BARBARITIES

まったく噛みあってない二人のやり取りがおもしろい！

昔々の遠いどこかの異国が舞台。超絶美形のアダムは王族から囚人までをも魅了してアバンチュールを楽しむ男。そんなアダムが護衛することになったのが、四角四面で融通がきかないモンタギュー司法卿ことジョエル。
ジョエルの真面目な可愛げに恋してしまったアダムはポジティブ全開でジョエルに迫りまくり…
恋に奔放すぎるアダムと、恋なんかまったく縁がないジョエル、まったく噛みあってない二人のやり取りがとにかくおもしろい！
隣国の元奴隷の従者×次期国王の下剋上ラブはカラダの関係がアダルティー。

BARBARITIES1巻　突き抜けた超絶ポジティブさ

「全ての人は私に手折られるのを待っている花」と豪語するほど遊び人だったアダムがジョエルに恋をして一途な男に変貌し、ジョエルに冷たくあしらわれても全然めげない！そんなアダムの突き抜けた超絶ポジティブさが1巻の見所！つれないジョエルとのやりとりもおもしろい！
受けのジョエルの縮れ毛に髭ありという容貌に抵抗を持つ方もいるかもしれませんが、読んでみるととてもかわいらしく思えます。博愛主義者のアダムは、自分に拒絶の態度を見せるジョエルにどんどんのめりこんでいく姿を存分にお楽しみください。

BARBARITIES2巻　大事に思い始めてることが感じられて、キュン度が高まります

ジョエルもアダムを信用するようになり、良き友として側に居てほしいジョエルと、恋がしたくてしかたがないアダムとですれ違いつつも、ジョエルもアダムを大事に思い始めてることが感じられて、1巻よりもキュン度が高まります。国の情勢、隣国の思惑が絡んで2巻は1巻よりもシリアスかも。
ただ残念イケメンなアダムがより愛おしく見えてくる２巻です。描き下ろしの「and more」ではジョエルのヒゲ無の姿を拝むことができます。かなり美形にみえるギャップが素敵！
サイモンというヒール役も登場して3巻は大きくストーリーが動きそうです。