桜井りょうさんのレビュー一覧

劣情の棘 コミック

桜井りょう 

表紙に一目惚れ

表紙の美しくもあり暗い群青を背景と、二人のどこか張り詰めた雰囲気とタイトルの置き方に思わず手に取りました。よく見ると攻めは、黒い手袋をしていて、いびつさ、というか暗さが増して見えます。

お話は、痴漢に間違われた主人公(受け)が攻めに助けて貰うところから始まるのですが、痴漢にあっていたのは主人公でした・・・(笑)
お礼も兼ねて食事をするのですが、合わせてその時の証拠写真を消して貰おうと思った…

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長男溺愛シンドローム 小説

藍生有  桜井りょう 

色んな意味で「折角の」ガチ兄弟3Pモノなのに

私にとっての初・藍生さん作品にして、初・ガチ兄弟、初・3Pモノ。
初めて尽くしのこちらを意気揚々として読み出した私が居ます。が。

……おぉ……こんなにもご都合過ぎる風に感じてしまうとは……。

長男の紀一は弟達の面倒を見るのが日課の男子校教師。
次男の二葉は明るくムードメーカーで人懐っこい男子校教育実習生の大学生。
三男の三希は真面目な美男子の男子校生徒会長。
両親の海外赴任をキ…

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長男溺愛シンドローム 小説

藍生有  桜井りょう 

気持ちが分かりにくかったです

タイトル通りのガチ兄弟の3Pモノでした。

他の方も書いておられますが、きっかけが少し分かりにくい気がしました。長男の紀一を好きだと言った、二男の二葉と三男の三希。この弟二人がどうしてここまでの感情を兄に対して持ったのか?という理由がイマイチ分からなかったです。
三希の方は三希視点の短編である程度分かるのですが・・・二葉の方は何でだったのでしょう?
三希はブラコンと憧れから~みたいな感じ…

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劣情の棘 コミック

桜井りょう 

一途とストーカーの境目について。

意地悪なキャラというか…なにかしら、ひとクセあるキャラを描くのがとても上手な作家さんで、個人的に結構長い間お慕いしている作家さん。

厚めの唇とやや太めの輪郭が特徴のイラストで、ちょっと好みがわかれるかもしれませんが、ストーリーはなかなかです!
今回も期待を裏切らないクセのあるキャラが活躍しており、とても楽しませていただきました!!

二組のカップルからなる短篇集。
どちらのカップルに…

3

長男溺愛シンドローム 小説

藍生有  桜井りょう 

いつもの藍生さん

※評価の割に文章が厳しめかもしれません。

ガチ兄弟3P物です。
いつもの藍生さんって感じである意味安心して読めます。

しかし疑問点や不満点も沢山あります。
・二年前までは両親(現在海外赴任中)も自宅にいて普通に仲の良い家族なのにどうして弟二人は兄だけに拘るのか?
紀一兄さんは普通に良い兄で弟達が「兄として大好き」なのは納得出来るのですが、他の兄弟物のように苦労して弟を面倒見ていた…

2

長男溺愛シンドローム 小説

藍生有  桜井りょう 

さんざん出尽くした兄弟3Pの焼き直し

すみませんー自分がここまでけちょんけちょんするのは大変に珍しいデス。
そうなる予感があったはずなので、なら買うなよ、読むなよ!ですね(涙)
兄弟3Pが初体験だわ♪
な、乙女な読者にはきっと「お兄ちゃんかわいそう、でもちょっと背徳的でいいかも」な具合でしょうが
多分、そこそこ兄弟3pモノを読まれた方には「あ、そうですか、はいはい」なレベルです。
よほど作者さんの熱狂的ファンでない限り、いい…

4

長男溺愛シンドローム 小説

藍生有  桜井りょう 

弟たちに愛される兄の苦悩

ガチの兄弟禁忌もので、長男に欲情こみの思いを抱いている次男と三男。
両親が海外赴任で不在の家で、兄は5歳と9歳違いの弟の面倒を見る真面目さん。
内容的にはありきたりな兄弟もの3Pで、特別これと言った何かがある作品では
無かったように感じます、まぁ、禁忌王道兄弟ものの定番作品だと思います。
ただ、三男の長男への執着度合いが強い思いは理解出来るけれど、やんちゃで
社交的な次男の気持ちがエロだ…

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エゴイストも恋は買えない 小説

藍生有  桜井りょう 

SとMと年齢

好きです!このお話。
私の中で、藍生さんの作品で、1位くらいかもしれないです。

望は、バーで知り合った男に強引に体を奪われ、
そのペースに巻き込まれていってしまいます。

面白いのは、
その男、喬士はSなんだろうという感じで、
強引に主導権をもって、望を手に入れるのですが、
実は、めっちゃ年下。

SMぽいお話だと、
やはり年上がSだったり(強引だったり)する設定の方が

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パパはつらいよ コミック

桜井りょう 

大人の恋愛は色々難しい。

『パパはつらいよ』
娘か、彼氏か?
そりゃ娘でしょ!!!

タイトル通り、パパ(受)は恋人と愛娘の板挟みになってしんどい目にあうストーリーです。
自分の膝を巡って大人と子供が喧嘩してみたり、子供が寝たからと攻がベッドインを迫って来たり。
娘との約束を優先すれば、攻と喧嘩になったり。
攻と喧嘩したこと知った娘に、なんで喧嘩したの!と怒られたり。
彼氏の気持ちを推し量れずにすれ違い、娘…

1

いつでも君の傍にいる 小説

安曇ひかる  桜井りょう 

作者さんで掘り起こしましたが・・・

安曇さんの本が面白かったので、他の本はどうかな?
と思いつつ、手にとったんですが、面白かった!
Charade新人小説賞期待賞をとってらっしゃったんですね。
そりゃ面白いわ!!

医者ものです。
私は医者ものはあまり読まないようにしているのですが、
結構スムーズに入り込むことができました。

小児科医の望月は、年の離れた医者西倉と愛人関係を続けていました。
そこに現れたのは、救…

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