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自他ともに認めるオッサニストとして、しかもオッサンは受に限るぜ!という確固たる信念に基づいて日々萌えを叫んでいたりいなかったりする今日この頃ですがあれですね、最近は「オッサン受ー!!」とか声を大にしても肩身の狭い思いをしないですむようになってきた気がしますね! そのあたりのBLにおけるオッサン受の魅力や素晴らしさなどはこちらのサイト既出のコラムでも十分に語られているようですので割愛して、今回はBLというある種のファンタジーの枠に留まらず、もう少し身近なオッサンへの萌えを自分勝手に語ってみたいと思います。 しかしオッサン萌えオッサン萌えとは言いましても私自身がフケ専とかジジ専というわけでもなく、つまりオッサン単体に萌えるということはほとんどありません。要は関係性に萌えているわけです。 BLにおいてオッサンが受け入れ拒否されがちな最大の理由はやはり「見た目が美しくない」からだと思うのですが、精神性に重きをおいて萌えを突き詰めていけば、当事者同士の容姿や性格すら気にならなくなります。 ハゲだろーとメタボだろーとバチコイですよ★ そうなったらこっちのもの、幅広い萌えに対応できる柔軟な心があれば日々の生活も楽しさ2倍です♪ まずはリアルなオッサン萌えを実地で感じるために、「男たちの挽歌」でも観てみるのはいかがでしょう?邦画なら「陽はまた昇る」なんかもオススメです。 これらはまったくジャンルが違いますが、わかりやすく言うと前者は香港を舞台にした「ヤクザもの」、後者はノンフィクションベースの「お仕事もの」です。 どちらもBLでは人気のジャンルですね♪ しかしいわゆるBL的な萌えを期待すると間違いなく裏切られますからご注意を。登場人物はオッサンだらけです。恋愛要素はありません。 しかし観ているうちに物語に引き込まれ、見た目は野暮ったいコッパゲやちょいメタボ気味な西〇敏行が最高にカッコよく見えてくるマジック!(笑) お仕事系がお好きな方はプ〇ジェクトXなんかもいいです。黒部ダムの話なんか妄想炸裂です。 こうして実写やドキュメンタリーのリアルオッサンたちに萌える準備ができてきたら、もう少し身近なオッサンに目を向けてみましょう。 うちの会社にKさんという人がいます。 彼は20代後半で仕事もデキるし、さりげなくお洒落でちょっとチャラいけどなかなか素敵なメガネ男子なのです。 そんないわゆるモテ系と思われる彼がある日、心の底から楽しそうに私に言いました。 「ゆちゅさーん、俺Fマネージャーがテンパってるの見るのすごいツボなんすよー」 えっ!?それってどーゆーこと? 「なんかねー、夜8時とかに会社帰ってくるじゃないすか。そーするとマネージャーが1人で残って証憑チェックとかやってるんですけど、そんときのめっちゃイライラしてる顔見るの、大っ好きなんですよー!もうすげえツボ!!」 「Kさん…ドSですね…」 なんというか…目からウロコの告白でした。 映画やドキュメンタリーを観たくらいで「リアルオッサン萌えー♪」なんて言ってた私はまだまだ甘かったんだな、と。 ちなみにFマネージャーは50オーバーのミドルエイジ真っ只中。背は低く、丸顔でメガネでイソノ家のお父さんにもう少し髪の毛を足した感じでしょうか。 日頃社員からもなんとなく小馬鹿にされている感があり、とてもステキ上司というタイプではありません。 一方、私が働いているフロアには2つの部署があるのですが、もう1人いるマネージャーはまあ年相応にダンディで、普段は物腰柔らかく、でも締めるときには締めるタイプ。 仕事上ではライバルでもある両マネージャーがお互いを牽制しつつ時々馴れ合っているのを見るのが密かに楽しみだったりもしましたが、さすがにKさんは盲点だったわ! だってさ、嫌いな上司が仕事でテンパってるのを見てザマーミロ、とかそんな視線じゃないですよ、あれは! 明らかに『必死でカラコロを回す愛らしいハムスターを微笑ましく見詰める飼い主』 の如く、可愛くてたまらん感じでしたよ!(笑) まあ実際には隠れドSのツボをついただけなんでしょうが、それが萌えへの第一歩、ひいてはオッサンラブ♪へと繋がるんだよ、Kさん! いやー、普段あれやこれやと妄想しつつ、萌えアンテナは張り巡らせていたつもりですが、まさかこんな身近なところでリアルにイケメンがオッサンに萌える瞬間を拝ませてもらえるとは思いませんでした。 リアルオッサン萌えは奥が深いね! しかしKさんがなぜ私にそんな告白をしたかは怖くて聞けません…(笑)
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