三池ろむこさんのレビュー一覧

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

やっぱり一作目の勢いには負けます

言ノ葉シリーズ三作目。
私は一作目が大好きなのですが、二作目も中々に萌えました。
で、ここにきての三作目は、母親も聞こえる側だったサラブレットな健気受です。
相手は心をからっぽにしてることの多い、寡黙なヤクザ攻。

正直なところ、萌えたかというとそうでもなく。
でも楽しくなかったかといえばそうでもなく。
読み物としては面白かったのですが、脇役のシュウとカズヨの方が気になってしまい、本…

2

十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

11番目の願い事

1冊丸ごと表題作です。深夜の目線でストーリーは進んでいきます。

虐待され、実の両親に捨てられた深夜(受け)。養父母も亡くし、深夜は養父からもらった「十の願い」が叶うノートと共に、心を寄せる創馬(攻め)の家で同居を始めるが…。

「十の願い」が叶うノート、と書くとメルヘンチックですが、10個までなら願い事がなんでも叶うものではなく、願い事が10個叶うまでノートに書き続けることができるという…

3

魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

このピュアさが・・たまらない

三池ろむこさん、初読み作品でした。

他の方も書かれているように、SFかファンタジーか?っていう印象のタイトルと内容が違ってました。でも、私の場合は、良い意味で裏切られた感じです。
半ば強引にことを結んでから・・という作品に食傷気味だったときに読んだせいか?、すごく心に染みた作品集でした。
どの作品も好きです。
このくすぐったくなるようなピュアさ・・がたまらないんですよね。
絵の雰囲気…

2

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

口絵がっ!

口絵がっ可愛すぎる。ウサギのしっぽギュッてしてるの可愛い。
三池ろむこ先生のイラストが可愛すぎるだな。

八尋と母親が仲良しでなんか良いな。
八尋が母親のことをお母様と言ったりママンと言ったりするのも好き。
時々、丁寧語になる八尋のキャラが良いです。

八尋が神社で助けたウサギの名前が因幡さんになりました。
なぜ、因幡さん?

頭を撫でるとスリスリしてくると書いてあるけど、ウサ…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

言葉と行動がぴったり合っていて気持ちいい

 綺麗なタイトルだなあと思ったので読んでみました。ある日突然、人の心の声が聞こえるようになった男のお話し。思っていることと言っていることが違うというのは、ありがちなことなんだろうけれど、確かに実際にそれを目の当たりにするときついかも。

 しかし、心の声が聞こえることで、相手の本当の気持ちがわかる。人に好かれるとか、必要とされることって、嬉しいことだし、気持ちいいことだ。心の声で、「余村さん、…

4

言ノ葉ノ使い 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

コトノハノ

砂原さんのやらかい文章が好きです(´艸`*)くふふ
例外もれずーに好きなシリーズなのですが
前作忘れちゃったし・・・と読みおいていた作品でした。
もっと早く読めばよかった。
前回までの子たちともキャラクターも変わり、単品で十分おいしく
大きい黒にゃんこ好きな私としては何よりオイシイ作品でした。
贅沢を言えばもっとがっつりラブなところが読みたかったかな。

さて、お話。
主人公は「…

2

言ノ葉便り 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

普通の恋人同士の当たり前の葛藤と幸せのお話

 前作がとても好きだったので、楽しみにしていました。
私はファン後発組なので、こちらに掲載されてたお話は全部初読みだったので、甘々なその後の2人の姿が嬉しかったです。
 攻め様は受け様が大好きっていうの読みたいので、今回、一話だけあった攻め様である長谷部くん視点のお話がよかったなー。
あとがきで先生が長谷部視点が一話だけだったのは心残りだからまたどこかで書けたら、とあったので、また長谷部視点…

7

トイチの男 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

本番部分よりもちょっとした触れ合いに萌える

先にスピンオフ作品『虹の球根』を読んでしまっております。
そちらはこの作品よりも前の時間軸なので、どちらが先でもあまり問題ない感じでした。
というか『虹の球根』が先の方が、かなりニマニマ出来ると思います。
そして玄上さんを表するのに良く使われる文章の独特さというものは、今回ほとんどわたしは感じませんでした。
かなり読みやすいです。

**********************
受け…

3

チンピラ犬とヤクザ猫 小説

神奈木智  三池ろむこ 

血統書付きヘタレワンコは可愛いです

神奈木さんがあとがきに、ユルい極道物と書かれていましたが、本当に軽くさらりと読み終わりました。
極道物にしては、リアルな暴力シーンもなかったし、痛いシーンもほぼありません。

和音(受)は小さなシマを任された総長で、敵対する組の下っ端に不意打ちで痛めつけられますが、その敵対する組の雑用係の陽太(攻)に助けられ看病されます。
陽太は、以前から和音の事を憧れていて…というお話です

なんだ…

1

こいのうた 小説

高遠琉加  三池ろむこ 

それぞれのキャラを振り返ってみた

「神様も知らない」シリーズが良すぎて、追っかけてこちらも読んでみました。
全体的にどうにも好みにはならなかったです。
攻め・八尋はいい男で、家庭に不満を持ちながらもグレることなかったのは堪え性があり、受けの教師や級友たちとのコミュニケーションも大人げあります。
仲が良かった同級生の女の子は、攻め・八尋に密かに気持ちを寄せていたのでしょうか。その女の子は表立って告白しないですが。でも攻め・八尋…

2
PAGE TOP