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17/20(合計:195件)
桜木知沙子 高永ひなこ
むつこ
ひとつ屋根の下モノです。 予備校通いする浪人生ばかりが集まる下宿に住む男たちが、恋して悩んで勉強して。 医大を目指す主人公は、軽そうに見える同じ下宿生のことが気になりはじめる。ちゃらんぽらんに見える彼にはなにやらツラい過去があったようで、その心の傷に触れて癒してあげたいと思うようになるのだ。 その肝心の心の傷、つまりトラウマの内容が、かなり陳腐でした。陳腐というか、偽善的というか…。そのわりに身内…
桜木知沙子 梅沢はな
BLには鈍すぎる登場人物が多すぎてたまにイライラしちゃうんですが、この小説の主役もまさにそんな感じでした。 いろんな可能性を考えてぐるぐる悩むのに、なぜ「彼は俺のことを好きなんじゃないかな?」ということをまったく考えないんだろうなァ。 相手に色々と優しくしてもらってるのに、その可能性のみを考えないのも不自然な気がするんですが…。 という不満があるとはいえ、全体的には面白かったです。 要所要所でキ…
桜木知沙子 岡部広
『ただいま』の続編です。 簡単にいうと、「やろうとしても、誰かに邪魔されてエッチできない」というお話なんですが…まあ、よくあるシチュエーションではあるんですが。 いくらなんでも引っ張りすぎ。 何ヶ月も何ヶ月もなにをしてるんだ。 大人なんだから、ヤりたきゃどうにでもなるだろうと…。 もっとコミカルなら楽しめたかもですが、ただジリジリするだけでした。 でも前作の『ただいま』よりは面白かったです。…
全体的に流れる偽善的なストーリー展開が、妙に寒くてついていけなかったです。 いいお話なんですが、私の苦手なパターンで…。 桜木知沙子さんの作品には、たまにこれがあるんですよね。 まず、1000万を持ち逃げして結婚詐欺まがいのことをした母親は、もっと断罪されるべきです。いい大人なんだから、「寂しかったから」みたいなワケワカラン理由で詐欺まがいなことをされちゃ、迷惑極まりない。また、周りがその理由を…
桜木知沙子 山田ユギ
菊乃
失敗した大学受験の会場で介抱してくれた大学生・伊豆原と 初めて入ったゲイバーで再会した浪人生・透人の ノンケ×ゲイの再会ラブ。 透人は、自分の性癖に罪悪感を覚えている為に 伊豆原への思いを伝えられずにいるだけじゃなく 伊豆原の気持ちも上手く気付けなくてすれ違う。。。 でも、やっと伊豆原の気持ちを受け入れられるようになる事で 自分が抱えていたさまざまな問題も乗り越えられたのかな~。…
桜木知沙子 金ひかる
性格が悪い年下攻めの豹変萌えしました。 性格が悪いとはいってもそこは桜木知沙子さん。木原音瀬さんあたりが書かれるような、どぎつさはありません。 遊び人で、単位のために体を差し出そうかと考えるような軽い男です。 そんな男が、反発していた担当のオニ講師に勉強を教えてもらい、しごかれるうちに、彼のことを好きで好きでたまらなくなってしまうのだ。 全身で「先生だいすき!」を表現しながらぶつかっていく健気で…
桜木知沙子 高野宮子
受けが超ブラコンという設定なんですが、突き抜け足りない感じがしました。 こういう設定は大好きなんですが、ブラコンっぽいエピソードが足りてない感じがするっていうか。 攻めは弟の友人です。 受けのことが大好きなんだけど、いつも弟に阻まれてしまう。 後半で、弟と三角関係にしちゃったのも、ビミョーでした。 「その展開だけはやめてー」と思いながら読んでたもんで、そうなってしまったことにガッカリ。 弟は弟の…
桜木知沙子 高星麻子
senmeg
高星麻子さんのイラストが好きなのと学生寮という表題にそそられて殆どジャケ買いだったのですが… 読み終えた感想は無難…といったところでしょうか。それなりに楽しめたのですが、若干盛り上がりに欠けるというか何となく先が読める感じで私はあまり萌えれませんでした(苦笑 …ゴメンナサイ…>_< 私は受けが可哀想な立場にあればあるほど萌える質なのでキーワードである「怖がり」も、もっと強烈な裏…
久江羽
ネタバレ
桜木さんは作家買いの作者さんです。 中立評価はちょっと厳しいかと思ったのですが、学生もので、わたしの好みからはずれているのがマズかったです。 永実の怖がり設定にもちょっとばかり無理がある感じだったのでね。 また、嵯峨はカッコイイし、永実は可愛いので、そこはまぁいいんですが、お話の世界観とイラストの雰囲気が私の頭の中でどうにも一致しないし・・・絵を隠しながら読むことになっちゃったし。 空手部…
桜木知沙子 穂波ゆきね
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穂波さんの絵柄は「ヤバイ気持ち」でアングルの良さと、線の細さにときめきました。 今回も、体のラインとか可愛すぎない受のさわやかさとか、良い意味で淡泊で良かったです。 お話のメインは従兄弟、大学生同士、年下攻です。 数年ぶりの再会で戸惑う二人は、お互い歩み寄りたいのにうまくいかない。 だけど「星を見るのが好き」という気持ちはお互い昔のままで、ぎこちなくも二人の距離は縮んでいく。 円冶の…