崎谷はるひさんのレビュー一覧

不埒なパラダイムシフト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

甘くて面白い。

『不埒な~』シリーズ3作目で『不埒なスペクトル』CPの続編です(『不埒なモンタージュ』CPの短編も入ってます)。

うん、やっぱりキャラクターが好きだなあ。

直隆(攻)は安定の天然っぷりで面白いし、好みが分かれそうな気がする真幸(受)も別に大丈夫。
この上なくネガティブで後ろ向きな部分も、可愛くて健気だと思える範囲です。もともと『ネガティブ受』苦手でさえないし。

とにかく甘くてH…

3

不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ベタ甘シリーズ完結編。

いやあ、やっぱりこのシリーズ好きだわ~。

崎谷さんにはちょっと珍しいんじゃないかと思うくらいに『ひたすらベタ甘』を追求したかのようなシリーズの完結編です。

もうここまで来ると、メインCPは根本的には揺らがないんですよね。結局はゲロ甘バカップルです。

ただ、そうなるとストーリーを動かすためにか、前作『不条理で甘い囁き』でも無駄に存在感のあったストーカーお嬢さまの再登場です。
し…

2

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

やっぱり甘い~。

『不機嫌で甘い爪痕』の続編になります。シリーズ3部作の2作目ですね。

これは『お仕事もの』になるのかな?
かなり専門的な描写も多かったんですが、本来『お仕事もの』がすごく苦手な私もまるで気にせず読めました。それどころか(仕事関係のアレコレも)面白かったですよ。

個人的に『仕事ばっかり』が大ッキライなんですが、こちらは(というより崎谷さんは)『仕事だけ』じゃないのでもういいんです。仕…

2

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

こういう甘さは大好き。

私は所謂『お仕事もの』がかなり苦手なんですが、こちらは(というより崎谷さん作品は)これでもか!というくらいお仕事しててその描写がうるさくても、決して『仕事だけ』じゃないのでたいして気になりません。

『仕事がイヤ』というよりも(いや、まあ別に読みたくもないのは確かなんですが、それよりも)『ラブがないがしろになるのがイヤ』なんでしょうね。
その点、仕事関係の描写はこの上なく多くても、ラブもき…

3

甘い融点 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

厚いけど

分厚いです。
そしてかなりえっちシーン多め。
ただわたし自身の好きなえっちじゃなかったです、残念。

攻めの恭司は風俗産業の社長。
ワイルドな大人のイイオトコ。
風俗業界の人なのに妙に一本気です。

受けの陸は同棲中の彼氏にウリを強要される、いわゆる頭の弱い感じの子。

恭司の経営するラブホで、陸がウリをしようとしてトラブルにあったのがふたりの出会い。
あまりにウリ業界(?)…

1

恋は乱反射する。 1st Love<初恋> 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

攻め様が想像以上にクセモノでした

この作品は攻め様も受け様も設定が究極だなと思いました。
主人公2人のうち、まだ分かりやすい方の受け様なんですが、高校三年生という年齢ですが、幼い頃からの虚弱体質で、喘息の発作、ひきつけ等の症状が精神的にストレスを受けることで未だに発症してしまいます。
赤ん坊のころから両親が育児放棄という状況で、遠縁の攻め様に強引に引き取られました。幼い頃から攻め様が大好きです。

問題は攻め様なんですが、…

2

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

ハッピーエンド

まずこの表紙が絶品だと思います。中の挿絵もどれもきれいでお話と挿絵の相性がいい一冊だと思います。
不埒シリーズの2作目となりますがこちらからいきなり読んでもかまわないと思われます。
前作のドラマcdでの声優さんのこぼした一言から生まれたこの作品、その後こちらももれなくcd化され、それはまだ聴いてないのですがこの本の面白さからぜひ手に入れたいと思います。
エロスな部分はもちろんしっかりありまし…

1

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

あっさり軽~い。

作家さんのサイトに掲載されていた(2年前くらい?)短編とその続編のおまけ的SSを加筆修正の上、書き下ろしの中編を加えて文庫化されたものです。

表題作は50ページ程度と短いので、恋愛の過程はあっさり流されてます。いきなり想いが通じるところから始まる感じ。

う~ん、正直まったく好みじゃないですね。

もともと『リーマン(お仕事)もの』がものすごく苦手なんですが(これは『お仕事もの』では…

6

インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

博多弁が可愛くて

私の、崎谷はるひ先生の作品で一番好きな『慈英×臣』シリーズのスピンオフ。
しかも、本編中でも凄く気になってた、慈英の従兄弟の照映が攻め様!
お相手は、博多弁がキュートな大学生、未紘です。

毎日のラッシュ電車で痴漢に耐えていた未紘。
とうとう我慢も限界でキレた未紘は、痴漢と思い込んだ照映をを捕まえますが・・・
右手に怪我をさせてしまった上に、間違いであった事実が発覚します。
責任を感…

1

大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

う~ん・・・

『その指さえも』『絵になる大人になれなくても』のスピンオフ。『大人』(あるいは『韋駄天』)シリーズですね。

私は『オヤジ』がかなり苦手なので(まあ、それでも受よりは攻の方がまだしもマシだ)、攻キャラクターが『オヤジ』ってだけでもう読む気にもならないんですが、それ以上に(たとえ『オヤジ』じゃなくてもって意味)この宮本(攻)のキャラクターがものすごく!ダメでした。

若くても無理だった…

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