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私のBL論!


実際腸液って、どの位出るものなの?(「やおい穴」の研究)
評者:カノアマスミさん
去年書いた「可能性を秘めたナゾの穴」の続編にあたります、いうなれば・・・

以前「私のBL論」で「可能性を秘めたナゾの穴」というタイトルで「やおい穴」についてのコラムを書きました。
詳しくはだから、それ読んでいただくのが一番てっとりばやいかと思うんですが・・・まぁそれはぞれとして。

「やおい穴」の特徴の一つに、受けの穴が、ローションとか何にも塗っていないのに、攻めの指とかだけでぐしゅぐしゅ濡れ出す、っていうのがあるんですね。
これは、結構今、商業BLでもあの意味お約束パターン化しちゃってたりするような濡れ場の現象なんですが、でもこれってはっきり言ってリアルにはありえないことなんですよ。エエ。リアルでお尻の穴は、濡れません。
でも、それを言うと、数人の腐の人が、私にこう返してくるんですね。
「え、でもあそこって腸液出るんでないの?」
腸液、なるほど。そういう言い方もあるか・・・・・でもまぁ、腸液ってそんなに普通出たりしないもんだと思うんですが。

ちょっと私なりに気になるところもあったので、「腸液」について、ネットで検索してみたんです。そしたら、気になる記事を発見!!
その記事を書いた人は、ストレス性の病気で、普通に生活していても、すぐにパンツに腸液が大量にあふれてきてしまうんだとか。そして、そのような症状に悩んでいる人は、そう少なくないらしいのです。そいいう、病気で苦しんでる人とかをBLと照らし合わせて考えるのは、ちょっと確かに気がひけるのですが・・・・でも、病気にしろなんにしろ、とりあえず「腸液」はそれ位の量は出せなくはない、ということ。
えーっと、じゃぁ病気でないと? 病気でない時人はどれ位腸液って出せるものなんでしょうか。

「実際腸液って、どの位出るものなの?(「やおい穴」の研究)」結論から言うと、「腸液」で濡れるというのは、なくはないそうです。もちろん行為中に。
と、いうと、なんか方々から「えーウソー!!」とか「オマエの前のコラムはガセだったんかーー?!!」とかの声も聞こえてきそうなんですが。
ちょっと待ってください。私は今も昔も嘘なんて全然ついてませんよ~~(汗)
熟練の熟練、マイスターレベルにまで穴を使い込んでいると、ある程度自分で腸液って、コントロール出来る程度までは行くらしいんですね。とは言っても、まぁせいぜい、ローションなくても何とか攻めのが入ったりする程度なんですが。
とてもじゃないけど、初心者や中級レベルの人間が出来るってワザではありません。
時々中級程度の人でも、自分で「濡れた」と錯覚したりすることはあるらしいんですが・・・・・まぁ実は、この辺はあまりよくは分からないんですよね。
秋月こおの富士見二丁目交響楽団シリーズのどこかでは、攻めが行為中、受けの穴に指を突っ込んで「濡れてきたような気がします」と言っています。まぁこれは、あくまでも「気」ですからね。以前作者もどこかで、それについては言っていたのを記憶しています。
実際「お尻の穴は濡れない」と、いうのは秋月こおならずとも、私の友人含め結構色んなBL作家が主張している、ちとマニアックながらも周知の事実。だから、これに関してはさして疑っているということもないのですが・・・
しかし、そうは言っても少しフにおちない点もなくはないのですよね。
ネットなんかを見ていると、実際のホモの人たちが「入れられて濡れた」と言っていたりするのを良く見かけるんですよ。
これらは、全員やっぱり、フジミと同じく、単なる「気のせい」、勘違いって事なんでしょうか??

