崎谷はるひさんのレビュー一覧

オレンジのココロ‐トマレ‐ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

相馬はかわいいんだけども…。

信号機シリーズ第2弾。
今回は相馬のお話ですね。
前作を読んだ時に、きっと相馬のお話もあるんだろうなと思って、どんな恋をするんだろうと思ってたんですが。

う、うーん…。
今回はちょっと読むのしんどかったかも。
お話として前回みたく専門用語が多かったわけでもないし、途中で読むの諦めちゃおうっていうような展開でもなく、続きがそれなりに気になる感じではあるんだけども。
…相馬の家庭事情み…

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不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

PCと宝飾業界ネタについての語りがうんちくすぎて・・・

崎谷さんはPCと宝飾業界ネタが入ると
その手の専門学校に通われていたし業界へのお勤め経験もあって
たいへんくわしいネタを書いてくれるのですが・・・
私には、ちょっと語りがクドいように感じました。
同時収録の「不可逆で甘い抱擁」は、とくにそれがクドくて
萌え半減しました。

恋愛面でのお話をもう少し色濃くお願いしたかったかなぁ。
最初の書き出しとノリが最後まで持続しなかった感じがしま…

3

アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

なんだかかわいい。

正直、最初の専門用語の羅列はちょっとしんどくてちんぷんかんぷんな部分も多く勘弁してって感じで。
これがずっと続くんだったらどうしよう…とさえ思ったんですが。
途中からはすんなり読むことが出来ました。

というのも受の性格がわりと好きなタイプだったから。
過去の酷い恋愛経験とそれを攻に告白するタイミングを逃したりとかそのことで嫌われたらどうしようみたいな自分の中でぐるぐる悩んで籠っちゃって…

0

大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

こういうオヤジ好きです、でもでもでも・・・

いきなり事故に会う主人公直海。その10年前へと意識を飛ばしたシーンから始まる期待させるオープニング。
はっきり言ってこの物語に出てくる宮元みたいなオヤジは好みです。
ヤマダサクラコさんの絵も好きです。
宮元のその外見もしぐさも表情も態度も好みです。
でも、でも、でも・・・なんですぅ~

代議士の家を継ぐより演劇の道を進みたいと努力する19歳の直海。
家からの援助を断ち切られ、アパート…

1

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

ブラックボックス

くっ…(T_T)何でここまで書かなければならなかったんですかと問いたい作品。痛すぎる…痛すぎるよ…

弁護士・伊勢×カフェバーのマスター・昭生の話。う~ん…これは…気分が沈んでる時に読む本じゃない。大人のブラックボックスは深すぎて私には見えませんでした。いや、伊勢×昭生の方じゃなく相馬夫妻のほうです。

昭生の姉であり朗の母であるひかり、その夫・滋、そしてひかり公認の愛人・亜由美。自分が死…

1

オレンジのココロ‐トマレ‐ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

相馬が愛しいです(≡∀≡)

信号機シリーズ第2弾。この作品はなんと言っても、相馬の家族の複雑さが際立ってもう栢野との恋どころじゃない(笑)

担任講師・栢野×デザイン科・相馬のお話。相馬は「アオゾラのキモチ」の史鶴の友人で、いつも人の気持ちを優先して助けてくれるいい子です。ホントいい子すぎて可哀想なくらい…(T_T)そんなに頑張らなくてもいいんだよ。

いい子な相馬ですが、何故か担任講師の栢野だけには反抗的。栢野は生…

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アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

信号機シリーズ

信号機シリーズ第1弾。このシリーズは全部分厚くて全部痛かった…(T_T)この作品は比較的心安らかに(笑)読めました。

ファッション科・冲村×アニメ科・史鶴。初めはお互いあまり良い印象を持っていなかったようですが、あることをきっかけに親しくなります。

冲村は見た目は派手なやつですが、ひととなりがわかるとなかなか良いやつです。っていうか冲村の家族が好き。遅くなるとき、泊まる時は必ずお母さん…

1

甘い融点 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

エロいなぁ、やっぱり

はるか昔、たぶんまだBLを読み始めてしばらく経った頃だったと思います。黒ラキ版を読んだんですよねぇ。その頃は、まだエロいとかそういうのをあまり感じてなかったのかなぁ? 改めて新装版を読んでみて、こんなにエロかったんだとびっくりしています。
絵師さんも変わっているから、よけいにエロい?

まで愛情のないセックスしかしてこなかったためトラウマすらになっている陸が、丁寧に扱ってくれる恭司に、戸惑い…

2

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

鳥ちゃんの声で聴きたい。

ドSの造形作家・風見×大学生・城山

「ハチミツ浸透圧」のスピンオフ作品。
個人的にはこっちの方が好みでしたv

城山は能天気というかあえてゆるい感じの学生をして何事にも本気にならない。
どこかで本気になるのを恐れてるような部分も感じられて。
なのに、気付いたらハマってたのは風見なんていうそれこそ一般的ではない男で。
優しく扱ってくれるわけでもないし乱暴に抱かれることの方が多いのに…

4

純愛ポートレイト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

等身大の主人公

美大生の亮祐の無節操ぶりも、年上会社員の小井の考え方も、ひょっとしたら物語の為の特別でなくて、本当にある設定だなと感じさせられました。
だからか、当人たちがとても好きなキャラクターというわけではありませんが、身近に感じられましたよ。
その分、面倒見のよすぎる同級生の日奈子や、陰湿な上司亀山が特殊だなと思わされる設定でした。

確かに小井はちょっと鈍かもしれませんが、やはり元がノーマルな人で…

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