三池ろむこさんのレビュー一覧

ぎゅっとして そばにいて 小説

松幸かほ  三池ろむこ 

ウサギっぽい受けの可愛い話

あとがきによりますと動物シリーズの3冊目とのことですが、未読でも問題なかったです。コイツは誰だという怪しげな人物もいなかったです。

1冊すべて表題作。生活力のないウサギのような拓海(受け)と、そんな彼をうさみみ帽子をかぶらせて愛でる仁(攻め)の話です。帽子をかぶるイラストはカワイイの一言ですね!

拓海の兄達が強烈なキャラなので、彼らが主役のシリーズがあるかも、むしろあって欲しい!と思い…

1

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

カウボーイ×日系青年

「ハーレク●ン展開は苦手である(キリッ」などと言っているくせに何故かカウボーイ×日本人青年の小説は当たりが多い私。はて…。

いわゆる両片想いモノです。中盤でちょっとしたタネ明かしもありつつ、お互いにほぼ一目惚れでメロメロなので終始あま~い気分になれる作品でした。テキサスの牧場という場所がどれだけ広いのか私はピンと来ませんが、一つ屋根の下、お互いを想ってソロプレイを繰り返す二人が何とも可愛らし…

3

背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

農家の彼GJ。

作家さんとタイトル買いです。
切ないお話だと嬉しいなと購入しました。
何も言わず引越した場面と優しい風に吹かれながらベンチに座っている場面、ぴょん吉を見つけたあとの、感情が交わらない2人の会話。
ジーンと涙が出ました。

中盤後半で佐久間の元嫁にビンタされた受けが不憫です。
子どものこともあるのかもしれませんが受けのせいで再婚出来ないじゃないとキレられても!!!
当て馬自身がすごい悪…

0

虹の球根 小説

玄上八絹  三池ろむこ 

心に虹が生まれる素敵なお話

ひとり『玄上八絹』 祭り継続中!
読み始めたら次々読みたくなる不思議な作家さんです。

萌えのベクトルが似ているレビュアーさんがよかったとおっしゃっていたので読んでみました。

不思議な設定のお話でした。
トイチの男のスピンオフだったのを読み始めてから知り、慌てて数年前に読んだ本を再読しました。
本編はトイチの方を読まなくても問題ないですが、それから10数年後のショートストーリーの…

1

背中合わせでキスを 小説

安曇ひかる  三池ろむこ 

夏休み昼ドラ風

ケンカップルを求めて辿り着いた本作品。
確かにケンカップル。
中学生時代のお話は自覚攻×無自覚受のなんともまぁ
甘酸っぱいというか青臭いというか可愛いケンカが続きます。
女子生徒からの告白を問い詰めるシーンも
カメの名前を白状しないシーンも
「あらあら、男になりかけてるのねぇ」と、気分は攻のオカンです。
再会後の二人の関係は中学生時代と大差はありません。
が、学歴・職・身長と差がつ…

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

優しい話です。

全体が柔らかい雰囲気の小説でした。仕事や学校で疲れた日の夜に読むとほろほろと何かが零れ落ちるような感じになります。少し暗い話ですが、優しい文章や言葉に心が癒させます。主人公の余村さんの繊細なところも、切なく胸が締め付けられました。これはものすごく個人的な意見ですが、ハロ/ハワユ という曲(特に、鹿乃さんという歌い手さんが歌ってらっしゃるものが一番おすすめです)を聴きながら読むと話や余村さんの心情と…

3

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

エロ風味の両片想い

テキサスで牧場を営む若き牧場主・タイラー(攻め)の元に、火事で住むところがなくなった新米小学校教師の優希(受け)が下宿することになる。タイラーはノーマルだったが、初めて会った優希の清楚な美貌に一目で好きになってしまう。一方優希のほうもタイラーに一目惚れだったが、口下手で社交的でないタイラーと、ゲイであることを隠している優希とでは、なかなか想いが通じ合わなくて…。


190センチ越えのマッチ…

5

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

カウボーイ×教師の両片想いモノ

神香うららさんの外国物は初めて読みましたが、いつもと変わらないノリで一安心?
あまり外国っぽさは感じないものの、テキサスの牧場や自然風景などの描写は楽しい一冊でした。

テキサスで牧場を営むタイラー(攻め・30過ぎ)は、友人の紹介で、新任教師の優希(受け)を下宿させることに。
年下の同性と暮らすことに乗り気でなかった彼ですが、優希の可憐な容姿に一目惚れ。
ゲイの優希もタイラーに恋心を抱き…

7

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

ある意味すれ違っていた2人がよかった!

最初っから最後まで、安心しきって読んでました。
というのも、主人公のお2人、それはそれは盛大に両片想いを最初から繰り広げてくれたからです。

お互い一目惚れから始まり、お互いが気持ちがバレないように気を付け、にも関わらずお互いを結構マニアックな妄想込みの夜のおかずにする‥など、交互に視点が変わる中こういったことを最初からしてくれていたので、後はくっつくのが今か今かと焦らされるばかりでした笑。…

4

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

可愛くて癒された〜

ずいぶん前に購入しておりましたが、ルビー文庫さんなのでなんとなく積まれておりました(酷
しかしやはり栗城さん、相変わらずエロカワ癒し系。
そして三池ろむこさんの描かれる超絶可愛らしいウサギや八尋と、日本男児的なキリッとした舜也の素敵なこと!
ストーリーとジャストフィットです。
さらさらと読めるコメディなので、重い話やリアル設定には胸焼け気味な時に読みたいですね。

**********…

2
PAGE TOP