崎谷はるひさんのレビュー一覧

その指さえも 小説

崎谷はるひ  櫻井しゅしゅしゅ 

プラチナ文庫創刊記念作品

プラチナ文庫からは唯一の崎谷作品。ルチル文庫の「大人は愛を語れない」の宮本×直海も出てきています。

居酒屋の代理店長・中垣遼太郎×遊び人の大学生・水江律のお話でした。
律は綺麗で可愛くて、男にも女にもモテる甘え上手な大学生。そのためモラルは少々緩く面食いで、顔と声が好みだったらオッケーという尻軽のバイセクシャル。 セフレも多数おります。

しかしそんな律が初めて本気の恋をしました。お相…

0

大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

10年の努力

「絵になる大人になれなくても」のシリーズ(?)のようですが、私はこの二人は「その指さえも」でよんだのが最初でした。

居酒屋店長・宮本×役者志望(後に人気役者)・直海。直海はやわらかな顔立ちをしていますが、内面はかなり気性の激しい性格。
「その指さえも」の律の友人で「絵になる大人になれなくても」の井原とは同じ劇団員です。

宮本は…なんだか最後まで掴めない男でした。一時もじっとしてないよ…

2

絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

執着の末に手に入れたもの

崎谷作品によく見る執着攻め。今回も見事な薄暗い執着を見せていただきました。セックス描写も執着じみていて凄かったです。

坂上真弓(受)は、高校時代に井原峻之(攻)という親友がいた。しかし井原は卒業と同時に真弓の前から姿を消した。親友だと思っていたのに何故?そして8年ぶりに井原と再会。真弓の会社にバイトとして入ってきたのが井原だった。驚き戸惑う真弓に井原は…?

…というストーリー。この作品…

6

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

軽く読める(・ω・)

「恋愛証明書」のスピンオフというかシリーズものかな?
読みやすかったですけど、特に事件とか修羅場とかはないです。しかも甘甘ってわけでもないので、ちょと物足りないかもしれません。

ライブハウスで働く脩(受)はSEの憲之に会うまでいい加減で男を見る目がなく、敬語も使えない甘ったれのアホっ子でした。
そんな脩を毎回厳しい言葉で叱っていたのが憲之でした。二人の間には色っぽいことなど何もありません…

1

恋愛証明書 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

アダルティだなぁ…

アダルトですねぇ。色気のある作品でした。特に受けの遼一が健気で色っぽくて好きでした。

喫茶店の店員・遼一(受)は、毎週家族で訪れる春海に密かに想いを寄せていました。しかし相手は妻子持ち。いつも同じタイプばかり好きになって、あまり良い恋愛をしてこなかったようです。

ところがある日、ゲイの集まる夜の街で春海と会ってしまった遼一。何故こんなところに春海が?と混乱していたところ、春海は苦しそう…

4

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

受けの一途押し勝ち

ミオ、がんばったなぁー!

どんなにすげなくされても、拒否られても、
あきらめず思いを貫き通したミオに拍手。
「キスはするけど、好きは言わない。気持ちはあげない。でも、気持ちいいことはしてあげる。」なんていわれて、よく心をおらなかったと感心します。(よく泣いていたけれど)

おさわりの後、かるく突き飛ばす北原ってどうなの!?
って、思いましたが、なるほどね、そういう理由があったのね。…

4

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

北原はリバだった(!)

言葉責めがすごいと思います(笑)漫画バージョンよりエロい。まぁ崎谷作品ですしね。

教師の北原(攻)の変わりぶりがいまいちしっくり来ない。好きなら初めから優しくしとけよ!と思いました。まぁ北原にもトラウマはあったわけですが。

ミオは一途で健気で可愛いです。でもしっかりしてて、北原に冷たくされてもめげません。両想いになった後はメロメロのぐちゃぐちゃに愛されまくってますが。

さて、北原…

4

形状記憶衝動 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

悪い大人につかまった(T_T)

鬱屈していた大人に見初められてしまった少年が身体ごと奪われるお話でした。

天才ディーラー・高城桐人×高校生サーファー・水瀬和士が主人公。高城は地元のサーファー連中に絡まれていた和士を助けるんですが、この高城がクセのある男で…(-.-)

高城はウォール街きっての天才ディーラーだったのですが、突然引退して気鬱な毎日を過ごしていました。そんなある日高城の前に現れたのが、屈託なく夢を語る高校生…

1

きみと手をつないで 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

コミック配信中

今Yahoo!コミックの方で漫画バージョンが配信されてます。絵は小説担当の緒田涼歌さんの方が私は好きですけど。

金髪で派手な家政夫・兵藤香澄×有名ホラーミステリー作家・神堂風威(鈴木裕)のお話です。
神堂はもうすぐ三十路だというのに一人では何もできない生活無能力者。食べ物の好き嫌いも多く、着替えも満足にできない。

そんな神堂の生活を改善しようと奮闘する家政夫・香澄は実に甲斐甲斐しい男…

2

甘い融点 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

エロ産業

エロ産業がテーマということで、すごいことになってます。イラストが志水ゆき先生に変わったので嬉しい(・v・)

エロスに関しては神です。文句なしに。攻めの恭司も男らしくてGood!恭司の秘書の渋沢も暴走族上がりの武闘派という設定がよかったです。ネーミングセンスも素晴らしい(笑)

しかし今回は受けの陸にあまり魅力を感じませんでした。可愛いとは思うんですけどね。なんだか可哀想な生い立ちが印象に…

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