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★感想1:ねむちゃさん 富士山ひょうた原作コミックス、「純情」の実写版映画試写会に行ってきました。 あえて原作は未読で試写会に臨みました。 原作を事前に読んでしまう事により、次に来るであろう展開を頭のどこかで先回りしてしまい、純粋に映画としてのストーリーを楽しむ事ができないと思ったからです。 大まかなストーリーや結末は同じであっても、撮る人、演ずる人によって色々な解釈があると思うのです。それはそれ、これはこれ。です。 ネタばれしない程度に、少し内容を。 倉田将成×戸崎圭祐 高校の時の同級生同士。 いわゆる「再会モノ」です。 高校生当時、戸崎は密かに想いを寄せていた相手、倉田に偶然仕事の関係で再会する。 当時の気持ちは隠したままやり過ごそうとする戸崎に対し、再会したその日に以外にも倉田の方から戸崎を誘い、戸惑いながらも戸崎は倉田に抱かれる事となるのだ。 戸崎にとって初恋だった相手、倉田。 普通の男女なら再会したその日に一夜を共にする、という展開もわりと簡単なような気もしますが戸崎も倉田も言わずもがな、男同士。 戸崎は元々同性が好きなゲイではあるけど、はたして倉田はどうなのか? 再会したその日に体を繋げてしまうというのは話の展開としては、かなり何かをぶっ飛ばしてショートカットしたようにも見えますが、最後の最後でぶっ飛ばしたその「何か」をキチンと拾いに行くので、安心して見ていてください。 途中やはりBLにはお約束、二人の間にはいろいろトラブルが起こります。 普通の男女の間に同じ事が起きた場合、もっとドロドロしたものになると思うのですが、それが同性、男同士と言うだけで以外にもサッパリと言うか、サラッと口当たりが良いものに見えてしまうのです。多分それはイケメンだから。 自分の身の上とは一番遠い所で、イケメンたちがイチャコラしたり、すったもんだを繰り広げたりする様を見るのは普通の男女のそれよりも楽しい。 電信柱の陰から、はたまた襖の奥からこっそり覗き見るような感覚。(え、アタシだけ? 笑) そしてこの映画にはBL好きにはたまらない、「萌アイテム」がそこここに登場します。 登場人物がみんなイケメンなのはもちろんのこと、制服から始まりスーツにネクタイ、 眼鏡そして攻めと受けの身長差…他にも色々萌ポイント満載で、それらを観ているだけでも十分楽しめます。 一番の見どころとしては、戸崎圭祐役の栩原楽人(とちはららくと)くんのクリっとした目いっぱいに涙を溜めた顔がなんとも可愛くて、キュンと来ました。 最後に、「BLでしかも実写版?!どうなのよ?」と最初は思いましたが、いざ観始めてみれば特に何ら抵抗もなく、男女の恋愛映画よりも爽やかで甘く、時に切ない気持にさせられる、そんな映画でした。 ★感想2:咲良さん 原作やドラマCDの存在は知っていたのですが、あえてそれらに手を出すことはせず予備知識ナシの状態で映画を観させていただきました。 タイトルの通り純情な戸崎がとっても可愛かったです。 最初はつんけんしていた倉田が戸崎のまっすぐな愛情にだんだん心を動かされて素直になっていくところはもう少し時間を割いても良かったのかなと思います。 最後の思いが通じ合うシーンではちょっと目頭があつくなってしまったかも(笑) ほっこりした気持ちになれるいい作品でした。 ★感想3:匿名さん 映画は原作とは多少違ったものの、話がわからなくなることもなかったです。 宮田役が個人的にすごくはまっていたと思います。 最後のシーンなんかはタイトル通り“純情”ってかんじでした。 原作のよさを残しつつ映画独自の味が出ていたように思えます。 ★感想4:sayaさん 実は私、映画が「純情」の初観だったんです。今、BLに限らず、漫画本が原作のドラマや映画が多いですよね。でも、それらの中には世界観が崩れると感じるものが多々ありました。漫画とテレビの話は別物だと割り切ってしまえば楽しめるのですが、原作が好きであればあるほどそれもできず、嫌な気持ちになることも・・・。なので、先に漫画を読んでしまうと、映画にがっかりしてしまうかもな・・・と思いました。 あとは、せっかくまだ漫画を読んでいないので、予備知識がなくても(何も知らなくても)楽しめる映画なのかということも観てみようと思いました。 そして、映画を観た感想ですが、よかったです。正直、映画の時間が短めなので、展開が急だな、と感じるところもありました。でも、全体の流れとしてはとてもよかったです。あったかい気持ちになれます。登場人物が5人くらいで、映画も短期間で撮ったみたいなのですが、そういうことを感じさせなかったです。 その後、漫画も読んでみました。原作は単行本3冊に渡る話なので、削ってあるところもありました。登場人物でも将成の母や吉岡は出てこないし、ラストもオリジナルです。でも、世界観は崩れていないし、逆に私がいいなと思っていたところが映画オリジナルだったりしました。特に、圭佑役の楽人君のモノローグは切なくて好きです。 私は先に映画のファンになってしまったので、もともと原作が好きな人が観たら反応がかわるかもしれませんが、でも、映画観て泣いている人が何人かいたので(きっと原作読んでる人だと思う)、原作ファンの人の目からみてもいい映画なのだと思います。 主な出演者の方の感想ですが、圭祐役の楽人君はとにかくかわいかったです。特に実物はすごくかわいくてびっくりでした。映画の中でもかわいくて、将成より年下に見えてしまったのですが(設定では同級生なのに)、それも許します!表情がくるくるかわって気持ちを顔に表すから子供っぽくみえちゃったのだと思うけど、それはそれでよかったです。 将成役の高橋君と宮田役の篠田さんは、2人ともすごくかっこよかったです。役にも合っていたと思います。このお2人は実物のほうがさらにかっこいいです。 あと、映画の中で圭祐がインタビューする人の中に富士山ひょうたさんが出てきます。貴重です。 そして、とってもおすすめなのが、映画の主題歌です。すごく切なくておすすめです。aotsukiというグループが歌っているのですが、とてもいいです。是非、聴いてほしいです。劇中でかかる他のサウンドもaotsukiのMOKUさんが担当したそうなのですが、物語を盛り上げてくれています。 ★感想5:ゆづきさん 映画『純情』ですが、とても爽やかで良い作品でした。 富士山ひょうた先生の描く、爽やかで甘い雰囲気も壊さず、良く表現できていたと思います。 ラブシーンではなく、2人が軽くイチャイチャしてるところの方が、自然体な感じで、とても可愛かったです。 そして、共演者の方もおっしゃってましたが、最後のシーン。 海岸でのシーンなのですが、本当にそこは良かったです! 主題歌も作品にあっており、すごく良い歌でした。 切ないところもたくさんありますが、最後は、爽やかに、甘く占められていました。 ★編集部よりプチ情報!! 戸崎のモノローグやラストシーンの二人のモノローグは富士山先生が書かれたそうです。 原作ファンのみなさんはゼヒそこにも注目してくださいね☆ 映画は9/4より渋谷 シアターイメージフォーラムにて公開!!
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