モテモテの芹生にも、他人には言えない悩みがあってちゃらちゃらしてるみたいに見えて、本当はそうじゃなくて・・・
ひょんなことから弓弦と始まった1週間。そのたった7日の間に、ぐんぐん縮まる二人の距離。
少女マンガにもない、かつてのBL作品にもない、高校生同士の絶妙な駆け引きに目が離せないです。
人生でBLをはじめて読む!そんな方々は、まずこの作品から読んでくれ、と言いたいそんな内容です。
もちろん、BL常連のお嬢様方にも初心を思い出させてくれる・・・どこまでもさわやかさが続く一冊。
何回読んでも飽きない面白さ‼︎この独特な雰囲気というか、宝井先生が持つ雰囲気が好きです。
そして、二人が美形、女子にモテる設定も好きです。
手が触れあっただけでドキッとして、目が合うと赤くなる…なんていう青春!!
主人公二人とも若くて初々しい!!(笑)
ちょっとしたことで行き違ったり、勘違いして腹が立ったり…言葉が足りなくて悩んだり。
もしかしたらリアルタイムな学生さんが読むより、学生を終えられた方が読んだ方が妙に懐かしくてグッとくるかもしれません。
週末へ向かってどんどん仲良くなっていくのかと思いきや…。ここでネックになったのが弓弦の鈍感さ。
芹生が好きだと言ってみてもその真意までは汲み取られていなくて。
なのに、別の子に告白されたら自分は芹生と付き合ってるからみたいなことになって。
一番好きなシーンは卒業式の日の、階段でのキスのところです。
そのシーンを見ていると、自然と笑みがこぼれてきます。
セブンデイズ聞いてると、すごく落ち着きます。
きゅんきゅんする所がところどころにあって、エロいシーンはほっとんどないけど、聞いてて「フフッ」ってなる感じ(笑)
芹生くんの落ち着いた感じがとても中村さんに合っていたと思いました。
ふわふわしてて優しい感じです。
篠くんのやんちゃだけど相手を思って話すトーンが福山さんにばっちりでした。
独特の間とかもあって音声化はなかなか難しい作品だと思ったのですが、その世界観というか雰囲気というかそういうものを壊さず丁寧に作られているなといった印象。
福山さんも中村さんも流石というくらい合っていて、とても2年の間がなかったと思うくらい1枚目から連続で聴いても違和感がない。
爽やかで、もどかしくて、ニヤニヤして。自然で、キラキラしてて、甘酸っぱくて、青春で。ドラマCDでドキドキする。
発売日:2015年12月16日
販売会社:ポニーキャニオン
初回生産:コンプリートボックス(DVD3枚組)
「MONDAY→THURSDAY」「FRIDAY→SUNDAY」それぞれ各1枚と特典ディスク1枚をまとめた3枚組。
初回生産は原作者「橘 紅緒」「宝井理人」による書き下ろしコミックを特製ボックスに納めた特別仕様。
出演:廣瀬智紀、山田ジェームス武