最新レビュー一覧

死に戻り皇子は最愛の弟皇子のためにループを止める 小説

切江真琴  石田惠美 

諦めない!!

本の厚さにおお!開いたら2段組でさらにおお!
しかも中華風の人名や固有名詞に読めるかしら…と不安になりましたが、読みかたを自分で勝手に日本語読みにして読みました。

まずは切江さん、こういう作風も書かれるんですね!とってもシリアスでした。
最初から太鳳が苦しんでてつらそうで。
さらに何度も何度も死んでは戻っての繰り返し。今何度目だ?となりそうでした。

戻るたびに真相に近づく太鳳。龍…

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そんなお前は嫌いじゃない コミック

佐久みのり 

ヤンキー率高め

表題作三話+描き下ろし、他短編三本。
ヤンキー率高めです。無理矢理ことに及ぶ作品もあるので苦手な方は注意が必要だと思います。
全体的に短すぎて物足りなさがありました。しかしキャラクターは可愛かったです。

・表題作『そんなお前は嫌いじゃない』
犬猿ヤンキーもの。
面白かったです。二人とも可愛かった。
催眠術中の和やかな様子が意外としっかりあって良かったです。
しかし終盤かなり駆け足…

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In the light たゆたう琥珀 番外編再録集 コミック

カジス 

番外編以上の存在

各話はすごく短いのですが27エピソードも読めます
短いですがしっかり本編の2人を踏襲しているエピソードとなっているので、本編を既読の読者さんには是非とも手に取って欲しい1冊です

中野さんと的井君を中心とした世界の広がりと深さが感じられます
日常の一コマやそこから垣間見える自然体な2人、本編のあの時の視点替えでの補足的なお話しや、忘れてはならない水谷君のお話しがしっかり描かれてます

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「ラッキーナンバーに気をつけろ!」電子限定描き下ろし漫画「今後の話」 グッズ

最高の恋人

「ラッキーナンバーに気をつけろ!」電子限定描き下ろし漫画となります。
4p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



タイトル「今後の話」
本編後、甘々男になったマチの視点。

マチ「気が付かなかったけど、付き合ってみると与四哉はかわいい 元々好み、体の相性もいい、遠回りしたけど、最高の恋人だ…」
…と心の声のはずが全部実際に声に出ているマチ。
与四哉はテレつつも、家族…

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皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける 小説

鳥谷しず  緒笠原くえん 

特盛のエロ

架空の国家で現代設定のお話でしたり
敵対派閥の皇族同士(ロミジュリ的な関係性)。
皇族設定が若干和風なので現代なことに違和感を抱いてしまい、世界観に最後まで馴染むことが出来ませんでした(説明はされる)。

しかし世界観はそれほど重要ではないと思います。
とにかくエロが凄かったです。
設定からしてエロは多いだろうとは思っていましたが、ここまでとは思わず若干困惑しました(笑)
最初のセッ…

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その兄弟、恋愛不全 小説

鳥谷しず  Ciel 

変態すぎて面白い

いやー面白かった。先生の作品って変態ちっくな攻めが出てくるのに何故か読後は爽やかで、読んでて楽しいです笑

EDの治療と称して受けの性器を毎日触る義弟な攻め×義弟への恋心からEDになってしまった女王様受け

攻めがかなり変態気質です。受けの性器を触りまくるし、パンツに並々ならぬ執着を見せるしで、かなりの変態なのにカッコよさもあるという面白い攻め。前半のパンツ泥棒の顛末は笑ってしまうくだらな…

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スカーレット・ナイン 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

No Title

架空の国家でスカーレットと呼ばれる王室護衛官同士のお話です。
シリーズもので過去作は未読ですが一応問題なく最後まで読むことが出来ました。
中世っぽい雰囲気でありながら現代のお話なので、その部分だけ少し飲み込みにくかったです。

メインキャラクター二人とも騎士としては気になる言動が多かったかなと思います。
しかし主人公は家庭環境があまりにも酷いので人間として応援しやすかったです。シンプルに…

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瞳に映るキミは、全部オレのもの コミック

カモ 

1巻はまだ序章に過ぎない! 受けのトラウマと不憫さが見どころ

昴×一希

1巻はまだ序章に過ぎない!
(タイトルに「1」と書いてほしい。)

「歪んだ純愛に溺れる激重執着ラブ」
冒頭と描き下ろしでほんの一瞬だけ匂わせる昴のヤンデレ、
純愛の裏に潜む、歪み、激重執着、そして
三角関係の予感がひしひしと漂って、
ページをめくるたびに 何かが来る…! と期待が高まるのに、
まだその全貌が見えない。
2巻を待つしかない。


見…

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山小屋にて コミック

菅辺吾郎 

長所短所

絵柄もストーリーもひと昔前のBL漫画の雰囲気を感じます。懐かしい。最近の漫画はコマ割り大きめな傾向らしいですが、このコマ割り細かめで情報量多い漫画好きだなぁ。それでいながら描いている中身は現代風だとも感じる。日高さんの描かれ方とか。

始まり、熊飼のあまりにも無謀な登山に引いてしまいましたが、なるほど彼の得意なこと出来ないことと、山本の得意なこと苦手なことの対比のために極端な描き方にしたんだな…

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たゆたう琥珀 2 コミック

カジス 

ちゃんと世界が続いているのを感じます

2巻もやっぱり「圧」はないのにちゃんとこの作品の空気感が感じられる「世界のある」1冊でした

1巻とは違い丸々表題作だったのもよりこの感覚を強く感じられた所かも知れません
1巻を読み、一旦レビューを書き空気を自分の中でリセットして読み始めたのですがページを捲った瞬間にまたスルッとこの物語の世界に入って行けました
この読み心地は1巻のレビューで書いた事と変わっていなくって、自分自身がすごく驚…

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