三池ろむこさんのレビュー一覧

お稲荷さま、居候中 小説

雨月夜道  三池ろむこ 

狐のもふもふとぬいぐるみのふかふか

高校生の彗太(受け)はマンションに引っ越してきて早々妖に襲われますが、昔から仲良くしていた田舎の神社の御先稲荷の那智(攻め)に助けられます。那智は東京に遊学に来たので、しばらく家においてくれないかと頼みます。
1人で寂しかった彗太は大好きな那智がそばにいてくれると喜んで承知します。

彗太は霊媒体質で霊や妖が視えてしまい、その為に様々な霊がらみのトラブルに巻き込まれ、両親に疎まれてしまいます…

2

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

キャラにツッコミを入れたくなる

砂原先生のお話が好きで購入しました。
正直、深山さんの行動や言動にいちいちがくっとさせられることが多かったです。
年上として、若者の未来を自分のせいで変えてしまったという責任感があるのは分かります。
けれど、愛するがゆえの心配や不安が、ただ洸生を心から信用できていないように見えてしまって...(後半部はできていましたが)
とりあえず、洸生が不憫で見ていられなかったというのが正直な感想です。…

4

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

物語に入りこめた

シリーズ3作品すべて読みましたが、このお話が一番好きでした。
長谷部(攻め)が余村(受け)をまっすぐに慕う気持ちが、余村の固く閉ざされた心を徐々に開いていくのですが、この長谷部の心の声を読んでる読者も相当癒されます(笑)
見た目は無表情で無口な長谷部の心の中はめちゃくちゃ熱いという、そのギャップもまたすごくいい。
人が人をまっすぐに思う気持ち、恋い焦がれる言葉の数々が胸を打ちます。
余村の…

6

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

手紙とチョコバー

駆け落ちをしてさびれた海辺の田舎町で暮らしはじめた看護師の省也と医学生の洸生。
兄弟といつわらなけれないけない不便さはあっても、好きな人と一緒に過ごせる日々は二人にとってかけがえのない時間でした。

でもその陰には、大好きな洸生の人生をだいなしにさせるわけにはいかないと、
自分の気持ちや行動を制御して重大な決心をしている省也の思いがあって切なかったです。
ただ、そのことに気づいていながら…

4

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

切ないです。

「世界のすべてを君にあげるよ」
兄弟としてひっそりと暮らしている看護師の深山(受け)と医学生の洸生(攻め)
駆け落ちって好きな人との逃避行なのに辛いのかな。子供ならお金もなくて困ることもあるだろう。でも、未成年じゃないんだし、駆け落ちしちゃっとんなら、楽しく生きれば良いのではないかと。深山はちっとも幸せそうじゃない。
何のために駆け落ちまでしてるのか、本末転倒なんじゃない?と思ってしまいます…

9

お稲荷さま、居候中 小説

雨月夜道  三池ろむこ 

もふもふモコモコなファンタジー

昔から超霊感体質で、良いもの悪いもの問わず霊が見えていた彗太(受け)。そのことから親には疎まれ、唯一自分に優しくしてくれた故郷の神社のお稲荷さま・那智(攻め)に懐き、想いを寄せていた。しかし引越しで故郷を離れることになり、母から疎まれるあまり心霊マンションに1人暮らしさせられていた受けは、悪霊により生命の危機に。そのとき、故郷の山にいるはずの那智が現れ、助けてくれて…。


人ならざるものが…

4

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

挿絵もピッタリ!

物悲しく切ない逃避行モノです。
田舎町の情景の美しさや、凪いだ海の中佇む二人など、
ノスタルジックな世界観にどっぷりはまることが出来、
脳内で小旅行をしたような気分になりました。

行先も決めず、お互いの愛情以外は何も持たず、
未来の見えないままでの逃避行ストーリー。
序盤から不安要素がテンコ盛りで、
どうなっちゃうの?とハラハラ引き込まれました。

ポジティブな洸生(攻め)と…

7

世界のすべてを君にあげるよ 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

年上を気にしすぎ

天涯孤独の受けが、年下の男の子と駆け落ちする話。

看護師の深山は、ふとしたきっかけで、勤務先の大病院の次男坊の洸生に勉強を教えることになります。
恵まれた経済環境で、いくらでも前途は開けているのに、無為に毎日を過ごしているような洸生に反発を覚えつつもいつしか惹かれていた深山でしたが、洸生の方も深山を恋愛相手として意識するようになり、、、
って、普通の作品だと、この意識するようになってから…

3

お稲荷さま、居候中 小説

雨月夜道  三池ろむこ 

カッコよくて可愛いお稲荷さまに萌

「ケモミミもふもふ」「かっこいい攻」をお題に書かれたという本作。
ケモミミファンタジーの設定を活かした小ネタが随所に散りばめられており、最初から最後まで楽しい一冊でした。

主人公は霊感体質の高校生・彗太(受け)。
入居先のマンションで妖怪たちに襲われたところを、故郷の神社のお稲荷さま・那智(攻め)に助けられます。

那智は彗太の3歳の頃からの知り合いで、片想いの相手。
神社に仕える…

6

カクゴをきめて コミック

渡海奈穂  三池ろむこ 

カクゴ


小さいのに強い。鉄くん。可愛いし。


でも、あれだよ、友紀が可哀想だった。
鉄くんのタイプじゃなくてもグサグサだよね。

大人になってから、「昔から、鉄ちゃんが好きだったんだよ」「ええぇえっ!?」ってなったほうが面白いのかも。

全く気付かないか。鉄くん。

友紀パパがめっちゃお気に入り。
こんなパパだったら、毎日楽しいだろうね。
そのうち嫌になるのか?

写真の…

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