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17/29(合計:289件)
榊花月 小路龍流
茶鬼
ネタバレ
榊さんの作品、いつも面白い筋書きなんです。 今回も結構面白い。 だけど・・・やっぱりラスト何でいきなりエッチまで持って行くかな~ いらないってわけじゃないけど、気持ちの確認とキスくらいまででよさそうな。 エチは読者へのサービスなんでしょうか。 なくてもいいと思うんだけど。 と今回も思ってしまった今作。 大手広告代理店や、バラエティが得意なTV局、人の運命が見える主人公、元人気子役…
榊花月 金ひかる
橘盾
主人公の谷中馨(高1)が、山深にある学園寮へ兄の広明(高3)を追って来たところから始まる本作。 馨は自分だけ他人だったと知ってから家族に辛く当たっていた。 そんな馨から広明が離れていった事が悔しくて、時期を待って追って来たのだった。 短気・尊大・暴れん坊・オレ様な馨に、入寮している生徒達が絡んでーの、兄との和解と彼氏ゲットまで。 義兄の広明は、成績優秀で小柄ながら腕っぷしも強くとても優…
榊花月 葛西リカコ
ミモザサラダ
榊さんの文章は私にはキツイと感じることがあるのですが、 今回はそれがうまく作用して心にひっかかってきました。 病弱であることと、坊ちゃん育ちで過保護であることに甘んじて 無気力だった主人公の朱砂が、恋という感情を知って 心をきしませながら相手を思うことで成長していく話です。 ただ健気でいい子じゃないのがミソです。 お相手は10歳近く上で前科持ち。おまけに無口で不器用で わかりにく…
榊花月 竹中せい
雀影
黙は株で大もうけして、既に一生遊んで暮らせるだけの資産を持っている高校生。 鷺巣は黙より10歳以上年上の売れない俳優。 そんな二人の出会いのきっかけが、黙とホストのレストランデート。 もう、設定が、トンデモ荒唐無稽です。 そして、黙が鷺巣にある事を仕事として持ちかけると、鷺巣が求めた報酬は、黙とのセックスで… と、展開もこれまた荒唐無稽です。 他にも鷺巣が売れない俳優のままでいようとす…
榊花月 周防佑未
金魚
恥しく無い人は恥しいからこうしようとは考えないだろうから,結局のところ意識して恥しがらないなんて恥しいままと変わりがないんじゃないだろうか。 堂場は十年前の自分と樟辺の扱いの違いに釈然しない感情を抱いている。 十年前の藤生の態度には辛い経験から来る理由があるのだが,それを知らない堂場は現在の藤生の行動は納得のいくものではない。 藤生の行動の基準は自分の中にあって最期までそれは変わらない,でも…
榊花月 小山田あみ
今回は表紙の小山田さんのイラストが目を惹きますね! 主人公達の後ろにあるモノクロームの写真風イラストv これ、攻めの真野の過去ですねw 洒落たラブコメの雰囲気を漂わせていますが、案外に中身は骨太で新人マネージャー君奮戦記みたいな様子もあり、一人の俳優の生きざまでもあり、いつも、はずれを引くことが多かった榊作品の中、結構好みの仕上がりをしていました。 何と言っても、主人公達が魅力的だったんで…
むつこ
最後の10ページぐらいでカクッとなりました。 そこまではすごく好きだったんだけどな~。 ジワジワと炙るように沸き上がってくる不信、不安、焦燥。謎だらけで、まるで輪郭を掴めない攻め。 どんな猟奇的なオチあるいは感動的なオチあるいは…って期待が高まりまくってしまったぶん、ガッカリしちゃって。 オチを知ってから全体を考えてみると、伏線のひきかたが色々とチグハグだったような気がします。 いっそのことオチの…
榊花月 荻山知弘
M
基本的にこの作者さんの話は好きなのですが、どうしてもこの作品は好きになれなくて…… もちろん、今より文章がこなれてないから、とか、いろいろなことがあるとは思うんですが…… どうしてなんだろう? と、疑問を持っていたら、気付いたことが一つ。 「登場人物のことがそんなに好きじゃない」 ということに気が付きました。 基本的に、歴也も彰も、イマイチ煮え切らない態度なんですよ…
榊花月 高階佑
萌えと中立の中間ぐらいです。 ヤクザ×ホスト、なんですが、色々と中途半端だった気がします。 ヤクザものとしてもホストものとしても復讐ものとしても、あんまり毒々しいものにならないようにしてる感じ。 そのせいで、どの方向から読もうとしても、ぬるい。 夜の世界でギリギリの生活をしてギリギリの選択をしなきゃいけない…!という緊張感みたいなものが欲しかったです。 あとホストくんがねー。お仕事を舐めんなよ、…
この作者さんの小説、実はかなり好きなので、楽しみにしていたんですが……。 何だか、ちょっとだけ、期待外れ。 まぁ、あれです。 荒削りだなー……と、思うのが本当の気持ち。 内容としては、歴也が上領という恋人がいながら、ほんの少しだけ、執行の方に気持ちが揺れてしまうお話…… でも、その揺れた理由を最後に聞いて、「なーんだ」って思って、歴也と上領の間の揺るがなさを感じたんで…