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9/20(合計:195件)
桜木知沙子 穂波ゆきね
東雲月虹
ネタバレ
穂波さんと桜木さんの魅力をじっくり味わえる、厚めのコミックスです。 お話まるまる1本なので、とっても満足!! 7年振りに会うひとつ下の従兄弟に戸惑う瑞穂と 子供の頃から瑞穂が好きで、一緒にいられるようになって嬉しいのに こちらも戸惑ってしまいつい素っ気ない態度になる円治。 二人の想いのすれ違いに焦れてきますが、 それは当然ハピエンの為の布石なので私は気になりませんでした。 むしろ…
桜木知沙子 北沢きょう
M
完璧な容姿を誇る北條は、総合病院で医師として働いている。 見た目よし、頭よし、そんな北條の唯一の弱点が、「酒に弱いこと」だった。 ある日、彼が職場の飲み会で酔っ払い、二日酔いで目覚めた朝。 ともに裸でベッドの中にいたのは、なぜか男――医局で事務のバイトをしている大塚真史だった。 ゲイではない己の所業に、戸惑った北條は真史に対して逆ギレする。 それ以来、冷静な北條が真史と顔を合…
桜木知沙子 高星麻子
サガン。
初読みの作家さんでした。 なんというか、ガッツリ系ではない分、じわじわやさしい感じの文章とでもいいましょうか。 BL初心者には読みやすいかな? でも、じれったいのダメだとダメだろうな(苦笑) 陸には秘密がある。 それは友人の対木を好きなこと。 ゲイであることも誰にも秘密。 けれど、そんな秘密を笹渕に見抜かれて。 そういう対人関係とかを学ぶために「付き合う」ことになるのだが…。 …
桜木知沙子 北畠あけ乃
再会もの、年下攻めで美人受け! いやぁ、こういう良作にたまに出会えるから 欲しい新刊以外にもガツガツ買ってしまうんですよ…。 ビッチな羽住の言動が、 後から「そういう理由があったのか!」と合点がいって、 さっき読み終わったばかりだというのにまた読み返したくなりました! 一度でいいからと迫ってきたのも、 男遊びを止めないのも、 従妹のこずえちゃんを後押しするような真似も…。 …
雀影
ラブ増量で。 まとまっちゃったカップルの、ラブ全開の右往左往。 離れがたい、最後の相手と見定めても、自分の殻はなかなか破れないようです。 今回も、本編は北条先生視点。 東休カップルの北条先生は、真史を本当に愛したことで、それまでの自信たっぷりで傲岸だった自分のアイデンティティの崩壊と戦うって感じで、真史を絶対に離さないという根本には揺るぎがない。 いろいろすれ違いはあっても、その…
ニアBL「札幌の休日」のスピンオフ 真史ちゃんのダーリン北条が、いかにしてノンケを克服して真史の元へたどり着いたかを、北条視点でたっぷり語ります。 自分の気持ちは、本人が一番わかっていない。 というより寧ろ、自分の心がどこにあるかを確かに感じているからこそ、それを認めたくなくてわからないと思いこもうとしている。 なかなか、自分に素直になるのは難しいよね。 でも、素直な気持ちで向き…
っていうか、 4冊かけて、この大団円なのね、、、。 まあ、何もかもがハッピーエンドで、よかったね、、はぁ これ、普通に青春小説としてなら、この結末でも十分感動的って事でかまわない。 作品自体が古い作品で、その時代の空気感とかはいい感じで、いい青春小説だとは思う。 ニアBLとしては優れた古典作品といって差し支えない。 でも、今のBLとしては、この4冊で、この結末はどうだろう? …
大迷走を続けてきた皇ですが、この巻で、ようやく二人の関係に進展がみられます。 結局は、自ら変わろうとしないと何も変えられないってことに、ようやく、皇は気付きます。 ちゃんと向き合うのを怖れるばかりで、周りをちゃんと見ることもせず蹲っていた皇ですが、はじめて父親とやり合って、ようやく、鳥かごから一歩、外へ踏み出します。 それにしても、皇って、訳わからなすぎ。 って言うか、人の気持ちに…
そもそも「皇」って名前が、なにげに凄いよね。 この後ろ向き王国の王子様、自分が芦谷に抱いている気持ちが恋だと気付いてから、ますます迷走していきます。 グルグル、ジレジレは恋愛小説のスパイスって範疇を超えた迷走っぷりです。 BL小説なんだから、もう、このまま身体で思い知らせちゃえよ!! って、芦谷をどやしつけたくなります。 皇は分かり合うための努力をしてないし、芦谷も自分を出さなすぎ。…
まったくもって、 実に、実に、じれったい、うじうじ、ジレジレもの。 1冊費やして、ようやく、これかぁ、、、 みたいな。 主人公、生い立ちだの色々あって、東京から札幌へ逃げてきているのですが、逃げてきた先の札幌でさえ、自分の気持ちから逃げて、一人、悲劇に浸ってる、ウジウジちゃんです。 対する芦谷は、優しさは鈍感な傲慢さと紙一重的な、天然人タラシ。 そんな二人が、お互いに一目惚れし…