榊花月さんのレビュー一覧

ロマンスは熱いうちに 小説

榊花月  夏乃あゆみ 

幼馴染みラブ、はじまる

サクサクっと読了。

幼馴染みの熟成ラブですが、はじまりが早い。小学生の受けに惚れていた10歳年上の攻めですから、、

作者様の作品が好きで何作か読んでいると、お好きなカップリングがあるのかなと思いました。傲慢攻めと天然受けをよく見ます。

主人公の未空は高校を自主的にドロップアウト(これもよく見る)、ミステリ作家になった幼馴染みの一砂のところにアシスタントとして社会勉強をすることにな…

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ラブ・マイナス・ゼロ 小説

榊花月  夢花李 

センチメンタルDK

榊先生のDKは榊先生の作品でしか見られない(当たり前だ)。彼らにはもう会えないのかと思うと淋しい限りです。

作者様のDKは、レベルの高い私立一貫校の生徒がお約束なんですよね。で、本作の主人公はそこに高校から外部入学してきた、人気ギャグ漫画家の息子・詠兎(えいと)。外部入学生はメチャクチャお勉強が出来る子ってことで、一緒に外部受験してきたヨリちゃんとは同じ希少種同士の絆で結ばれています。

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三日月のユウウツ 小説

榊花月  鳥人ヒロミ 

不思議な三角関係

にゃんとまぁ、切なくて理不尽なラブストーリーでしょう…

主人公は猫です。ご主人が大好きで、一度だけでいいから人間の姿になりたい…という願いがなぜか叶ってしまった⁉︎

そんな状況から唐突に始まるファンタジック・コメディですが、作者様が描く恋模様には1ミリのブレもありません笑

ご主人は、レイアと名付けて可愛がっていたボンベイ種の猫が家出した、と悲しんでいます。愛猫がいなくなってからも…

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それはなにかとたずねたら 小説

榊花月  北畠あけ乃 

深海魚たち

作者様のノリは独特です。ハマった人にはたまりませんが、初めてだと面食らうんじゃないかと思います笑

ひょんなことから愛人契約を結ぶことになった二人が、本当の自分の気持ちを認められるようになるまでの天邪鬼ラブ。

受け視点。作者様の受け、ほんと好きです。

事情があって高校を中退して勘当された椿。昼はアパレルの販売スタッフ、夜はビルの清掃業をしていましたが、清掃バイトの方で突然ビルのオー…

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白衣とダイヤモンド 小説

榊花月  明森びびか 

乗り換え系

レーベルカラーに合わせてか、シリアスめなトーンです。タイトルの白衣はあきらかだけど、ダイヤモンドは何を指すのか、妄想が広がります。

酔っ払って路上で寝落ちした高校生が、近所の開業医に介抱してもらったことから始まる年の差ラブ(年の差率が高い)。

誓也には元同級生でモデルをしている恋人・柳がいるけれども、酔って醜態をさらした自分を助けてくれた奇特な男・鹿野に興味を抱きます。なんとなく誓也が…

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永遠(ねむり)につく前に 小説

榊花月  やまかみ梨由 

選ばれし当て馬

シリアスなDKもの。鬱エンドです。

舞台は中高一貫教育の男子校。攻め視点ではありますが、悲しいかな、語り手(恭一)は当て馬です。

恭一は、高校3年の新学期に同じクラスになった七海に一瞬で魅了されます。しかし、七海には幼馴染みの最上がいるから深入りするなと、彼らと同じ中学校だった親友・天音に忠告されてしまいます。

バスケ部の最上はプロはだしの才能で、中学時代から有名人。スポーツはそ…

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セヴンティーン 小説

榊花月  やしきゆかり 

17歳の初恋は大恋愛でした

すごく好きなお話です。これを読んで作家様にますます沼りました。何度読んでも泣けるところがあって。再読して、『月夜に気をつけて』シリーズに出てくるマリちゃんのお話だったんだと気づいて、さらに泣きそうになりました。だからイラストもやしき先生だったんだーと。こちら単体でも問題ありませんが刊行順どおりに、『月夜に気をつけて』→『セブンティーン』→『キケンな二人』だとわかりやすいです。

受け一人称で語…

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恋してるとか好きだとか Sending to your heart 3 小説

榊花月  荻山知弘 

これで終わり?

榊先生の作品面白いな〜。

さて、一旦耀司はフランスへ戻っていきますが、その後椙生はあからさまに耀司への当てつけ行動に出ます。かなり嫉妬してるんですよね。しかもやり方が幼稚でわかりやすい笑

光里が住んでる部屋は一応借り上げの社宅となっていて、そこに椙生が突然転がり込んできます。調停中の妻がいる自宅には居づらいのもあるわけですが、そこら辺の事情も絶対に光里には教えてくれない。

ところ…

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恋してるとか好きだとか Sending to your heart 2 小説

榊花月  荻山知弘 

椙生、こわ…

中学時代にちょっとだけ光里と交流のあったスーパーモデル"YOJI"(燿司)。光里が耀司の滞在するホテルに誘われて、襲われかけたところを振り切って逃げた後の続きです。

結局、椙生に操立てしているような光里なのですが、椙生のことが好きなのかどうかこれまた煮え切らないんですよね。しかもそんな光里が耀司と密会していたりするものだから、めちゃめちゃ嫉妬した椙生は光里を殴って気絶させ…

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恋してるとか好きだとか Sending to your heart 小説

榊花月  荻山知弘 

未完結シリーズ?

本作は榊先生にハマった時に買い集めた作品の一つでした。

雑誌編集部が舞台。おそらく『誰かが君のドアを叩いてる』と同じ世界観のようです。同作で受けにフラれた敷島が出てくるし、なんとなくメインのカップリングも似てます。

攻めは有名出版社の「ハイブロウなグラビア誌」の編集長、椙生。受けは大学中退後に攻めに採用された契約社員で、編集見習いの光里です。

面接の時、編集長からビートルズの曲で…

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