崎谷はるひさんのレビュー一覧

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

Hで隠れそうだけどいろいろ詰まってます。

『年の差(年上攻)』『高校生受』は個人的にいちばん好みなんじゃないかというくらいなので、それだけでもよかったんです。

正直言って、未直(受)のぐるぐるはあまりにも卑屈でしつこ過ぎてちょっと鬱陶しかったんですけどね。でも私は未直のキャラクターは結構好きなんです。

明義(攻)はすごくいいキャラクターでした。

オヤジで俺様で、そういう属性としては私の苦手なタイプとも言えるんですが…

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恋花は微熱に濡れる 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

中途半端だなあ・・・

幼馴染みものは(例外はありますが)結構好きですし、キャラクターも別に悪くないんです。

ただ、礼人(受)のキャラクター自体は別に苦手というわけじゃないんですが、モノローグがしつこくて鬱陶しかったんですよね。いかにも自分に酔っちゃってるような感じがしてしまって。

それにしても、これは所謂『学園もの』になるんでしょうか?

読んでてなぜか違和感がすごかったんですが、たぶん『王道学園…

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大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

ちょっと中途半端

『絵になる〜』よりこっちの方が好きです。お話の構成が、現在〜過去〜現在って流れで、ドラマっぽかったです。私、付き合って終わりって展開より、その後があった方が好きなんでこのお話は好みでした。まぁ、その後が10年後っていう、ちょっと他ではないくらいその後なんですけど(笑)

宮本の人間不信だか恋愛不信は、ちょっと大げさな気がしましたが一度も挫折したことが無かったエリートが挫折しちゃうとああなっちゃ…

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ロマンスをください グッズ

崎谷さんの3作品の合同小冊子。

ルビー文庫の2005年3ヶ月連続刊行(『ハチミツ浸透圧』『耳をすませばかすかな海』『キスは大事にさりげなく』)記念の小冊子です。

番外編小冊子発行自体は崎谷さんには別に珍しくもないんですが、こちらは単に『商業誌の番外編』というだけではなく、3作品のキャラクターのコラボレーションなんですね。


1編目『融解キャンディ』~『ハチミツ浸透圧』番外編。矢野×宇佐美をメインに『耳をすませばかす…

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耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

これは苦手。

『ブルーサウンド』シリーズ3作目になります。

シリーズでいちばん苦手、と言いますか個人的にはシリーズで唯一これはもうダメだと思う作品です。シリーズでこれだけは再読したくない(本編です)。
相変わらず、他のみなさまと好み(のツボ)がズレてます。

とにかく、キャラクターも設定も好みの要素がひとつもないんですよ。すべてにおいて無理でした。

年下攻がもう苦手だし、何より笙惟(受)…

3

蜜は夜よりかぎりなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

なんとも・・・

白鷺シリーズ番外編短編集ですね。

私はこの白鷺シリーズ(本編)が崎谷さんでいちばん好きなんです。

ただ、あくまでも本編・志澤×藍に限っての話で、スピンオフ・弥刀×朋樹編(『平行線上のモラトリアム』『垂直線上のストイシズム』)はかなり苦手ですし、親世代(というのか)・福田×衛はどうでもいいというよりもう脳が思考を拒否するレベルです。

こちらは、3CPそれぞれをメインに据えた短…

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あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

う~ん・・・なんでダメなんだろう。

設定は好みのハズなのに、と不思議に思うくらいつまんなかったです。

『年の差(年上攻)』『先生×高校生』というのは、私のいちばん好きなシチュエーションなんです。それなのに、自分でもなんでと思うくらい入り込めませんでした。←こちらに限らず、崎谷さんの『先生×生徒』はどれも好みに合いません。

とにかく、(私の思う)『年の差(年上攻)』で『先生×高校生』という組み合わせのよさが何もありませ…

4

せつなの夜に触れる花 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

なかなか強烈な・・・

『ブルーサウンド』シリーズ8作目(本編6作目)になります。

年の差(年上攻)・再会ものですね。

キャラクターはもともとの好みとはちょっと違うんですが、作品としては結構好きなんです。

なんというか、京(受)があまり見ない新鮮なタイプだと感じました。良くも悪くも。

健気なんだけどストーカーと紙一重の執着で、ある意味スゴイ前向きなキャラクター。しかも自分からどんどん行動す…

2

波光より、はるか 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

詰め合わせ。

『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その2)です。『ただ青くひかる音』と同時発売ですが、向こうを先に読んだ方がいいと思います。


『Involtini インヴォルティーニ』はケネス×薙です。

このCPの本編『しじまの夜に浮かぶ月』は、ちょっといろいろ極端というか行き過ぎと感じる部分があって、面白いのは確かだけど好みではシリーズ中でもそれほど・・・と思ってたんですが、番外編になると…

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ただ青くひかる音 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

う~ん、まあ・・・

『ブルーサウンド』シリーズ番外編集(その1)です。

もう1冊の番外編集『波光よりはるか』と同時発売ですが、こちらが先になっているようです(文庫の通し番号が)。

元が同人誌やサイト・小冊子掲載作なので、必然的にHが多くて濃いです。申し訳ありませがこんなにはいらなかったです。途中で飽きてしまいました。

このシリーズ、作品としてはともかくキャラクターが好みじゃないCPが多いので、番…

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