なんかもう良く分からなくなって来たので、かくなる上は、ホモのリア友に聞いてみることにしました。ぁ、ちなみに彼は受け専門ね♪
携帯メールに「あんた、いたす時って濡れる?」とイキナリ臆面もなく書いて送信した訳です。
初めはその友達も「濡れるんですか? あそこ」とか言っていたんですが・・・まぁどのような状況か、BL事例も含めて説明すると。
「やだなぁ~姐さん、僕そんなにヤリマンじゃないですよぉ~」
ウソ付け、大学の頃3日とおかず色んな相手といたしてたって聞いたぞ?
「僕はまだその域まで達していないです。っていうか、そこまで行きたくないですよ~楽しくないじゃないですか、ヤってて」
・・ごもっともですね、ハイ。ヤハリこの友人もローションはいるらしい。
「濡れるワケではないんですが、僕の知り合いで、ローションなしでもある程度イケル、ってレベルの人ならいますよ」
・・・・・マ、マイスターレベル??(汗) って、どんだけいたしてる人なんだろう・・・
じゃぁ、その人を、もう少し過激にしたらもしかして「やおい穴」みたいにぐしゅぐしゅになる?
うーん、それはないだろうな・・・・サスガに・・・つかそこまで行って体的にどうなんだか疑問だし。
そうか・・・言い方が悪いんだな、「濡れる」ではなく「潤う」です「潤う」。真冬の乾ききった唇に、さっと適度なお湿り与えるリップクリームみたいなもんですかね。おおすごい! これなら想像に難くない。(そうかぁ~?)

女でも、行為中とか、全く濡れないって人もいるという話をたまに聞きます。反対に、初めてでも濡れまくるという人もいなくはないらしい。だから、男の場合も体質とかってのも、多少ならあるかも知れません。ありませんが・・・・・まぁどっちにしても、女みたいには行くはずもないですよ、うん。だって聞いたことないもん。(もっともあったらこんなの調べたりしませんが)
考えてみたら、ネットで「濡れた」って言ってる人た達って、大抵の場合受けなんですよね~☆ おいおい、アンタら自分の穴に突っ込まれながら、中どうなっているのか、自分で分かるのかい? みたいな気もしなくはない。

やっぱり、なんだかんだで、男は「濡れない」でいいみたいです。ハイ、これでファイナルアンサー。やっぱいたすそばにはローションかジェルを。
もし、貴方がこれからBLの小説ないし漫画を描こうというのなら、そして男同士の行為中に受けのアソコを濡らしたいと思うなら・・・・・・・・・それら全て自己責任でお願いします。(エ、そんなオチ??)

紹介者プロフィール
カノアマスミ
作家単位で好きなのは、小説家で吉田珠姫、夏樹碧、小鳥遊てつみ、漫画家で細倉ゆたかに國居亨。ギャグもシリアスもマルチで読むが、本人自体は無意識に性質がお笑いらしい。最近、眼鏡に過剰反応示すようになったので、とりあえず、このサイトの店長 (?) キャラには深い愛着を覚えた。年下攻めと癒しなおっさん受けと生徒×先生、ショタ×大人、旦那様×年上執事、なんかも好き。只今BL挿絵を描ける絵描きになりたいと、日々研磨中。
このコラムに寄せられた感想
2010年03月27日 カノアマスミ
べりぃさんへ
異常にカンジやすい、ってのとか、その手のお約束はまぁアリとしても、濡れまくるとか、そこまで行ったらちょっと私的には興ざめってか。
まぁマンガとかで、カナリ全面的にギャグなのとかならそれでもいいとは思うんですが、でも・・・特に小説の、結構シリアスっぽいのや真面目にほのぼのしてるのとかでそれやられてもな・・・って気はしますねぇ~確かに私も。
商業小説なら、でもまだいいんですよ、濡れてないのもあるし。
ただ、ネットで小説書いてる人のにすごく多いんですよね、ダダ濡れ。
そういうの見てると、せっかく小説書けるのにもったいないなぁ~と思います。

私はエロい小説は、カナリエロエロでも平気・・・でもやっぱ、そこが濡れるか否かってのは、ちんちん゜生えてるか否か級の、男だって証拠だと思うんですよね~BLにおいては。
確かに私も、ちんちん生えてないようなエロシーンなら、まぁいらないかなー? って思いますよ。
そういうシーンに濡れるのをあえて求める人ってのも確実にいるとは思うんですが。


2010年03月25日 べりぃ
現実の話は置いといて
なんか、腸液で濡れるとかって、色気も何もなくなる気がして、せめて2次元では濡れない穴であってほしいと個人的には思いますね。敢えて入れにくい部分を使って、いろんな問題を乗り越えて愛し合う姿にロマンがあると思います(^^)だから、やおい穴とか、女性の体と同じように出来るんだったら、そんなSEXシーンははっきりいってつまんないから、BLにSEXは要らない。いっそプラトニックラブのほうがいい!と思うのは私だけでしょうか?



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