崎谷はるひさんのレビュー一覧

あざやかな恋情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

本来無一物

昇進試験に無事合格し、現在長野県の山間の小さな町の駐在所勤務をしている臣。
慈英はというと、臣の転勤数か月前には現地入りし、
臣の赴任するころにはすっかり町に馴染むという用意周到ぶり(笑)
若い人間の少ない町では、同世代の二人が親しくしても不思議な顔はされません。
『東京から来た絵描きのセンセイ』と、
『市内から来たきれいな駐在さん』として、町民に慕われます。

そんなのどかな田舎町…

3

不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

不埒シリーズ4作目

全て一冊まるごとひとつのストーリーでした。

今回は、前作の真幸くんが頼り切ってる友人・・・というか
兄貴的存在とでもいいますか、その日比谷さんがメイン。

日比谷さんを思うのが和典なのですが、
この和典くん、すんごい芯が強い!

この不埒シリーズ4作までの受け様っていうのは
いわゆる「かわいい系」で、一途で、
一途がために幸せに怯えている、みんなそんな感じなのですが
この和…

0

耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

シリーズで一番好きなカップル

もお、受けが綺麗カッコよすぎます!
年上大人ビッチ系受けなんですが、本気になるとクールを装ったり、大人ビッチを装って煙に巻こうとするんですけど…
気持ちが通じあってからは逆にウブな反応がポロポロでます。
やばいです!萌えます!
大人ビッチって新しい分野な気さえします。
受けは猫オンリーの綺麗系お兄さんなんですけど、この人は攻めにしても良いくらいの人ですね。
ビッチっぽいですが、格好いい…

3

花がふってくる 小説

崎谷はるひ  今市子 

切なさがふってくる

従兄弟同士のラブストーリー。
30手前の男女の痛いくらいにリアルなセリフの数々を、しっとりした世界観で包み込んでる作品です。ずっとシリアス。
なんか妙にゲイに理解があるファンタジー的社会設定ではないです。
文章はもちろんお上手で、安心して物語に漂っていられます。

攻めの涼嗣は田舎の旧家の次男。IQが高く、なんでもそつなくこなす分、恵まれてるがゆえに執着心が薄く、すこし傲慢。
涼嗣には…

4

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

崎谷流ロマンス小説

私はすごく好きなお話でした。

すごく内容があるとか後々まで記憶に残るだろうとかではないんですが、読んでる間はひきこまれたし(つっこみどころも多かったですが)、攻めの情熱的なイタリア貴族ぶりも含めて萌えたし、ちょっぴり切なくて満足です。
作者がロマンス小説にはまってらっしゃるそうで、それで生まれたのが今作とのこと。
ロマンス小説に適量崎谷節を入れました、って印象です。

エロは他の崎谷…

7

恋は乱反射する。 0or0<恋がはじまる> コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

3冊全部読むと全体像が掴めるんだろうな…

このシリーズの作品を読むのはこの漫画が初めてです。一応、シリーズ中では発行月日が一番古いのでこの作品から読んだのですが、崎谷さんも冒頭で他の作品と同時系列で書かれたと仰ってますが、確かに3冊読まないと全体像がつかめない感じです。
小説の方も読む予定ですが、それを読んでからだと忘れちゃいそうなので、まだ小説未読の状態でこのレビューを書いてます。
冒頭から人物の関係図がよく分からないやり取りのシー…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

微妙…

このシリーズ大好きなんですけど…今回の作品は駄目でした。
ストーリーはしっかりしてて読みごたえもあるんですけどね。
私の好みに合わなかったとしか言いようがないです。
もともと主人公に強く感情移入するたちなので、気に入った主人公がいると近すぎる人物のスピンオフは読みたくなくなるんです。
それで、今回の作中では2巻で悪役だった三島救済と三島の恋愛が主役達のストーリーの事件部分で語られる二重…

1

不埒なインセンティブ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

シリーズで一番好き!

オネエで引いてる方、騙されたと思って読んでみて下さい。中身は崎谷はるひ作品の中でも上位確実な男攻めです。普段→オネエ、素→男言葉 ベッド→男言葉&ドエスです。
なよっとした感じはまったくありません。
是非ひかずに読んで下さい!

1

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

長すぎる片思い

春から体調不良とのことでシリーズものもしばらくは読めないと思っていましたが、
過去にサイトでアップされていたものが1冊の作品として出てくると嬉しさも一入。
描き下ろしも加わっての作品なのでとても嬉しいですね。

サイトにアップされていた短編2作と描き下ろし1作の薄めの作品ではありますが
そんなことは微塵も感じさせない恋のお話。
11年押し殺して来た恋がクリスマスの日に突然諦めていた相手…

5

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

不埒シリーズ2作目

丸ごと一冊ひとつのストーリーでした。

一作目で主人公だった未直のお兄様、直隆さんが主人公。

お相手の真幸さんが、最初に出てきた時と
どんどんどんどん印象が変わってまいりますw
いるいる!粋がってるけど、
慣れたり、好きな人相手だったりすると、
ゴロンと性格が変わっちゃう人!と思いながら読みました。

そして直隆さんが、意外にもエロおやぢっぷりも発揮。
あっさりしているタイ…

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