total review:279077today:29
ゲストさん
無料会員登録
ログイン
BLはファンタジーですからね、いろんな「ん??」と思うところがあります。 中でも私が一番「んん?!」と思うものは、エッチの時の効果音。 ドラマCDであればリアルにそれを表現できます。そして小説であれば、エッチの状況を文章で表わすため、あまり効果音は使われません。 そう、効果音が惜しげもなく発揮されるのはコミックなんです!! エッチのときの効果音は、作品自体の萌えを大きく左右します。 エッチといえば、ラブストーリーでいえばある意味一番盛り上がるシーン…というか、読者が一番盛り上がるシーンでもあります(笑)。 それを最高潮に盛り上げるものとして、効果音があります。コミックは静止画の連続でできているから、あとは描き線での表現や効果音でエッチの激しさを表現するしかないわけです。なので、この効果音の出来によって、エッチの質さえ変化するのです。 エッチの時の効果音にはいくつか種類があります。 今回は、①衣擦れ音、②軋み音、③挿入・抽挿音④肌のぶつかり合う音、⑤? の5種類に分けます。 ①衣擦れ音:これはCDではよく表現されますね。サラサラとシーツが擦れる音です。しかし、コミックではあまり目にすることはありません。きっとエッチのときに「サラサラ」という書き文字がしてあっても、大して何も盛り上がらないからだと思います。 ② 軋み音:CD、コミック、小説でもよく使われる、もっともスタンダードな音ではないでしょうか。ギッギッ、ギシギシというのが主な音です。シチュエーションによっていろいろと使い分けできます。ベッドだったらベッドが軋む音、机だったら机が軋む音…など、いろんなバリエーションが楽しめます。 ③挿入・抽挿音:いわゆる「ズプっ」「ズッズッ」という音です。これはCDになると上記の「軋み音」と一緒になっているように思います。これもスタンダードな形です。これに水音などが混じり始めると、「ニュルン」「ヌチュヌチュ」「ジュプジュプ」など卑猥な表現へと変化していきます。 ④肌のぶつかり合う音:これは一番リアルな音だと思います。「パンパン」ですね。おもに激しい行為のときに使われます。ちなみにこれと水音の混じり合った応用編が「ぱちゅん」なのです。 そして、ここからが私が個人的に変だと思う効果音です。 「ぬぼっ」「ぶぽっ」「ぬ゛ごっ」 ………一体何が起きてるの??ww 予想もつかない効果音に、びっくりする反面、気になって気になって妄想は進みます。そう、エロい作品ほど、効果音が特殊なんですよ。 しかも“ぬ゛”とかどんな音なのか想像もつかないのですが。“ぬ”に濁音って…・・・ よっぽどいやらしい音なんだろうなぁどんな音なんだろうなぁと想像するだけで、めちゃくちゃエロいように感じてきませんか?? とあるドラマCDではエッチの最中に何かが破裂するような音がするんだとか。それこそ何が起きているのか、心配になりますよね。しかしBLはファンタジーですから!何が起きてもおかしくないのです。そこで何が起きているか想像するのがまた萌え…なんですよね。 エロって結局は想像力だと思うんです。直接的なエロ描写の上に、読者個人の想像を付け加えて、どれだけその作品をエロいと感じるか、ということなのではないでしょうか。 一見変に思える効果音ですが、実際にはエロにおける大変重要な役割を担っているのです。エロい作品を読むときは、一度効果音にも注目して読んでみてください。きっと「ん?」と心に引っかかる音があるはず。そして想像してみてください。それで萌えられるか、萌えられないか、作品に対する思いも変わるかもしれません。効果音はある意味、ひとつの萌えポインとなのかもしれないですね。
Copyright 2008~ © All right reserved,BLサイト ちるちる