仄暗いドアの隙間から見てはいけないものを覗き見するような背徳感が病み付き!
愛したのは、義理の兄。
深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。
毎日毎時毎秒兄に殺され続けていた。
比良木忍は兄といっても、血の繋がりはない。義理の兄だ。
竹蔵は後妻の連れ子として、比良木家に迎えられた。
兄はいつも冷たく汚物のように、竹蔵を見下す。深い嫌悪と憎悪に満ちた射殺すような視線。毎日毎時毎秒、兄に殺され続けていた。
竹蔵は兄に欲情していた。
ある晩、竹蔵は正体を偽って兄の寝室に忍んだ。義姉の香水を身につけ、兄の目を覆い隠す。
そして、己の欲望の猛るままに兄の体を貫いた……。
義理の兄弟、禁断の愛と確執を描いた衝撃作。
目を塞ぎ、何度も義兄を犯した。