崎谷はるひさんのレビュー一覧

平行線上のモラトリアム 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

限りなくリバ

リバどころか、むしろ将来逆転ほぼ確実?
そういうCPが好きな人には特にオススメ。

攻めの弥刀は、オトメンかってくらい繊細でやわらかい内面を持っていて、かといって女々しくはないんですけど。
逆に受けの佐倉は、精神的に不感症気味でものすごく潔く、男前です。
そんな2人の性格なので、三人称ではありますが、攻め視点で描かれています。
しかも乙女がちで暴走気味(笑)
基本的に、弥刀が1人で悩…

1

垂直線上のストイシズム 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

弥刀×佐倉、完結編

『平行線上のモラトリアム』の続刊です。
CP傾向としては、将来的にはリバか逆転か、といった感じ。
白鷺シリーズ続刊として『蜜は夜よりかぎりなく』も出ていますが
あちらは番外編短編集の形で、本編としてはこの巻で一応の終わりとなります。

精神的に、攻めが繊細で受けが男前なので、とにかく攻めが悩んで苦しんで…。
文章も三人称ですが、基本攻め視点で展開します。

以下、ほんの少しですがネ…

2

純真にもほどがある! 小説

崎谷はるひ  山田ユギ 

ガサツな攻めが好きw

崎谷さんの描くガサツな攻めが好きです。
で、そんな攻めにはたいがいクールビューティーな受けが用意されているんですが
そんな180℃性格の違うもの同士が
お互いを受け入れて行くのにたまらなく萌えますw

『純真にもほどがある!』は茅野視点で語られていて
酔っていたとはいえ、20年来の親友に手を出してしまって
しかもそのことをすっかり忘れてしまったという事態に
混乱しつつオタオタしなが…

1

ハピネス 小説

崎谷はるひ  せら 

真っ正面から養い子×育ての親

こういう出会いがあるからBLを読むのがやめられないのです。

大好きな人を傷つけたくなくてあえて自分から流水の元を離れようとする裕太と、離れていく彼に傷つきながらも執着することをやめられない流水の葛藤がほんと切ないです。
あくまでも青少年な攻とその心情に気づけない「お父さん」な受と。
時々妙に無防備で実はエロい?流水はほんとたち悪いです(苦笑)
双方の視点から描かれるため、もどかしかった…

6

恋は乱反射する。 1st Love<初恋> 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

攻め様真っ黒

ネグレクトな両親の元から、病弱な澄音を救い出し、
大事に大事に育ててくれた宗佑と
そんな宗佑に、どっぷり心酔しきっている澄音のお話です。
物語の前半では、宗佑さんが素敵な王子様のように感じられますが
後半へ行けば行くほど、彼の薄暗い執着心が明らかになっていきます。

宗佑さんの腹黒さが恐ろしい~。
澄音に、ありったけの愛情を注ぎ、たっぷり甘やかして、
他の人間では物足りなくなるよう…

4

オレンジのココロ‐トマレ‐ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

オレンジのココロ‐トマレ‐

専門学校シリーズ第二弾!!
「トマレ」
担任講師     ×     生徒
 | 攻            | 受 
栢野志宏           相馬朗

総合美術専門学校・デザイン科イラストレーション専攻二年朗は、
アイドル顔負けの容姿の持ち主。
総合美術専門学校・講師栢野は、爽やかで学生からも人気の高い担任講師。

そんな二人は朗の就職のことで意見がぶつかり、どうもうまく…

1

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

とてもとても好きなんだ、と言えばいい。

崎谷はるひ・山本小鉄子コンビの「あしたのきみはここにいない」のスピンオフ作品。
前回登場した三尾朝陽の姉である夕奈の同僚・六浦健吾と、2つ年上の幼馴染み・沢木秀利のお話になる。
ゲイだということを周囲にカミングアウトし、どこか開き直った風にも見える秀利と、その幼馴染みへ言葉にしがたい想いを募らせる健吾は、決定的な最後の言葉を口にしていないだけで、その実、誰よりも互いを必要としている関係。
男…

6

ミルククラウンのためいき 小説

崎谷はるひ  高久尚子 

ミルククラウンってタイトル・・・エロっw

元チャイドルという過去を持つ受け。
声変わりの時期に、ほされちゃったんですが
華やかな世界に魅入られてしまったのは親で
当人は、親の期待にそえなかったことで傷つき
親元を離れ、叔父の元で暮らし始める
芸能界という特殊な場所に身を置いていたせいか
学校生活には馴染めず、居場所のない 希。

いっそのこと大人の世界へ足を踏み入れてみるか?ということで
高校生という身分ではあるが、叔父…

2

不埒なモンタージュ 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

崎谷さんの努力を誰が水の泡にしちゃったのだろう…

本書を読んだ限りの印象なのですが、どうも崎谷さんと版元で作品に対しての印象と感覚がまるっきり違ってしまったのかな、という印象が強く残ってしまいました。

手厳しい言い方をすれば、崎谷さんは未直が抱えている「自分が同性愛者なのではないか」というアイデンティティ・クライシスをかなり緻密に描いていますし、カミングアウトとそれによって生じるさまざまなあつれきをボーイズラブの枠に収めながら書いているのは…

7

恋愛証明書 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

攻めの良さがちっともわからない

んー。
カフェ店員の受けはゲイなんですけど
幼稚園児(年長)の息子と妻とを連れだってやってくる客のリーマン攻めに
片思いするんですよー。
片思いのはずだったのに、2丁目でうろつく攻めを見つけるんですよ。
実は、離婚しちゃってて、ゲイかもしれないって悩んでて
受けは、そこまでスレてないのに「試してみる?」って誘い受け演じてしまうの。
月に2回、身体の関係を結ぶ二人。
受けは、ずっーー…

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