モフモフな狼の闘士×訳ありサラリーマン
ある夜、サラリーマンの粟野聖明が庭で月見酒を楽しんでいると、ケモ耳と尻尾をつけたおかしな男が現れた。酔っぱらっていた聖明はその偉丈夫・グレンと酒を酌み交わしながら眠ってしまうが、目覚めた時、隣に寝ていたのは巨大な狼だった。犬好きの聖明は狼に一目惚れするが、狼は目の前で昨夜のグレンに姿を変える。なんとグレンは異世界から来た狼族の騎士で、次の満月まで帰れないのだと言うが――。
異世界から来た獣耳をもつ人種グレンと、人間の聖明が出会って恋をするというお話ですが、舞台は普通の現代社会です。
異世界から来たグレンの、もといた世界の説明もふれられてはいるのですがごく最低限という感じで、あんまりイメージがわかなかったのが勿体無い気もしました。
しかし、あくまで普通の会社に通う聖明のご近所を舞台にした地に足のついたお話になっているため、表紙を見て「ファンタジーだったら苦手…」と思った方にも楽しめると思います。
サークル:ひみつの、はなぞの。<サークル>
シリーズ:獣の理
発売日:
異世界シルヴァの元騎士で狼族
グレンの番いで建設会社社員
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