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榊花月 高橋悠
トオコ
ネタバレ
『抱きしめたい』シリーズ、ようやくの完結編です。 シリーズタイトルは『彰&歴也』→『抱きしめたい』→『歴也&彰』→『抱きしめたい』と変遷(『因縁のロマンス』は単なるサブタイトル?)。 このシリーズにはかなり振り回されました。 まず新書版が4冊発売。 上領は榊さんの初期作品の攻めを象徴する人物です。 浮気性なのに嫉妬深い。 愛しているのに受けをいじめて楽しむ。 でも可愛げがあって魅…
榊花月 田倉トヲル
茶鬼
この作家さん、評価が難しいところです。 でも前作よりは、まだいいかな? とにかく淡々と主人公の過去の邂逅と、彼を取り巻く人々とのやり取りが延々と続いて、一体どこで愛が現れるのー? というくらい、ゆっくり、ゆっくり、やっと目の前に景色が開けた!というところで終わりに持っていってるやり方、良いのか悪いのか、ドラマ性に欠けるといえば、そうなんですが、、、、う~ん、難しい! 主人公の砂南は、過…
榊花月 北畠あけ乃
むつこ
そして、受けも好きだーー。 しっかりしたストーリーで、しかもかなり分厚くて、読み応えのある作品でした。でも、お話が面白かったので、長さはあんまり感じなかったです。 お金を介在させた愛人関係からはじまる恋です。 この始まりって、なんか好きなんですよね。 お互いに好きあってるのに、「お金」を介在させることで、相手の「本気」が分からなくなっちゃうっていうシチュエーション。セックスの時の切なさ…
榊花月 ヤマダサクラコ
後半になるまでまったくラブなお話がないです。 ゴシップ誌に左遷された報道記者が、お仕事を頑張るお話がメインです。 私は、ひたすら恋のことばかり考えてる登場人物より、こうやってきちんとお仕事をしてる人が登場人物であるほうが好きなので、楽しく読むことができました。 頑張って仕事してるなかにちょこちょこと挟みこまれる恋愛はもどかしいんだけど、そのもどかしさってチラリズムのもどかしさと同じで、まる見えより…
榊花月 山本小鉄子
雀影
5人兄弟の真ん中の晶樹は高校3年生、 一人で家事を全部引き受けている。 そんな忙しい毎日に、ある日、長兄が連れてきた同僚羽柴は、、、 健気にお母さんをやっている三男君が、恋を知り、自分を知り、っていう、 ちょっと見、さらっとした、爽やか、ほっこり系のいいお話。 みたいなんだけど、読み終わった直後の感想は、 なんだか凄く、晶樹が憐れで可哀想なお話だった。 晶樹が、いろいろ爆発し…
榊花月 志水ゆき
たぬき
そっちの衛藤くんがどんだけひどい男なのかわかんないんですが こっちの衛藤くんは軽いながらも やさしい男だぁ ずっとおあづけ食らってても好きなんてね あ 出会いはひどかったか。。。 文体が軽いのでさくさく読めました 楽しかったです 志水ゆきさんのイラストも雰囲気ぴったりできれい♪ 神よりの萌ですヽ(・ω・)ノ
榊花月 小山田あみ
帯に「苦手なのに気になる、憎みきれないロクデナシ」って沢田○二の歌みないなコピーがついてまして(古!)、どんだけ悪い男なんかい!?ってちょっと期待・・・ジャイアンでした。 ジャイアンなんだけど、ヘタレだったので、更にジャイアンをパワーアップしてみたが、のび太くんに優しくされて改心して結局いい人? 荻野は、プロジェクトで自分の提案をことごとく潰す冬堂が苦手。 また冬堂も、それを楽しんでいる…
榊花月 亀井高秀
ともふみ
萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 弁護士・佐倉×家出していた財閥家の次男・希世の、シリアスドラマ。 恋愛要素が少ねぇ! でも時間を忘れて貪るように読みました。 ラストに近付けば近付くほど加速的に面白くなってきて、寝る間を惜しんでの一気読み。 各々の思惑や愛憎が絡んだ利権争いというドロドロ話です。 主人公の妙にさっぱりとした性格と恋愛面が抑え気味なのが功を奏してか、愛憎劇特有のイヤなね…
祐希
何度も読み返してしまう作品です!ツンデレよすぎぃるぅー! 本気で誰かを愛したことがないバイセクシャルで遊び人・衛藤(攻め) 兄にレイプされ続けた過去を持つ小生意気でキレイ・彗(受け) いままで誰かを本気で好きになったことがなく、いつも合コンする遊び人だった衛藤は、彗が家に来てから彗にどんどん惹かれていく。 しかし、彗はトラウマ持ち、実の兄によるレイプにより、衛藤はなかなか手を出せなく、…
榊花月 紺野けい子
もこ
以前読んだ「つめたい花」とリンクしたお話。まぁこっちのが本来先なんですけど(ノ∀`*) 未明は、金は有るが愛の無い家庭に育った。両親は共に愛人をもち、未明の世話は使用人がする。 愛を欲し、母を求めたこともあったが今は止めた。高校も留年しない程度しか行かず、夜の町に遊びの足を運ぶ。 唯一心ゆるすのは、友人の弘樹だけだった。 そんなある日、夜の街で見知った顔を見つける。未明の高校の臨時教師・棚橋で…