崎谷はるひさんのレビュー一覧

夢をみてるみたいに(文庫) 小説

崎谷はるひ  せら 

初々しい!

01年作品の新装文庫版です。
若者同士で、しかも主人公がカワイイ系なんで少女漫画っぽいです!
これ、主人公を女子置き換えでもまんまイケます。
まあ、一点BLらしいといえば、主人公・未来がゲイであって、それで辛い目にたくさんあって来たという過去があるという点でしょうか。
それにしても、やっぱり崎谷さん♪エチシーンが長いよww
中盤にちょっと、ラストに最後までが一回あるんですが、そのラスト一…

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キスは大事にさりげなく 小説

崎谷はるひ  高永ひなこ 

白鷺シリーズ第一巻

十九歳の一之宮藍は日本画家である祖父と二人っきりで山奥でひっそりと暮らしていた。
穏やかな暮しは祖父の死とともにあっけなく終わりを迎える。
悲しむ間もなく藍に降りかかってきたのは莫大な相続税とこれからの身の振り方。
途方にくれる藍の前に現われた志澤グループの後継者、知靖は祖父の作品と共に藍の生活の面倒まで見てくれるというのだが……

白鷺シリーズ第一巻。
大人×子供で大グループの後継者…

1

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~ 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

縛られシリーズ

精神的な意味での、縛られて逃げられないお話。

まあ、お互いに、会話して、理解を深めたいって気持ちが最初からないんだから、こじれたってしょうがないよね。
とりあえず、どろんどろんのぐっちゃぐっちゃになるまでやりまくれば、結構それで気が済んじゃうっていうか、これだけやれば、もう、話する体力なんか残ってないだろうってことですよ。
うん、いっぱいセックスできて、いいんじゃないの。

と、読後…

2

恋は乱反射する。 1st Love<初恋> 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

真っ黒攻の光源氏計画

幼い頃から病弱で、決して美しい子供ではなかった澄音がここまで大きくなったのは遠縁で弁護士の宇梶宗佑のおかげだ。
親代わりになって今まで変わらぬ愛情を注いでくれる宗佑に澄音は密かな想いを抱き続けてきた。
近すぎてどうにもならない宗佑との距離を縮めるため、幼馴染みの月花と付き合い始めたと宣言してみる澄音だが……

二歳から目を付けていたという恐怖の腹黒執着攻、宗佑さんが楽しかった。
なんて壮…

0

不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

やっぱりラブラブ夫婦

今までこの不機嫌シリーズは全部読んできたのですが、今作はここでは少々不評?のようで心配でしたが、私はとっても萌えました・・・!

今回はさつきがお兄さん力を発揮していましたね。
いつもは謙ちゃんに甘やかされることが多いさつきですが、今回は謙ちゃんが甘えているシーンが多かったですね。うっへへ←
お兄ちゃんさつきもかっこよくて好きなんですが、甘えたさんなさつきも好きなので個人的にはもっと甘えた…

2

不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

相も変わらずラブラブな2人

前作、不機嫌で甘い爪痕が気に入り、本作も買って読んでみましたが…なんとまた恥ずかしい…。

前作よりも更にラブラブ度がアップしています。
それも些細な痴話喧嘩のおかげでしょうか(^^)

最初は2人共頑固なもので、こちらもハラハラしてしまうような状況でしたが、仲直りしてくれてよかったです、ほんとに。
謙ちゃんの身には大変な事態が起こりましたね…
でもあの後のさつきの必死なご奉仕で許せ…

1

せつなの夜に触れる花 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

西麻布編は「夜シリーズ」

「海」縛りタイトルで続いていた、ブルーサウンドシリーズ、西麻布の「アークティックブルー」に舞台を移し、今度は「夜」縛りタイトルでいくそうです。

で、今回のお当番は、過去が謎のちょっと年上のバーテンダー江上と、小学校教師大貫京のお話。

私、この江上に、過去の作品内での記憶が、さっぱり、まったくありません。
一応、お店の中でも過去が謎の人ということなので、お店のメンバーとして存在はしてい…

1

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ちょ(笑)

崎谷はるひさんの小説を手に取ったのは初めてでしたが、二日で読み終えてしまいました。過去最短記録ですw
ここでの評判がよく、表紙の絵も綺麗だったのでほとんど衝動買いだったのですが、買ってよかったです^^

私的に、かなりさつきがツボでした。
強気で男らしいのに、案外照れ屋で可愛らしい一面も持ち合わせているという設定がかなり萌え←
謙ちゃんにベタボレのくせに、見栄を張ってるあたりもかわいいで…

4

やさしい傷跡 小説

崎谷はるひ  石原理 

さみしい人同士が幸せになるお話

車のエンストで途方に暮れていた童話作家の宙彦は貧血を起して倒れそうになった所を中古車ディーラーで働く年下の青年、志朗に助けられる。
それがきっかけで宙彦の元を訪れ世話を焼くようになる志朗。
ずっと人との関わりから遠ざかってきた宙彦はまっすぐな年下の青年に惹かれ始めるが……

初期の崎谷さん。
今よりもややモノローグっぽい感じが強いかもしれません。

中古車ディーラーの若造×絵本作家。…

0

花がふってくる 小説

崎谷はるひ  今市子 

淡色の印象

イラストの今市子さんの印象も相まって、作品全体に色彩が薄いイメージでした。
ただこれは内容が薄いという意味ではなく、普段の崎谷作品が極彩色で彩られた華やかで濃厚なイメージであれば
この「花がふってくる」には 穏やかなのに底辺をはうような執着を表面上には感じさせないイメージというか。
色が薄いと言っても水墨画のような白と黒だけの世界ではなく明度の低いカラーの作品というか。


Hのページ数は少なかっ…

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