榊花月さんのレビュー一覧

ふれていたい 小説

榊花月  志水ゆき 

攻めが安易に美形設定じゃないのが良い味出てる

デザイン事務所のバイト・夕雨と向かいの事務所の翻訳家・桐島がふとしたきっかけで距離が縮まっていく。
夕雨の恋人の衛藤は下半身が軽くて恋人は夕雨だけじゃない。
今までさんざんひどい目にあってるのに呼び出されるとその通りにしてしまう。
桐島に惹かれてるのに衛藤に抱かれるのはせつない。しかもその桐島にも恋人がいて…
設定だけ見ると地雷だらけですが、なぜか大丈夫でした。
攻めの桐島の性格が穏和で…

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有閑御曹司と恋の事件簿 小説

榊花月  北沢きょう 

ガッツリ仕事描写が見たい

財閥御曹司で留年大学生の攻め(23歳)が立ち上げたプライベート・ポリス(私設警察)。
攻めに誘われる形でその組織に参画し、相棒として任務にあたる元SPの受け(28歳)が作品の語り手です。
表向きはペット専門の探偵事務所として営業していて、受けはその代表、攻めはその調査員という名目。

面白くなりそうな設定なのですが、命の危険があるようなアクションシーンや
裏社会に潜入するような任務をじっ…

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有閑御曹司と恋の事件簿 小説

榊花月  北沢きょう 

お子様探偵みたい

財閥の御曹司ながらはみ出し者で小学生の時にエリートコースから離脱&挫折した攻め様
そんな攻め様に街の私設警察をする相棒に一方的に決められた元SPで怪我が元でSPを
それこそ離脱した受け様と二人で依頼された事件を裏稼業的に解決していく話。

表向きはペット探しをするペットレスキューで裏は秘密裏に警察ではなかなか解決出来ない
事件を大小関係なく引き受ける、一種の世直し稼業みたいな雰囲気でした…

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待ち合わせは古書店で 小説

榊花月  木下けい子 

読み直したけど感想はかわらず。

木下けい子さんのイラストにひかれ購入しました

イラストが違う先生であれば手にすることはなかったと思います。

内容は、奥さんが病気で亡くなり、子供を一人で育てている三十過ぎの男性と高校生の話です。

ストーリーが何処で盛り上がったのか
つかみきれないまま、ページ数が過ぎていきました。

読み漏れしたのか?と思い
読み直してみましたが、ここ?というシーンは感じなく
終わりまし…

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見た目は野獣 小説

榊花月  和鐵屋匠 

気持ちが見えない

タイトル買いをした作品です

外見とは異なる内面とかは、わりと好きです。

作品は幼稚園教諭をしている桐谷と
外見コワモテだが、仕事は子供むけの絵本作家、津末との
恋の話。

マンションが一緒。ある日そのマンションで空き巣が入り
桐谷は空き巣被害を受けた住人から犯人がベランダから逃げたと聞き、5階であるのに、自分も犯人と同じように
ベランダから下へ行き
犯人をすでに取り押さえ…

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天使でメイド 小説

榊花月  夏河シオリ 

読み終えても読み終えた気がしない

作家でもなくイラストでもなく
作品紹介文を読んで購入した作品です

紺ちゃんのお嫁さんになりにきたよ
の下りや11年前の口約束
この文章から想像するに
11年前に嫁にしてやるといったことがある
その後は交流してなかったのに
11年後に突然現れる

を想像しました
想像は簡単で、その内容も好きなため
設定としてはなるほど納得だったのですが

実際の本編はどうにもポイントが…

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囚われの狼と初恋の鎖 小説

榊花月  鈴倉温 

面白いけど、しゅみじゃない

イラストとタイトルに惹かれ購入した1冊。

予想外なシリアス展開で、驚き、
あまり好きではない方向に物語が転がっていったのですが、
読み進めると徐々に引き込まれていきました。
が、最後の短編を読み、後味悪くなってしまいました。

物語として、面白いんだろうけど、
私の「趣味ではないな」ということで、
この評価をつけさせていただきました。

お金持ちの長男として、育った瑠加。

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囚われの狼と初恋の鎖 小説

榊花月  鈴倉温 

怖すぎる受け様の幼心

鈴倉温先生のどこか温かみを感じるイラストと囚われの狼なんてタイトルで
ぼんやりほのぼのテイストのケモミミでも出てくるストーリーなのかと思っていたら、
あらら~かなりシリアス気味で、なんてネガティブでどこか壊れているのかもなんて
思える受け様が出て来てある意味ビックリした作品。

受け様と攻め様の出会いから現在までを、その時々に起こったトラブルや様々な出来事を
懺悔や後悔、自身の嫌悪や相…

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プライドの報酬 小説

榊花月  田倉トヲル 

ラブにたどり着くまで

なかなか手間取るというか、
主人公のサナミがクールすぎるのか、
お相手の儀代がひねすぎているのか、
お話の中に、いったいいつになったら、ラブが存在してくるのか?
なかなかなかなか、ラブにたどり着かない。
BLである以上、いつかは、決着が付くとは思っていても、もう、これ、ほとんどページ残ってないよ?と心配になるほど。
一応、最後にはちゃんとそれなりの成就エチが用意されていて一安心なんだけ…

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ダークサイドを歩け 小説

榊花月  九號 

ちょっと衝撃でした

警察をやめて探偵になった香西は、ヤクザという存在をを憎んでいるのに、付き合っているのはヤクザの若頭。
この香西が、ヤクザを憎むようになった、そして警察を辞めた遠因である過去の事件に関わるお話。
香西が、非常に際どいバランスで生きている感じがなんとも。
それだけ義姉を、警察での先輩を殺された事件が、香西に残した傷が大きかったって事で、、

それにしても、主人公である受けが、ああいう感じでレ…

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