崎谷はるひさんのレビュー一覧

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1/21の青い輝き、「クラッシュド・ブルー」by 一穂ミチ

ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、
この一冊の一言は「宝物」。
その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。

               :

サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。
なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、
庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…

3

静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

攻めが男らしい

なんか、いつもと雰囲気が違うなー、と思ったら攻め視点でした。他にもきっと攻め視点の作品はあるのでしょうが私が今まで読んだ崎谷作品は多分全て受け視点だったので、なんだか新鮮でした。
攻めも男気のある方で良かった(^^)恋愛がうまく進まなくてぐるぐるしている様子がなんだか可愛らしかったです(笑)受けの過去が露わになったくらいから、ガッツリ男らしさ全開だったのもステキでした。こう、と決めたら潔かったで…

3

心臓がふかく爆ぜている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

結局、雨降って地固まる…?

なんか最近、ブサメンまたはジミメン受けの作品ばかり読んでいることに気づきました…無意識にマイブーム?
まぁ、それはさておき(^_^;)
崎谷先生お得意のネガティブ受け×イケメン攻めのお話でした。あんまり萌えたとこは無かったんですけど、5段階評価で言ったら4くらいだったので萌え×2にしました。
攻め君はイケメンだけどなかなか人間味のある、というかちょっとかっこいいけど中身フツーの男子、でした。…

3

甘い融点 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

エロ度80%‼ でもエロだけじゃありません!

崎谷先生の作品の中でもエロ度はかなり高い作品だと思われます。
でも、他の設定やストーリーもしっかりしているので、読み応え充分。やはり崎谷先生の作品はエロだけじゃない、リアルな部分まで表現されている所が魅力だと改めて感じた作品でした。
あと、志水先生のイラストもいいんです。攻の恭司が男前で萌でした。

お話は風俗チェーンの社長•橋爪恭司×無知でおばかな•遠矢陸の年の差ものです。

内容は…

4

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

シリーズを読んでなくてもOK!

過去作品にちなんだ話はほぼ出てこないので、
志水先生のイラストで思わず買ってしまっても大丈夫です。
といっても、シリーズ物と知ってしまうと気になってしまうものですけど。

私は崎谷先生の作品のシリーズ化されるものって好きなんで
楽しく読ませていただきました。
しかも、今回は攻めが前回ライカに対して過保護にしてきた義兄の健児ですよ!
前回おいしいとこ持って行った感のある健児がどんな相手…

3

エブリデイ・マジック -あまいみず- 小説

崎谷はるひ  鰍ヨウ 

分厚いですが

なんとか読みきった読後感は良かったです。挫折しそうになりながらも少しずつ読み進めていく方法で読みきった感じです。でもその分、二人が結ばれたときは達成感がありましたし、読んできて良かったと思えるものでした。たまにはこういう焦れじれしたのもいいかもしれません。上狛のS具合が垣間見える最後のほうのシーンも良かったし、三矢くんが拒否した行為?とかもいずれさせてもらえたらいいね、上狛。と思いました。
その…

2

ナゲキのカナリヤ-ウタエ- 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

そしてお姫様は幸せになりました

今回は、『リナリア~』の攻め様佐光のお兄さん、清也のお話。
ネトゲで女性キャラ「サヤ」としてプレイし、日常のストレスを発散させていた清也。
密に想いを寄せていた「ダリ」に告白され、悩んだ末に会う事になります。
振られて怒られる覚悟で、本当は自分は男であることを告白しますが、
利憲はあくまで優しく、友達としての付き合いが始まります。

前作で家庭内での行違いは解決し、弟正廣とも和解してま…

2

リナリアのナミダ―マワレ― 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

蝶と可憐な花

佐光は専門学校に通いながら美大を目指す仮面浪人。
本当は実力はあるのに、たび重なる不運で三度受験に失敗しています。
ついに親に美大受験を反対され、兄との不和も根深く、
専門学校のレベルの低さに焦燥を感じて、どんどん荒んで堕ちていく佐光。
そんな佐光が、ゆきなにハメられあわや薬漬に・・・という寸前で助けたのが、
以前から時々声を掛けてきていた売店店員の高間だったのです。

高間を介して…

3

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「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

4

あの日のきみを抱きしめたなら 2 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

幸せより切ない

やっと健吾が腹をくくり踏み出しました
今まで何してたんだよと、
思ってしまいましたが、
それ位の時間が必要だったのかもしれないですね

健吾が好きでたまらないのに
受け止めてはもらえない、寂しさと辛さから違う人を求めてしまう

暴力は絶対よくないですが
金沢さんの気持ちもわからなくはなかったという印象にかわりました

秀利の長年の辛さを考えると単純に良かった幸せにねとは
言…

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