榊原史保美(榊原姿保美)さんのレビュー一覧

さくらさくら 小説

榊原史保美(榊原姿保美) 

再刊、電子版

最近になって、榊原史保美先生の絶版本6タイトルが電子で復刊
本屋サイトに出ていたので、読了。
「青月記」を読みたかったけれど、まだ再刊されていないので、
先に「さくらさくら」を読んでみました。

電子版は、本編のみの収録。
病みゆく夜、満開の桜が血に染まる……桜塚という地名に隠された謎
桜守の伝承と、鏡、自殺した人達
一章から5章。
あとがき無し。
・・・事件の謎を解くBL風推…

3

黄昏のバイヨン 小説

榊原史保美(榊原姿保美) 

図書館で読めるBL

表題作
本荘財閥の次期総帥の異母兄・宣顕30代半ば × 絵を描くのが好きな失語症の異母弟 (私生児)・珠紀20歳くらい?
+珠紀を気にかけてくれる兄の友人でまともな新聞記者・片岡瞭介
秘書・小田切 × 美貌のボクサー・大江みこと24歳

鬼畜な兄による強姦が多いですが、直接的なシーンはありません
耽美小説というほど、文体が耽美じゃなかったかな

『鏡戀』
神主の宗伍、板前の清さ…

2

紫音と綺羅(上) 小説

栗本薫  江森備  野村史子  吉原理恵子  森内景生  榊原史保美(榊原姿保美) 

相関図が必要です^^;

某サイトのレビューがそう良くもなかったので、実力派作家陣なのに何で?と読みたくなった作品です。

罪な出自の、芸術の神に愛された美しい双子がタイトルの2人。
生き別れた二人は其々セレブ(紫音は財閥の御曹司に、綺羅は日本舞踊の家元本家)の養子で育つのだけど、さすがJUNE!
幸せって何?的な美少年が周りの大人達に甚振られ食われ捲ると!

冒頭、紫音が片割れの綺羅に逢うべく転入してきた高校…

2

黄昏のバイヨン 小説

榊原史保美(榊原姿保美) 

一つの方法論として

真珠を溺愛したのは歪んだ王宮に棲む独裁君主。
真珠の輝きの中に一層の悲しみをみつけて弄ぶ
事は出来ても、彼には一層の怒りを見分ける事は
出来なかった。
『耽美小説シリーズ』刊行に先駆けて刊行された
耽美小説。重厚な情念が浮き沈みして陰りを演出
している。

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