崎谷はるひさんのレビュー一覧

INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

シリーズもの

芸能界もの・バンド物のお話を読んでみたくて、崎谷先生の初期作品ということで興味がわき、読みました。
300ページほどもあり、結構な長さなのでもうちょっとコンパクトにまとまっているとうれしいのですが、長編も苦にならない方にはおすすめかと思います。
あと2冊続きがあるので、この巻は序章というかんじです。
エロスも軽めだと思います。90年代のバンドがたくさんブレイクしていたころのような雰囲気のお話…

0

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

不幸受け

私的に凄い好きな設定でした(*´∀`*)当たり本!

不幸受けで自分が美人だとか鼻にかけてないし
一生懸命な庶民派な受け様

セレブで仕事もできて受け様を溺愛の攻め様

美味しい・・・美味しすぎる・・・と我ながら当たり本にワクワクしながら読みました


自由人の兄(故人)に間違われて不幸にも殴られた拍子に
道路へ出てしまい事故に遭って手を骨折とかわいそうな感じの受け様
目が…

3

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

攻めの性格がツボでした。

この作品は人を選ぶと思いますが私は大好きです。
攻めの風見が本当に強引で俺様。はっきりいって受けの城山にやってることは犯罪w
典型的な自己中なアーティストタイプです。
でも悪気が無いから私は許せちゃう。
私は言葉で好きとは言わないけど、相手を思っているというキャラクターが大好きで、まさに風見がこれでした。
風見は嫉妬はするし束縛もするんだけど城山をまったく大切にしません。
こういうキャ…

4

吐息はやさしく支配する 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

健児堪能本

前作で非常においしい役回り&かっこよかった健児きました♪
さらに健児のかっこいいところを崩さない上に健児視点。健児堪能本でした。

和以の過去やトラウマ、ストーカー事件などもでてきますが、そんなに重くはならずさらっとしています。

特筆すべきは、同時収録の「笹塚健児に関する報告書」。ほんの短いおまけのようなものなんですが、あっま!ベタ甘です。激甘の崎谷エッセンスが凝縮されていて、これだけ…

5

ひとひらの祈り 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

甘目増し

「 鈍色の空、ひかりさす青」の番外編の短編集です。

「鈍色のー」が基の絶望からそこからの救いを中心に描いた分、エロ要素がちょっと少なくなってしまっていたのですが、それを本書で補っていたのでとても満足のいくものになりました。

そもそも那智さんの刺青はそこまで健康被害を助長するものなのか…?(いや、刺青が体に良いか悪いかと聞かれたら確実に悪いとは思うのですが)と疑問を持ちつつも、それがなく…

1

SUGGESTION 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

いつでも二人の世界w

見ず知らず→強姦→セフレ???→恋人と書いてみると不思議な昇格をした二人のその後のお話です。
相変わらずエロエロなので、エロ補給にはもってこいかと思われます。あまりの多さに、私は途中で賢者タイムに突入してしまいました。

前作では無事に恋人になるまでのなんだかんだがメインだったので、こちらでは存分にいちゃこらしています。真芝は、ひどい男から一転、愛したがりのあまえたがりなさわやか?(と描写さ…

2

いつでも瞳の中にいる 小説

崎谷はるひ  梶原にき 

やっぱり変態は出てくるのだ

久々に読んだ崎谷作品。
かなーり、厚めです。
この厚さが、吉と出るか凶と出るか…
決して嫌いではないはずなのですが、崎谷作品は自分の中の当たり外れの振り幅があまりに大きくて息切れすることがあります。
絶対また読む!と思うものと途中で投げ出したくなる(一応最後までは読みますが)ものの落差が激しい。
たくさん作品を出されている方ならではでしょうか。

******************…

0

ANSWER 小説

崎谷はるひ  やまねあやの 

強姦→ラブラブの過程が面白かった

大好きな崎谷作品のしかもエロエロとなると、読まないわけにはいきません。

強姦から始まる上イラストはやまねあやのさんで、ファインダーシリーズ的なものを想像しながら読み始めたら、全然違いました。
最悪の始まりから甘々蜜月に至るまでの展開のさせ方に、なるほどな~と思いました。これだけの振り幅を納得させられる力量がすごかったです。

初期作品を改稿せずに残したというだけあって、今の崎谷作品と比…

1

爪先にあまく満ちている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

後半がよいのでそれまで我慢です

グリーンレヴェリー3作目。2作目までと比べて、夫婦関係にまつわる部分が激減したせいか、これが一番読みやすかったです。また設定の無理が減って(それでもないとは言わない)いたのも要因の一つかと。

寛は子どものときのままの、どこか別次元にいるような雰囲気のまま大きくなっていました。前半はそれが少し居心地の悪さを感じさせますが、後半。きれいごとで済まなくなったあとからの寛はよかったです。
王子さま…

1

静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

子連れ物

グリーンレヴェリー2作目です。
1作目で目立ちまくっていた綾川が主役で、寛も小学生になったころのお話です。

1作目でも思ったんですが、このシリーズはなんだか設定に無理がある気がしてなりません。そのせいでいまひとつ共感しづらいのです。

綾川は彩花ひとすじなはずが、たった4年で白瀬に恋をしてしまう。これが、男一人で子供を育てる苦労から押してくる白瀬にほだされたというのならまだ納得も行くん…

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