混沌で暴力的だけど目が離せない
血と暴力が支配する街N・Yで、アーチャーは生まれ育った。
誰にも屈せず、誰にも支配されない彼に次々と襲ってくるストリートギャング達。
たった一人で戦う彼が守るべきものは、兄のマーフィーだけだった。
子供の頃に虐待を受けたため、自分の子供にも虐待をしてしまう父親・エド。
彼には期待せず、知能に障害のある異母兄・マーフィーを心の支えにするアーチャー。
ストリートのリーダーの一人だったアーチャーが、感化院から出てきたところから始まる第1話は、全てが終わった後の話となり、第2話から過去へさかのぼります。
当初は続きを描かれる予定ではなかったのでしょうか、少々話がつながらない部分があります。
でもいいです。
だって1話だけで終わっていたらもったいなかったですから。
ただ、話がどこへ向かっていくのかが分かっていながら読むことになるので、つらかったです。