崎谷はるひさんのレビュー一覧

静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

何だかやっぱりモヤモヤ

はっきり言って、自分には前作が今一つでしたのでこの作品はどうしようか悩みました。
亡くなった妻・彩花を深く思い、それ以上の女性はいないと思っている、息子・寛の為に女装までする会社社長・綾川。
結局のところ、彩花以上の女性とは恋愛できないから男性なんだ。
亡くなった彩花はそんないい加減なと怒るだろうが、でも乙耶で勃ったから女性は辞めて男へ鞍替えする。
結局はそうなんだろうな~子供も懐いてるし…

9

あの日のきみを抱きしめたなら 2 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

ほわn

完結ww
前回カップル成立で、その後~の清算踏まえな一冊でしたね。
もちろんラブHもはさんでまさにハァハァな展開*:.。☆..。.(´∀`人)
DV男との清算とか、同窓会~とか
なにより家族との和解とか。
その後のホノボノエピソードがなんともココロホッコリさせてくださいました。

また
この後輩君のキャラクターがなんとも可愛いのであります。
デレデレだったり、ワンコだったり、

0

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

すれ違い

読みたいな~と、懸命に近所の書店を回ってそろえたのに結局読まずに1年~たってしまいました。ドンだけw
小説が元らしいですが、マンガ単品でも十分楽しくよませていただきました。
お話は、高校時代の先輩と後輩。
先輩が、自分に気持ちを寄せていることは解かったのだが、
タイミングがうまく合わず、結局おざなりのまま
ゲイをカミングアウトした先輩との関係は、社会人になって復活
お互いに、恋人を作っ…

0

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

言葉を口にすることの大切さ・・

なんて、不器用な二人! これって男同士だからなのか??? お互いに自分が相手を好きなのは分かってるけど、相手は自分のこと・・・。なんだか煮え切らない王将と千晶。王将は押付け型、千晶は逃げ腰型。よんでいてイライラ!!崎谷先生お得意のエロエロvv+ハードな展開で話は進んでいきますが、身体を繋げて同棲して12年目で始めて本気で向き合った二人vv 作中、ハードで攻めに攻めを重ねたHシーンだったのに、お互い…

2

ハピネス 小説

崎谷はるひ  せら 

すごく好みの設定のはずなんだけど

崎谷さんのエロエロこってり、年下ワンコ攻め、天然アホの子受け、どれも大好物なんだけど、なんだか乗り切れなかった。

攻めは健気な悪くなかったけど、傍迷惑だと思うな。
受けはアホの子というよりも、ダメな大人だった。無自覚無節操。どこにも共感できなかった。こんな受けに惚れて、攻めもごくろうさまというかんじ。

脇キャラは当て馬なのかと思ったら、ほんとにただの脇キャラで、あとがきにもあったけど…

3

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

失われた記憶の鍵とは

本作は人付き合いが苦手な若きカリスマ画家と
彼の恋人になった刑事のシリーズになります。

最新作の本作は過去に関わった人物に
呼び出された攻様が事件に巻き込まれて
失くした記憶を再び取り戻すお話です。

長野に暮らして既に七年、
攻様は駐在勤務の受様と充実した日々を送っています。

今回の騒動は
攻様が受け取った一通のメールから始まります。

差出人は
攻様の初個展の企…

1

振り返ればかなたの海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

ギャップ萌え

ブルー・サウンドの厨房ヘルプ、山下はゲイカップルの別れ話に巻き込まれ、水をかけられた。
そのあげく山下に水をかけた張本人である一葡に一目惚れされ、告白されてしまう。
人当たりはいいけれど恋愛に関しては温度の低い山下は、その度にやんわりと断りつづけるが、一葡はめげなくて……

一見いい人そうだけど、恋愛事には醒めた攻と、そんな彼を一途に追いかける受。
最初ただの馬鹿な子かと思った一葡が意外…

0

耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

二本立て

すべてに秀でていることがコンプレックスの和輝は、高校3年生の時行きずりの年上の男と肌を重ねた。
知っているのはショーイという彼の名前だけ。
母親からの重圧や、兄に対する執着を消化できないでいる和輝を子供だと笑った彼。
そんな彼と兄の働くレストラン、ブルー・サウンドで再会し……

ブラコン大学生×ラジオDJ。
前回のメインキャラ瀬里の弟、和輝の話。
年下攻めで、DJのショーイさんは性悪…

1

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

記憶喪失

崎谷さんの作品では好きなシリーズです。(痛い系ちょっと苦手。)
読み続けてきたファンにとっては今までのいろいろな事件と関連したエピソードと繋がり、懐かしかったり臣の七年間の成長・変化に感慨深かったり。
また臣に出会う前の慈英の特に他人に対する徹底した無関心さは、周囲の人から語られることはあっても臣に向けられることはなかったので、今回その一面が垣間見れたことで慈英が臣に出会ってからの心の変化も知…

1

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

久しぶりの手応え。

耽美でJUNE的、久々に満足のいく小説を読んだ気持ちになりました。
萌えに走らない女装少年、エンタメ化してない調教、ポイント高いです。
旧JUNE読者としてかなり満足。一読をおすすめします。

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