や教室、誰が来てもおかしくない場所でのセックス。 あぁ…なんて迷惑。受けにも、何らかの形で影響を受けるだろう回りの人にも。(涙) 空気読め。それ以前に、場所柄とか考えろ。ついでに事態の先読みも少しはしろ。 仕方ありませんよね、もう攻めにとっては特にですが、BLにとっては愛=セックスなんだから。まぁそれも言ってみれば究極の愛? みたいな。 会社でも学校でもどこにいても受けの事愛しているよ~って…事の表れ、愛の証。みたいなものが攻めのKYにはあるのです。そう、やっぱりなんと言っても最後にはBLには愛がないと! セックス以外にも、他にも公共の場でのキスや、周りの誰が聞いていても構わず「好き」と言うってのもありますね。私がこの前読んでいた漫画では、攻めが公園で受けに大声で「好き」だと騒いでおりました。「俺はホモだっての誰に知られても構わねぇぜ」って、少しは構えよ! ここは二丁目ぢゃねェんだからよ☆ つか受け押し倒すなベンチでお触り禁止ぃ~っっ!!!!! でもいいんですよね…言ったらなんだけど、もうお話だもの、ファンタジーだもの。せいぜいもう何か二人の世界形成しちゃって欲しいです。そう……そこはもう受け攻め以外部外者一切立ち入り禁止区域。 フゥ、コマッタモンダネ。┐( ̄~ ̄)┌ 意思の疎通のナカナカ量れない、そのイリイリした感じ、もどかしい感じ。これもまた愛。そこから何か二人だけの道しるべを築いて行く。その経路もまた恋愛モノには欠かせない要素の一つなんですよね。 ハードルが高い程燃え上がる、男同士の恋模様、そんな恋愛の醍醐味もまたKYは見せてくれるのかも知れません……よ? みたいな??(聞くな) とりあえず、BLの愛くるしいBLKYら全員に万歳三唱☆
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