total review:285281today:55
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
40/68(合計:673件)
神奈木智 三池ろむこ
marun
ネタバレ
「チンピラ犬とヤクザ猫」なんとも心惹かれるタイトル、好きな動物が二匹も!! そして読み始めて見れば、ヤクザ猫と言うよりも見た目は高貴な美形猫でも、 その実態は牙を磨き続けている野生の獣のイメージの受け様でした。 対する攻め様と言えば、24才にもなってなんの目的も無くチンピラになっている、 それも組から盃を貰うようなものでもなく、チンピラ以下の雑用をしてる体たらくぶり。 基本暴力が嫌い…
秀香穂里 三池ろむこ
あむり
秀さんらしいお仕事ものです。 大人なストーリーで、 シリアスめに進みますが、最後まで意欲的に読めました。 設定も面白いです。 ただ、個人的には、この設定でもう少しコミカルだったら、 もっと楽しめたのにな!と思いました。 鳴沢が、遊び人を改め、大切にしたいと思った恋人からフラれ、 傷心だったところに、現れたのが、同じ高校の体育教師、灰原でした。 一夜の遊びとして、灰原のことを誘っ…
主人公の高校教師が恋人にフラれた事から心が冴えない日々を鬱屈した思いを抱きながら 後輩教師との思わぬ付き合いが始まった事を切っ掛けに、教師としても一人の人間として 成長していくような内容でした。 学校内での出来事は教師と生徒のやり取りなんかが、某教育関連番組の討論的な雰囲気も あったりして、悩める受験生にも思いを馳せてしまうような感じでしたね。 そして、教師である受け様の始めの傲慢さ…
杉原理生 三池ろむこ
kirara
個人的には、杉原さんの作品はほぼすべてが『趣味じゃない』んですよ。ただ、個人的に評価としての『しゅみじゃない』はなるべくつけたくないというスタンスですので、なんとか『中立』にできるよう努力していますが、どうしても無理なこともあります。 これもそのひとつで、もう『しゅみじゃない』しかないですね。 淡々としているのは構わない、むしろ好みなくらいです。『ごく普通の日常』も『焦れったい』のも『…
三池ろむこ
もこ
三池さんの新刊!!!(*゚▽゚*) と思って買ったはいいものの、(1)表記に気づいてなかった。 BLの連載っていつ次回が出るかわからんから次でても忘れちゃうのよな~ なんて思いながらの読み始めでしたが やっぱり長編だと、ストーリーもゆっくりで、気持ちの変化や状態の変化が 忙しなくないのがすごく良いなぁと実感致しました。 天涯孤独でその日暮し。 そんな受が拾われた先。 拾われた理…
千寂
秀香穂里さんといえば何よりもまず、お仕事BL!という印象。 そこが好きな作家さんなのですが、今回は個人的に、お仕事のチョイスが不味かったかなぁ…と。 受けと攻めは同じ進学校の、それぞれ国語科と社会科の教師であり――物語を通して、恋愛面だけでなく人として教師として、成長してゆく姿も描かれているのですが。 つい二年前までそこそこの進学校で受験生をやっていた身としては(受けは高三担当です)、教…
茶鬼
イイ話だったのですよ。 みんな自分に悩み、迷い、それは大人も生徒も同じなんだと、 ちょっと傲慢で上から目線で、愛していた男に振られたことがとてもショックだった国語の教師が、年下の体育教師とのふれあいで、受け持ちの生徒とのふれあいで、そんなことにきがついていく話。 思わず「贈る言葉」が流れてきそうな??? あまりにフィニッシュがきれいにきまりすぎて、思わずうろたえる読者。 よかったのに、萌…
評価は萌えなのですが、それはこれがまだ一巻で謎がいっぱい(予想はいろいろできるのですが)これからがどうなるのか?という部分が大きいから。 今回のこのお話は自分の好きなろむこさんの切なっぽい展開なので、とても期待してしまいます。 というのも、キャラクターに謎があり魅力的に映ったからです。 どうやらゆっくりの進展らしいのでじれったさを感じるかもしれないのですが、きっといろいろなモノがわかったとき…
安曇ひかる 三池ろむこ
幼馴染で再会もの?設定は悪くないんですが、う~んなんとも微妙で乗り切れませんでした・・・ 私はどうも、安曇さんとは相性がよくないらしくて、何読んでもまったくいいと思えないんですよね。その中でもこれはここまででは最低(この後『臆病なサボテン』でワーストを更新しました)。 これはとにかく、キャラクターがまったく好みじゃない。もともと行き過ぎた意地の張り合いCPは読んでてうんざりするん…
blacksima
桜並木のシーンが印象的でした。まるで自分がその桜を見ているような、そんな風に思わせる綺麗な描写が素敵で、ところどころに、ふわっと漂う独特の空気を感じさせる文章に感激しました。 --(以下ネタバレを含みます)-- 序盤に一人がいなくなるという衝撃的な事実があってからの展開で、過去を振り返るように三人の話を見ることになるのですが、三人が繰り広げる学生生活を読んでいると、何故か、彼がいなくなるな…