崎谷はるひさんのレビュー一覧

ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~ コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

釣り合わない、でも憎めない…

「バタフライ」シリーズのコミック・第1作目です。
小説・コミック・同人誌・小冊子とまぁ…いろいろ展開するシリーズですが、
とりわけ…ズバ抜けた可愛さとおマヌケさを誇るのが、この作品です(笑)
攻様・ナイトこと一路ってのが、超美形モデルでホスト☆
なのに…なんだか大型犬体質(←いつも心の尻尾を振ってます!)
気になる相手へのアプローチのセリフは、「おれとともだちになって」
そして受様・久…

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静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

こっちの方が好き

「心臓が~」のスピンアウトですが、私としてはこっちの方がおもしろかった。

前作の受けの弘みたいな、後ろ向きなトラウマ引きずりタイプの受けって、崎谷作品にはよく出てくるけど、実は、この手の受けはあんまり好きじゃない。
後ろ向きにグズグズグズグズ言っていても、ある日過去を振り切って前向きに生きるようになってくれれば良いんだけれど、そこまでの悶着が、長々とズルズルズルズルされると、読んでいて結構…

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しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

あまりに不器用で不憫な主人公に泣いた

ドラマCD全3作を随分前に聴いたきり原作シリーズを読むのをすっかり忘れていました。1作目から順に読んできましたがこのシリーズは全体的に満足度が高く(濡れ場がくどいのが難点だけど)、個人的には2、4、中でもこの5作目が一番楽しめた気がします。

元々不器用なキャラクターは好みなんですが、自分で自分を追い詰める所謂破滅型のこの主人公。傍から見たらただ嫌なだけのヤツが、内実孤独と諦念に浸り、周囲を傷…

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

切ない・・・でも楽しい。

慈英&臣シリーズはCDから先に入ったので、小説を読んでてもミキシンとピロシの声で脳内再生されるのが嬉しい・・(この作品も是非CD化して欲しいけど)

今回のテーマはBLではテンプレの「記憶喪失」
でもこのテーマが大好きなので、本当においしかったです。
記憶を失った慈英が、臣さんに冷たいくせに、実はめっちゃ気になっている・・もだえるくらい楽しかったです。

そして今まではどこか不安定だっ…

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サーカスギャロップ 小説

崎谷はるひ  今市子 

BL?

はなしの軸が二股、三ツ股かけていた彼女にあるせいか、どんな結末になるのか、気になって一気に読み進めたが、BLとして楽しかったかというと、かなり微妙。おもしろいといえば、おもしろいけど、萌えはなかった。タイトルは、ちょっとしゃれてると思うし、うまい作家さんだな、と思うけど、BLとしては難しい。

イラストも、平凡な受けが本当に平凡な容姿で、攻めは初登場がむさすぎて、かなり引いた。今さんは好きだけ…

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S's Trifle 崎谷はるひ連続刊行フェア小冊子 グッズ

すごいにも程がある。

兎に角装丁がすごい。大きさは文庫サイズなのだが、ハードカバーの上に更にロウビキ?と言うのか?高価な本によく見られる、クシャッとした特殊な紙のカバーまで掛けてあって、ページも150ページぐらいあるし、とても小冊子などとは呼べない豪華本でした…(;´д`)

宝物だわ。

ああ、これじゃあ「本の内容」じゃなく「本の装丁」の感想だ(^^;

内容は…えーと…

不機嫌シリーズ、

信…

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微熱の果実~バタフライ・スカイ~(1)(限定版) コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

定番と言えば定番です

久々にBLを読んで、面白かった。
崎谷はるひ氏の言葉を紡いで作品を作っていく感じがしていたので、
それが、コミックで表現できるのかな・・・?
と思っていましたが、杞憂でした。
ツンデレとツンデレの馴れ合わない関係が楽しめます。
まだ、ストーリーが半分ぐらいなので、この先が楽しみです。
ストーリーの展開で時系列がちょっこっと、わかりにくいところが、
あるのが、すきっりしないかなぁ

1

サーカスギャロップ 小説

崎谷はるひ  今市子 

女って怖い・・・

『俺のにしたい。
 ていうかもう俺のだろ?』
『彼女の浮気が発覚し落ち込む日下。だが浮気相手の阿東も三股の被害者だとわかって意気投合。しかし友人になった阿東に突然キスをされ・・・!?』

と以上がついてた帯のあおりでした。
だいたいそれだけで話の展開がわかるので、真新しいインパクトは求めない方が無難かも。

主人公・阿東・もう一人を三股するこれまたわっるい女が出てきます。
しょっぱ…

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サーカスギャロップ 小説

崎谷はるひ  今市子 

超イタイ最低最悪のオンナ登場

面白かったーーー!!
いつも崎谷作品ではとんでもない女性が多々登場するが、今作はこれまでにない最低最悪の救いどころのない超バカ女が登場するのです。
いつもだと、こんな女性を出してどうして=3などと憤慨したりもするのですが、今回の絡み具合は彼女ありきで主人公達がくっつくので、その最低加減も許せてしまう。
しかし、崎谷さんてここまでケチョンケチョンに女性を貶めるのが好きというか、上手いというか、…

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静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

嫌な奴には容赦ない……

他のレビュアーさんもおっしゃっている通りです。
容赦ない(゜゜;)
これも一種の“勧善懲悪"でしょうかねf(^^;

さて、私は、前作も結構好きだったので、今作も期待して読みました!
今作の受け、乙耶は、前作の斉藤とは違った意味で「めんどくさい奴」です。“容赦ない”トラウマの数々……恐れ入ります。
また、前作の斉藤が、清純ななりで、実は経験豊富だったのに対して、初見のビッチ!…

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