おおや和美さんのレビュー一覧

タクミくんシリーズ 夏の残像 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

引き寄せられるように…

全部で5つの短編が収録されていますが、そのうち4つがギイとタクミが高校3年生の時の夏休みのお話で、『白い道』と『潮騒』は前作『フェアリーティル』を引き継ぐお話です。
お話によって主人公は違うのですが、このシリーズのメインキャラ達の高校最後の夏の様子が伺えます。
『フェアリーティル』のその後も気になっていたし、岩下君と利久君のお話も気になっていたので、取りあえず読めて良かったです。
しかし、歩…

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タクミくんシリーズ フェアリーテイル おとぎ話 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

夏休み

表題作シリーズのお話が2作品と真行寺x三洲カップルの短いお話が1作品収録されています。
全てギイとタクミが高校3年生の時の夏休み中のお話です。
メインは表題作にもなっている『フェアリーテイル』で、ギイとタクミも登場しますが、恋愛のお話としてはギイの友人である乙哉君のお話になると思います。
このシリーズ、今までも舞台が学校以外でメインがギイとタクミ以外のカップルのお話になった時に、ちょっと私に…

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Pure 2 タクミくんシリーズ コミック

ごとうしのぶ  おおや和美 

Pure完結

原作小説既読です。
表題作の他に『あの、晴れた青空』と『そして春風にささやいて』が収録されています。
後半の2つのお話はギイとタクミのエピソードのみに焦点を当てられた短めの作品ですが、おおやさんの漫画では読んだことがなかったので、読めて良かったです。
高橋ビリーさん版も好きなのですが、おおやさんでここまで漫画化されているとなれば、やはりシリーズ最初のお話も読んでみたかったので嬉しかったです。…

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Pure タクミくんシリーズ コミック

おおや和美 

いつも元気な真行寺君が…

原作小説既読です。
小説では1冊に満たない長さなのですが、コミックスでは2冊に跨って描かれているようです。
今回も原作を忠実に漫画化されている印象でした。
おおやさんの美麗な絵で、小説では文字だけだった世界が更に華やかになっている印象を受けます。

3年生の時の7月の七夕の頃のお話です。
ギイと託生も登場しますが、メインは真行寺x三洲カップル。
生徒会主催で毎年開かれる音楽鑑賞会の準…

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タクミくんシリーズ Pure 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

真行寺君と三洲君の出会い

今作のメインは真行寺君と三洲君です。
このお話は映画で先に観ていたので既に知っていたのですが、映画のシーンを思い出しながら原作と比べてみたり、細かい所を知る事が出来ました。
真行寺君と三洲君の出会いのエピソードが描かれていて、以前真行寺君がタクミ君に話していた、三洲君に握られている弱みが何なのかが明かされます。
真行寺君、今までも一途で健気だなぁと思ってましたが、改めて彼の想いの強さを感じま…

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タクミくんシリーズ 彼と月との距離 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

やっと…

今回もギイ達が高校3年生の時と高校2年生の時のお話が混在しています。
3年になってからはもうこれで4冊目だというのにまだ4月です。
かなりゆっくり進行しています。
個人的には『美貌のディテイル』で前振りされた片倉君の事が気になっていたので、そのお話に戻ってきてよかった!と思いました。
とはいっても、まだ解決はしていません(笑)。今後もゆっくり進んでいくような雰囲気です。
今回もギイとタク…

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幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

歳上の矜持というかテクを見せて欲しかった

「俺はかわいくない。あとエロいのは経験の数が違うから。若い奴よりはかなりエロいと思うけど、北見君が言ってる種類のエロじゃないから。やられる方じゃなくてやる方のエロだから!」

14歳差の甘々は出会いからくっついて攻防あって初夜まではとても楽しく萌え転げたのですが。
リバが良かったな…

青く素直で料理上手で男前、恋する可愛さを併せ持つ最強の歳下攻め北見と、
北見に振り回され遊んできた歴…

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恋する一角獣 小説

小林典雅  おおや和美 

主従最高


誤解からの両片想いから


両片想いのすれ違いがちょっと切ないけど、読んでるこちらにはそれほどのストレスに感じられることもなく甘くて優しくてかわいいとても素晴らしいお話でした。

主従ものは主人が攻めで主人主導型と従者が攻めで下剋上型の二つしか読んだことがなかったので、とても新鮮でした。
従者が攻めだけど真面目で主人のために頑張りすぎるくらいで、従者が遠慮するから淫乱だと思われたく…

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好きって言いたい 小説

安西リカ  おおや和美 

一目惚れ、それはある意味辛い

一目惚れはその後、本性を晒せないジレンマに陥るってことですよね。そして見た目が勝る誰かが出現したら…という不安。

最近、安西リカさんの小説を読んでますが、ほんわか、切なく、純粋な恋愛模様を書かれているので、なんだか自分の爛れ具合に落ち込むわけですが(笑)

今回も、お互いに第一印象で惹かれあった出入りの銀行員とレストランオーナ。攻めの真二がかわいい。やはり年下攻めは可愛く見えますんです。…

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花散る夜にきみを想えば タクミくんシリーズ コミック

おおや和美 

切なめ

原作小説既読です。
収録されているのは小説『花散る夜にきみを想えば』より表題作と小説『緑のゆびさき』より『嘘つきな口元』のお話です。
表題作はギイとタクミが3年生の4月、『嘘つきな口元』は2年生の10月の頃のお話です。
2つともギイとタクミの同級生の恋バナがメインで、ギイとタクミは脇役的な立場。
切なさや緊張感ある部分は同級生に任せて、ギイとタクミは甘々な所を…というテイストの1冊でした。…

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