おおや和美さんのレビュー一覧

霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

少しずつ、少しずつ変わっていく様子がいい

シリーズ二冊目。
「恋愛初心者の憂鬱な日曜日」というタイトルまんま、本当に受けの立花ときたら恋愛ド初心者なんです。
立花の目下の悩みは「二度目のエッチがない……」ってやつ。

日曜日になれば一緒に食事をしたり、一緒に庭の梅を摘んでせっせと梅酒作りしたりと仲睦まじいお付き合いをしている二人。
なのに樟は一向に手を出してくる様子がなく、立花は悶々とします。

悩んだ挙句、中高時代から付き…

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好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

温かくて素敵な作品

美人の年上受けという私の好みドンピシャで期待値高めで読み始めましたが、さすが安西先生、デビュー文庫にもかかわらずよかったです。

この作品は程よく甘くて温かくて読んでいてすごく穏やかで幸せな気持ちになれます。私はもっと主人公の過去が悲惨な話も好きなので、こういう類のお話って物足りなさを感じたりもするのですが、この作品は大きな事件は起きないけれど、不思議と物足りなさは感じなかったです。

平…

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耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

和輝×笙惟をもっと読みたかった…

シリーズ物と知らず、こちらを最初に読みました。前作のCPが出てくるし、前作CPの話も割と進むので、前作を読んでおいた方が楽しめそうですが、こちらだけでもたぶん読めます。

結論から言うと、わかりづらかったです。笙惟の気持ちがわかりづらくてモヤモヤしながら読み進めました。割とページ数多いと思いますが、こんだけ割かなくても良かったのではと思ってしまいました。長いから中だるみするということはなかった…

2

あなたの好きな人について聞かせて 小説

小林典雅  おおや和美 

作中のSSが最高!

クスっと笑えるラブコメで、普通に面白かったです。
作中で作家志望の路郎が、事故に合わせた高校生の蓉平に書かされるSSが面白くて、とんでもない内容に顔がにやけてしまいました。
ちょっと笑わせようと狙いすぎている気としましたが、毛穴パックもシャンプーリンスコンディショナーボディソープの話も楽しかったです^^

ラブストーリーとしては強引だし、攻めの蓉平がうまく受けを丸め込んでるなと思いました(…

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あなたの好きな人について聞かせて 小説

小林典雅  おおや和美 

作家志望の受けが書くSSのトンチキぶりがおもしろい

作家志望の路郎(受け)が骨折入院させてしまった高校生の蓉平(攻め)から出された詫び条件は「一年以内に新人賞を獲ってその賞金を慰謝料にしろ」というもの。
そして「文章を見てやるから毎日5枚以上のSSを持ってこい!」と言われていろんなお題のSSを書くことになる……というお話なんだけど、このSSのトンチキっぷりが笑えました。

なにしろ最初のお題は「『星ミチル』という源氏名のオネエキャラの一人称で…

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好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

読む癒し

大きな山場があるとかメリハリ云々の話ではないのだけど、地に足がついてる感じがすごく好き。
読んでてとにかく幸せな気持ちになれました。

「一目惚れ」がテーマとのことでお互いベタ惚れしてるもの同士なので、引っ掻き回し役の攻め兄が登場しても、ドーンと構えて読んでいられる。

本当は寂しがりやなのにそれを隠してスマートな大人を演じてしまっている自分自身の問題に気づいた受けが、全てを曝け出してさ…

4

放課後、あいましょう/Re. コミック

おおや和美 

甘くて甘い。

どんどん甘くなっていく作品。
いい作品。

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放課後、あいましょう。 コミック

おおや和美 

甘くて甘い。

甘い作品です。
恋より愛の作品です。

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タクミくんシリーズ 完全版 (11) 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

完全版で再読終了。

完全版で再読終了。
こ、これは・・・・・・・とうじ、リアルタイムでよんでいなかったので、読んでいるゆうじんたちのあれこれきいて、ほほう、とおもっていましたが、じっさいに自分が読んでみると、これはききしにまさる幕引き・・・・・・・・だれもが、ああだこうだと言いたくなるのが、ついにりかいできました。ながながとシリーズにつきあってきて、これでは・・・・・・・・もったいないというより、なにもことばがあり…

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タクミくんシリーズ 完全版 (10) 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

完全版で再読中。

完全版で再読中。
ただし、このあたりは、読んだり、読んでなかったり、という話がいりまじっているので、再読ではないものもあります。とうじ、じぶんがどういうよみかたをしていたのか、ちっともおもいだせません。それでも、いろいろ匂わせていることがらもあって、ふくせんというよりも、さそいうけで、もどかしいというよりも、けっこうまとめて読むせいか、かなりイライラしますね・・・・・・そういうあたりで、リアルタ…

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