おおや和美さんのレビュー一覧

タクミくんシリーズ 完全版 (1) 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

青春。

名作として時おり話題に上がるこの作品を、初めて読みました。

爽やかで良かったです。BLとしてもキュンとしました。
現実にはこんな高校生は古今東西どこにもいないって分かってるんですけど、思わず「あぁ…青春だな」と浸ってしまいました。
きっと登場人物たちがいきいきとしているからだと思います。
会話が小気味いいですし、地の文も読みやすいのであっという間に物語に入り込めました。

爽やかな…

2

タクミくんシリーズ 通り過ぎた季節 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

刑事ものとしてはほのぼの系?

タクミくんシリーズの8冊目(『ロレックスに口づけを』含む)ですが、今回の主人公は3冊目の『CANON』に登場した井上佐智と山田聖矢。
時間的にも『CANON』の頃から数年遡る佐智がまだ中学生になった頃、わずか13才の頃のお話です。
聖矢は佐智より15才年上という事なので、28才位だと思われますが、なにせ佐智がまだまだ幼いので、恋愛ものとしては子供の恋愛という感じで可愛いです。
メインとなって…

0

幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

これは確実に『幸せ製造本』

『幸せならいいじゃない』『愛されてるならいいじゃない』『愛してるならいいじゃない』
いいよ。
いいですよ。
っもう~っ!砂を吐く位、ラブラブだなぁ。

送信前にレビューを読み直していつも「我ながら諄くて暑苦しい」と思うのですけれど、このお話はそんなことをやりたくない。
諄かったり、暑苦しいのは似合わない。

ふわふわしていて、
ピンクやサックスみたいなパステルカラーに溢れていて、…

3

放課後、あいましょう/Re. コミック

おおや和美 

たったひとりに向けて、枯れることなく溢れる想い。

のっけから、イヤーん♡ な甘あまな台詞。この二人のステキなところは、ちょっとした行き違いがあったとしても、その気持ちをちゃんと言葉にして伝えるところ。
特に、城田のこの台詞が大好きです!
「バカみたいに愛情だけは、いっぱいだから。たったひとりに向けて、枯れることなく溢れてっから。」きゃー‼︎
これには、いつきも赤面するしかない!

ところで、待ちに待ってた当て馬くんですが、最初いつきに懐…

3

放課後、あいましょう。 コミック

おおや和美 

艶めく優等生のそこはかとなく漂う色気。エチは無くとも色っぽい!

物語のそもそも最初っからお付き合いをしている二人。
何かのスピンオフなんだろうか、と思わせてしまう序盤で、既刊を探してしまいました。
この二人が恋に落ちる瞬間や、意識し始めたくすぐったい瞬間を見たい!すごく見たい!
描き下ろしには、告白をした瞬間というものが描かれているが、それもいつきの記憶の中で。
そして、物語の中盤には、優秀な二人が幼ない頃からライバルの様に競い合いながら意識してきた事…

2

幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

海外のクッキーを食べてるような甘さですっ!

本当は間違いなく神作品なんです。
でもでもどうしても評価を落としたくなってしまいました。
いや、だって、二人があまりにも甘々でラブラブでなんか悔しかったからです。悔しいのに、読みながら癒されるし和むし、ナニコレ(♡)状態になる作品でした。

受けの直登は間違いなく美人受けじゃないのかな?って思いました。攻めのヨシ君に対する感情表現はめちゃくちゃ可愛くてキュンキュンします。直登じゃなくたって…

5

上司と子育て同棲中!? 小説

佐倉温  おおや和美 

無自覚超鈍感意地っ張りツンツン受け

無自覚超鈍感ツンツン受けとデレデレワンコ攻めに可愛い幼女と本物のワンコのお話ですね。

しかし国見も蒼衣に見せつけるためとはいえ女を日替わりで連れ込むとか…。好きな人に情事を知られるのいいの?
毎日口喧嘩とか子供か!
蒼衣も無自覚ですが国見のことを意識してましたよね。

子育て物です。子育てを通して同居、助け合い、ふれあいなどなど。

いっぱいエピソードはあったのですがどうも文章と…

0

タクミくんシリーズ 完全版 (1) 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

時にはティーンズ風小説もいいな

懐かしのBL小説で名高きタクミくんシリーズの愛蔵版を初読しました。
中学生くらいの時に読んでいたティーンズ文庫のBL版っぽいです。なつかしい。小説というよりは少女漫画の原作風です。ボリュームは多いですが、サラッと読めます。展開は王道中の王道ですが、不思議と惹きこまれました。

色々な人物やカップリングが次々出てきて、視点も場面ごとに変わるので、最初は戸惑いました。漫画に比べ小説は各人…

4

霞が関で昼食を 三度目の正直 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

このスローテンポがクセになる!

三作目にしてようやく告白タイムです!
本当に亀の歩みな関係(主に立花さんが!)です。

確かに、特に大きな事件があるわけでもなく、
劇的な心境の変化があるわけでもなく、
ある意味、淡々とお話が進むのですが、
その中で、今までに経験のしたことのない感情に向き合おうと、
一生懸命に頭を働かす立花さんが可愛いv
そして、頭で考えてもどうにもならない感情に振り回される様子がまた可愛いv

3

霞が関で昼食を 恋愛初心者の憂鬱な日曜 小説

ふゆの仁子  おおや和美 

亀の歩みを暖かく見守る心境。

相変わらず、色恋には疎い立花さん。
一生懸命頭で考えて恋愛しようとしてますが、
それは無理ってものです。

でも、そんな恋愛初心者のところが可愛いんですけどねv

今回も大きな波風もなく、
主に立花さんの戸惑いと募る想いがメインにお話は進みます。

今回は、ちょこちょこ細かい食も出てきましたが、
(豆大福とか美味しそうvvv)
ご飯関係はいまいち印象に残らないかな……。
で…

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