桜木知沙子さんのレビュー一覧

あさがお Morning Glory(1) 小説

桜木知沙子  門地かおり 

桜木知沙子さんに久しぶりにハマった~

最近微妙にアタリというかヒキが悪くて避け気味だった桜木さんの小説なんですが、久しぶりに手に取ったこの本、見事にハマってしまいました。
謎の涙がぽろんぽろん。
桜木知沙子さん、上手い作品は死ぬほど上手いなァ。
こういう桜木知沙子さんに惚れたし、こういう桜木知沙子さんが読みたかったんだー!と、『解放の扉』ではじめて桜木小説に触れたときの喜びを思い出しました。
エロは朝チュン、見事なほどにストーリー勝負…

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てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

じんわり来る話です

従兄弟、大学生同士、年下攻の話です。
よくあるパターンで、小さい頃から一緒で仲が良かったんだんだけど、あること(本当に些細なことです)をきっかけに、受が攻を避けるようになって、そのまま大学生まで来てしまった。
攻は、背が高くて、頭が良くて、誰もが認める男前。
受は、顔が可愛いだけの普通の男の子(ちょっと僻みっぽい)。

出てくる人がみんなイイ人で、ほのぼのしていて良かったです。 …

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あさがお Morning Glory(1) 小説

桜木知沙子  門地かおり 

14才のまだ恋じゃない話+元同級生の愛人契約。

門地絵見たさに手に取った、初桜木小説です。
内容はシリアスめ、文章はストレートで明るく、丁度良い感じです。

【十四歳は忙しい】
再婚した母と義父と暮らす中学生の「朝来(あさき)」は、学校や家庭で感じる孤独感を募らせていた。
そんな朝来に、母の再婚で兄となった「聡見(さとみ)」は、厳しく優しく付き合ってくれるが。
誰からも好かれるようにと心と違う事をしてきた自分なのに、誰も彼も自分より…

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東京の休日 2(文庫) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

休日シリーズ完結

帯『どんな喧嘩をしたって、嫌いにならない』

やっぱ元祖ケンカップルの元祖がちょっと引っかかるんだよなあとか思いつつ2巻へ。
今回は友人の医師松宮、花折を交えいつもの4人メンバーで函館に観光旅行に行ってるとこから始まります。
機内でうしろのカップルの話声が五月蠅いとイラついてる北条なんですがその後、席へとやってきた真史と話せばまた口喧嘩…いや、君達も十分五月蠅いんちゃうんかいー。
しかし…

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東京の休日 1(文庫) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

ケンカップル

帯『始まりは最低、なのに唯一無二の恋。』

「札幌の休日」で脇だった真史のスピンオフシリーズ全2巻。
自分はやっぱこっちのカップルの方が好きですよー。
でも北条はちょっとイメージ違いました……札幌の休日の番外編で出て来た感じではもっと大人っぽい人かと思ってたら意外に子供っぽい、というか大人気無いです。

ノンケな弱い北条[攻]が酔っぱらって男である真史[受]と寝てしまいその事に北条はシ…

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札幌の休日4(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

やっぱ期待し過ぎてました

帯『芦谷と生きていく、ずっとこれからも-。』

中立寄りの萌か、萌寄りの中立。
あのですね、何だかんだ言いつつ読み続けてたのは最終巻に期待してた訳ですよ。
名作と言われるからには読み終えた後に何かこうぐっと来るものがあるだろうとですね、思ってた訳ですよ。

結論「普通でした、名作と期待しないで読めばまあまあ」

皇の性格にイラッとしながらも最後まで読んだのは作品の魅力というより、期…

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札幌の休日3(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

中立寄りの萌

帯『生まれてきてよかった、芦谷と出会えたから-。』

2巻の段階で既に皇にイラッと来てたんですが、今回は冒頭からイラッと通り越して、うわーーこいつの背中にキックかましてやりてええぇ~!!ってッ気持ちになってきます。
この作品やっぱ皇の性格がネックだなあ。
傷付ける為だけなら最初から女の子と付き合ったりするんじゃないでしょ!しかも何故こいつがやたら女性からモテるのか、顔か、顔が良いからか、そ…

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札幌の休日2(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

書き下ろしでぎりぎり萌評価

帯『恋も友情も、すべて芦屋が教えてくれたー。』

本編だけなら中立です。
ただ真史主役番外編の書き下ろし「恋の輝く夜に」が結構好みだったのでぎりぎり萌評価になった次第。

なんかですね、皇に段々イラッとしてきたんですが!!
片想いの切なさっていうのとは違う方向に行ってて読んでてイライラするったらない。
ぐるぐる受は好きな方なんですが、皇の場合、自意識過剰っていうか必要以上に自分で悲劇…

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札幌の休日 1(文庫版) 小説

桜木知沙子  北沢きょう 

期待し過ぎてたかな?

帯『最初にして最後、そして最上の恋。』

このシリーズ、タイトルだけは知っていたんですが未読だったんですよね。
なのでこの新装版は実に嬉しい!待ってましたーってばかりに読んでみました。

うん、ちょっと期待し過ぎてたのかもー。
普通には面白いけど、もっそい名作!!!っていう感じは正直しません。
ただ続きを読みたいと思わせるものはあったのでつかみはとりあえずOKなんじゃなかろうか。

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ただいま(2) ハレルヤ 小説

桜木知沙子  岡部広 

五ヶ月後

「ただいま」の続編で彼等が一緒に暮らしだしてから五ヶ月たってます。
瑛が恋人島津の元へ行き、これから駿と寿人のラブラブモードか?と思いきや母親の連れてきた下宿人が。
どうでもいいですがこの母親は地味に邪魔してきますな。まあ意地悪って程じゃないけど。
下宿人の潮は寿人とは違うタイプの体力バカ系好青年なので可愛いっちゃ可愛いです。
駿と離れた事もあって今回、瑛は前巻よりさらに立ち位置が傍観側に…

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