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榊花月 九號
むつこ
榊花月さんのヤクザものです。ヤクザに若干リアリティがないような気がしましたが、面白かったです。 榊花月さんの小説はもう何冊か読みましたが、私、彼女の作り出すキャラがかなり好きです。 攻めは、俺様攻めが多いんですが、なんか憎めない。この作品の攻めも、俺様です。 受けは、そんな俺様攻めに(違う意味で)負けない、芯の強いタイプが多い。どんな苦境でも、しなやかな柳のような強さを持ってるタイプ。この小説の受…
Alice
結構ヤクザものでした。 まずメイン2人の関係性がちょっと複雑でした。あらすじには異母兄ってかいてありますがね。 草(ソウ)は父親が暴力団組長で自分はその父親の愛人の息子。 そして克哉は本妻の息子で亡くなった父親の跡を継いでいます。 草は克哉の存在を知っていても会ったことはなく、草の家の近くの別荘に克哉がきていると知り初めて顔を合わせます。 草の母親は克哉に会うのを嫌がります。 それ…
榊花月 荻山知弘
抱きしめたいシリーズの旧版の七作目です。 以前六作目までレビューしたあと、新装版をレビューしたんですが、なぜかこれだけスコーンと忘れ、レビュー漏れしてしまった一冊です。 この旧版はまとめて手に入りにくいうえ、新装版のほうが完成度が高いので、万人にオススメしたいとは思わないんですが、抱きしめたいシリーズじたいは大好きなシリーズです。 新装版には収録されなかったエピソードが、この巻にもひとつ入ってます…
榊花月 やしきゆかり
iwaman
ネタバレ
榊 花月 /月夜に気をつけて (白泉社花丸文庫) (文庫) 純愛:☆☆ H:☆☆☆ オススメ:☆☆☆ 登場人物:尚之(受)高1・各務(攻)教諭 男子校・教師・生徒もののBLです。 いつも受の子はカワイイ子が多いのですが、本作品に関しては大柄で、男っぽい子が受になります。 絶対このキャラは攻めなのに・・。 ちょっと意外な展開だったこともあり、おもしろかったです。 何しろ冒頭から「…
榊花月 高橋悠
抱きしめたいシリーズの最終巻です。 大好きなシリーズです。 キューンとしました。 いい最終巻でした。 読んで良かった。 高校時代から、七年もの長きに渡ってつき合って別れた二人。歴也は違う恋人を作っている。彰は婚約する。すっかりバラバラです。 別れて三年して、二人は再会します。 彰は歴也に結婚することを告げ、晴れ晴れした顔で、思いを語る。 『十年だよ。十年かかって、未だに俺は、俺はとうとうお前から…
抱きしめたいシリーズの新装版の四冊目です。 ここで過去編。 彰と歴也、二人の高校時代の出会いなどなど、過去にあった様々な出来事が連作で語られます。 出会い編の『AND CLOSE TO YOU』なんて、旧版では第一巻に収録されてたエピソードなんですよねー、新装されて見事にバラバラ。解体され構築しなおされて、全体の完成度が上がったシリーズなのだ。 二人の恋の最初は、歴也の一方的な片思いでした。奔放…
抱きしめたいシリーズの新装版の第三巻です。 七年目の破局をむかえた彰と歴也のそれぞれの恋は、歯車が少しずつ噛み合わなくなっている。 三角関係ってとこにチェックしてますが、正確には四角関係です。 私、このシリーズの何が好きなのかなーって考えてたんだけど、自分でもはっきりは分からないです。 BLには遊び人の攻めってよく出てくるんだけど、たいてい『今まで遊んできたけど、お前(受け)に出会ってから、も…
抱きしめたいシリーズの新装版の二冊目です。 七年目の破局を迎えた、歴也と上領。 真面目だけど掴みどころのない蛋白な歴也(受け)。 俺様で傲岸不遜で浮気者の上領(攻め)。 上領の浮気現場に遭遇したのが別れたきっかけだったけど、浮気そのものが別れの原因というわけじゃないんだよね。それまでも上領は、何度も何度も浮気してきたし、それを歴也は知りつつも受け入れてきたし。 積もり積もった心のすれ違いが、境界線…
榊花月 山本小鉄子
satoki
男ばかりの5人兄弟の三男、晶紀は高校3年生。 母親は早くになくなり、父も二年前にロサンゼルスに転勤してしまった。 気づいたら一家の火事を一手にひきうけるはめになっていた。 男子高校生でありながら主婦、そんな立場に甘んじるある日、長男の一実が連れてきた同僚の波柴。 はじめは胡散臭いヤツだと警戒する晶紀だったが、波柴の優しさに次第に惹かれていく自分がいて・・・・・・ 主人公の晶紀のものす…
抱きしめたいシリーズの新装版の第一巻です。 最初にこのシリーズについて説明しますね。 旧版と新装版があるんですが、旧版は完結してません。新装版で完結しました。 また、旧版にあったエピソードは、新装版でごっそり抜けてます。本に直すと二、三冊ぶんは抜けてるんじゃないかと。 逆に新装版には書き下ろしエピソードがいくつも追加されており、完結もしました。 で、シリーズのディープなファン(私のことだ)なら両方…