鬼の王と契れ

コメディ、シリアス、アクションどれも楽しめる鬼バトル!

鬼の王と契れ
著者
高尾理一
イラスト
石田惠美
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
レビュー数
40
得点
1751
評価数
412
平均
4.3 / 5
神率
56.8%
神数
234

一途で過保護な夜刀が素敵

…二本の角、金色の瞳、鋭い爪――けれど体長はわずか40㎝!?
  異形の鬼を使役する能力で、歴史を陰から支えてきた矢背家。
  一族最年少の鬼使い・鴇守の相棒は小鬼の夜刀だ。
  「鴇守の唇を吸うと元気が出る。だって鴇守は可愛いから」。
  堂々と言い放っては、乳首を舐めたり下着に潜り込んだり
  セクハラ三昧の夜刀。
  頭を痛める毎日だったけれど、鴇守に危険が迫ったとき、
  夜刀の体に異変が起こり…!?


鬼の王と契れ
 エッチシーンも鬼の力ですごく気持ちよさそうなのが良い

鬼を使役することができる家に生まれた鴇守(ときもり)は、赤ん坊のころから自分を守ってくれる、小さな鬼の夜刀(やと)と契約している。体長40cmの小さな鬼が使役だと、周りの鬼使いからも馬鹿にされるが、大きな鬼が苦手な鴇守は、今の生活に満足していた。でも実は、夜刀は本当は巨大な最強の鬼で、鴇守が大好き。
かなりシリアスに陥りがちな展開でも、夜刀の清々しい愛と破天荒さがぶったぎってくれます。
コメディとシリアス、萌えとアクションシーンのバランスがちょうどいい感じで、読み物としてすごく好きです。

鬼の王を呼べ 鬼の王と契れ 2 

鬼使いの矢背鴇守くん(受け)と鬼の夜刀(攻め)のお話第2弾です。
前作で成長したかに見えた鴇守くんですが、ある意味夜刀に邪魔されて、鬼退治がなかなか進みません。独占欲と嫉妬心がかなり強い夜刀ですから、今回はさらにヒートアップしてます。
新しく、修復師の右恭も登場してまだ続くようなので、これからがお楽しみなキャラです。絶対鴇守くんの事、好きそう。でも彼は受けの匂いがプンプンしてますが。
相変わらず夜刀が可愛すぎます。二人の会話がすごく可愛くて微笑ましいです。

鬼の王に誓え 鬼の王と契れ 3 

「鬼の王と契れ」シリーズ完結巻。シリーズ集大成に相応しい感動作です。
ラストについて明言は避けますが、個人的には鴇守の決断は大変納得のいくものでした。
これまで一族の「みそっかす」として自身の未熟さに悩んできた鴇守が、最後の最後で自分に適した生き方を見出し、ようやくヒーローになることができたんだなと思うと感慨深いです。
修復師の右恭のことを思うと切ないですが、仲間のいない世界で孤独に生き抜いた彼もまた、本シリーズに欠かせないヒーローだったのではないかと思います。
時を経て再会した三人がゆっくりと歩いていくラストシーンには感無量。

作品一覧

  • 絞り込み
発売日

指定なし

  • 指定なし
  • 2ヶ月前
  • 先月
  • 先週
  • 今週
  • 今月
  • 来月
  • 2ヶ月以上
  • 2020
  • 2019
  • 2018
  • 2017
  • 2016
  • 2015
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
  • 2010
鬼の王と契れ

鬼の王と契れ 小説

高尾理一  石田惠美 

出版社:徳間書店

レーベル:キャラ文庫

シリーズ:鬼の王と契れ

発売日:

価格:¥600(税抜)

神数
75
レビュー数
15
得点
662

鴇守と契約した使役鬼

鬼使い一族の最年少鬼使い,21歳

鬼の王を呼べ 鬼の王と契れ 2

鬼の王を呼べ 鬼の王と契れ 2 小説

高尾理一  石田惠美 

出版社:徳間書店

レーベル:キャラ文庫

シリーズ:鬼の王と契れ

発売日:

価格:¥570(税抜)

神数
40
レビュー数
5
得点
326

鴇守と契約した使役鬼

鬼使い一族の最年少鬼使い,21歳

鬼の王に誓え 鬼の王と契れ3

鬼の王に誓え 鬼の王と契れ3 小説

高尾理一  石田惠美 

出版社:徳間書店

レーベル:キャラ文庫

シリーズ:鬼の王と契れ

発売日:

価格:¥570(税抜)

神数
83
レビュー数
12
得点
505

鴇守と契約した使役鬼

鬼使い一族最年少の鬼使い,21歳

鬼の王と契れ
PAGE TOP
  • 基本情報
  • 作品一覧