崎谷はるひさんのレビュー一覧

耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

これは苦手。

『ブルーサウンド』シリーズ3作目になります。

シリーズでいちばん苦手、と言いますか個人的にはシリーズで唯一これはもうダメだと思う作品です。シリーズでこれだけは再読したくない(本編です)。
相変わらず、他のみなさまと好み(のツボ)がズレてます。

とにかく、キャラクターも設定も好みの要素がひとつもないんですよ。すべてにおいて無理でした。

年下攻がもう苦手だし、何より笙惟(受)…

3

蜜は夜よりかぎりなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

なんとも・・・

白鷺シリーズ番外編短編集ですね。

私はこの白鷺シリーズ(本編)が崎谷さんでいちばん好きなんです。

ただ、あくまでも本編・志澤×藍に限っての話で、スピンオフ・弥刀×朋樹編(『平行線上のモラトリアム』『垂直線上のストイシズム』)はかなり苦手ですし、親世代(というのか)・福田×衛はどうでもいいというよりもう脳が思考を拒否するレベルです。

こちらは、3CPそれぞれをメインに据えた短…

2

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

う~ん・・・なんでダメなんだろう。

設定は好みのハズなのに、と不思議に思うくらいつまんなかったです。

『年の差(年上攻)』『先生×高校生』というのは、私のいちばん好きなシチュエーションなんです。それなのに、自分でもなんでと思うくらい入り込めませんでした。←こちらに限らず、崎谷さんの『先生×生徒』はどれも好みに合いません。

とにかく、(私の思う)『年の差(年上攻)』で『先生×高校生』という組み合わせのよさが何もありませ…

4

せつなの夜に触れる花 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

なかなか強烈な・・・

『ブルーサウンド』シリーズ8作目(本編6作目)になります。

年の差(年上攻)・再会ものですね。

キャラクターはもともとの好みとはちょっと違うんですが、作品としては結構好きなんです。

なんというか、京(受)があまり見ない新鮮なタイプだと感じました。良くも悪くも。

健気なんだけどストーカーと紙一重の執着で、ある意味スゴイ前向きなキャラクター。しかも自分からどんどん行動す…

2

波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

詰め合わせ。

『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その2)です。『ただ青くひかる音』と同時発売ですが、向こうを先に読んだ方がいいと思います。


『Involtini インヴォルティーニ』はケネス×薙です。

このCPの本編『しじまの夜に浮かぶ月』は、ちょっといろいろ極端というか行き過ぎと感じる部分があって、面白いのは確かだけど好みではシリーズ中でもそれほど・・・と思ってたんですが、番外編になると…

3

ただ青くひかる音 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

う~ん、まあ・・・

『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その1)です。

もう1冊の番外編集『波光よりはるか』と同時発売ですが、こちらが先になっているようです(文庫の通し番号が)。

元が同人誌やサイト・小冊子掲載作なので、必然的にHが多くて濃いです。申し訳ありませがこんなにはいらなかったです。途中で飽きてしまいました。

このシリーズ、作品としてはともかくキャラクターが好みじゃないCPが多いので、番…

0

しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

いろいろ複雑・・・だけど面白い。

『ブルーサウンド』シリーズ第5作目。

正直なところすごく好きかと訊かれたら困るんです。だからと言って、決してキライじゃないんです。好きなんですよ。
ただ・・・う~ん、なんと言っていいのか複雑なんです。

薙(受)のキャラクターがあまり好みじゃないんですよね~。

私はもともと『ネガティブ・卑屈・自虐受』は苦手ですらない、むしろ好き要素(にもなり得る)なくらいなんですが、この…

3

振り返ればかなたの海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

キャラクターはともかく作品としては好き。

『ブルーサウンド』シリーズ第4作目。
シリーズ中でも結構好きなんです。

メインキャラクターがわりと意外な組み合わせでしたね。というか崎谷さん作品にはちょっといないようなタイプ?

正直、初読みのときは『・・・なんで山下?』と失礼なことを感じてしまった。山下ってこれまでのシリーズ中でほとんど存在感なかったよね?←失礼の上塗り。

メインの2人はどちらも好みのタイプとは言えませ…

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手を伸ばせばはるかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

キャラクターがすごく好き。

『ブルーサウンド』シリーズ第2作目。私はシリーズ中でこれがいちばん好きです。

1作目(嘉悦×藤木)は正直今ひとつ乗れなかったんですが、こちらの大智×瀬里がすごく好きなんです。

細かく言えば大智の風来坊的なところだけはダメです。ホントにそこはどうしても無理。
でも、そこを除けばキャラクターのタイプとしてはおおむね好みなんですね。

そして、おそらく好みが分かれるだろう瀬里は…

3

目を閉じればいつかの海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

『ブルーサウンド』シリーズ第1作目。

崎谷さんのシリーズものの中ではとてもわかりやすく読みやすい王道シリーズだと思います。

他の濃過ぎるシリーズと違って読むのに疲れるということがないんですが、あっさり読める分思い入れも薄めかな(私の)。

悪くはない、どちらかというなら間違いなく好きなシリーズではあるんですが・・・(シリーズ中には堪らなく好き!な作品もあるし)

こちらは、そのシリーズ中でもあまり好みじゃないです。…

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