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19/20(合計:195件)
桜木知沙子 藤川桐子
むつこ
こういうラブコメは大好きです。 ドタバタしてないキュートなラブコメ。 主人公の受けは、女王様と呼ばれる傍若無人唯我独尊男です。 召し使いの幼馴染み(攻め)を、長くアゴでコキ使っている。 そんな攻めが、いきなり彼女を作ってしまう。 主人公はパニックを起こしてしまう。彼に恋していたことに気づかされ、グルグルに悩む日々――。 この傲岸不遜唯我独尊な女王様受けのツンデレ具合いやら、マイナス思考とプラス…
桜木知沙子 岡部広
今まで読んだ桜木さんの小説のなかでは、『解放の扉』の次に好きな小説になりました。 自己主張のできないおとなしい主人公が主役で、「う…まさかまたマイナス思考たっぷりの受けに、イケメンの攻めが惚れる、昔の少女漫画みたいな展開かしら…」と思ってがっくりしたんだけど(←苦手な展開なんです)、この主人公の受けが、いざというときに意外なほどのオトコマエっぷりを見せてくれて、胸がスカッとしましたw いわゆる『子…
桜木知沙子 麻々原絵里依
雪の舞う札幌を舞台に、閉塞感たっぷりの胸の詰まるストーリーが繰り広げられます。 桜木さんの作風は地味なんですが、私の心のなかにある『地味を求める部分』?が刺激されます。ちなみに月村奎さんも同じ部分を刺激してくれる作家さんですが。つまり好きです。 主人公は、長く付き合っていた恋人との結婚を決めたところだった。 そんなときに、高校時代に身体の関係を持っていた男と、七年ぶりに再会する。そしてまた関係…
ゲイの理学療法士と、彼が担当してる子供のパパの恋のお話です。 子はかすがいモノ(?)の一つですが、ストーリー的にも萌え的にも、あとちょっとナニカが足りなかった感じでした。 身体の関係ができたあとで、主人公が「遊ばれてる」とか「都合のいい関係だと思われてる」とかぐるぐるしてるんですが、パパのほうは「好きだ」とか「会いたい」とか愛情にみちみちた言葉や態度をいっぱい見せてるので、「なんでこの展開でそんな…
桜木知沙子 椎名咲月
料理上手なツンデレ高校生と、優しくてオトナな小説家の卵の恋の話です。 あたたかくて優しくてホノボノしててキュンとなる、いいお話でした。 美味しそうなお料理ネタが出てくる話って、ラブ要素を抜きにしても、読んでて楽しいです。 受けの高校生は、料理教室をやってる母親の手伝いをしてるので、料理が得意なんですが、作るもの作るものすべてが美味しそうでたまらんかった。攻めを押し退けて食べたい気分になっちゃいま…
桜木知沙子 穂波ゆきね
あお
私、穂波さんの漫画が好きです。 と言っても原作付きのしか読んだことが無いのですが、ぜったい穂波さんの味はそのなかにも醸し出されていると思っているのです。 出された原作をただなぞるだけじゃない、穂波さんのオリジナリティ。 それが感じられるのでとっても好感を持っています。 主人公の瑞穂の心理の揺れが凄く丁寧に表現されています。 従弟の円が出て行くことになって、泣きたいはずな…
葡萄瓜
表紙にデザインされているのは天秤座と獅子座の 星座記号。 星座自体も恐らく獅子座と天秤座と思われます。 かなり簡素化されていますが。 何故この二星座が表紙に描かれているんだろうと 言うのでつい深読みをしてしまいます。 瑞穂と円治の誕生星座…にしては殆どと言って 良い程接点が無いんですね。ただ詳しく分類すれば 恐らくどこかに惹かれあう共通要素が出てくるの だろうか…と。 物語…
香雛
互いに好きなのに、 互いに好きな人が居ると勘違いして、 恋人が居ると勘違いしたりして。 この作品は、 二人がお互いに好きなのに、すれ違う、そんな内容です。 見ててもどかしい様な反面、 この先の展開に期待してしまう。 この作品に引き込まれる様な感覚でした。 後、瑞穂が幼い頃、円治に渡した手紙ありましたよね。 あれがとっても可愛らしいなぁと思いました。 子供特有の幼さが…
桜木知沙子 ビリー高橋
焦れったくて切ないストーリーの王道みたいなお話です。ラストの数ページが最高でした。キュンキュンしました。 主人公は冷静沈着で頭脳明晰でスポーツ万能な高三生。完璧に見える彼には、口下手で人付き合いが超苦手で自分に自信がないという欠点がある。 そんな彼に告白したのが、後輩の清水。明るくて真っ直ぐな性格をしている。 「つきあうかどうかは試してからだ」と、返事を保留して交流をするうちに、主人公も清水に惹…
桜木知沙子 夏目イサク
つかさ
ネタバレ
男運の無さから、「二度と恋愛はしない」とヤケになっている主人公・雅貴。 不倫の果ての修羅場で、お洒落なイタリア料理店を辞めて実家の定食屋へと帰ってきます。 そこへお客として現れた桂沢に告白され、熱烈な攻撃を受ける。 何度もデートに誘われるが、雅貴は絶対にOKしない。 それにもめげず猛攻撃の桂沢に少しずつ情が移り出し、時々は誘いにも乗るようになっていく。 しかし、それこそ桂沢の手中であり、…