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菜槻さあり 穂波ゆきね
葡萄瓜
『育生&国立』シリーズよりのコミック化。 原作はそれぞれ以下の通りです。 表題作 ← 『2・14事件』 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/418/ 同時収録作 ← 『PROPOSE<求愛>』同時収録作 http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/615/ …
思い返せば…評者がこのシリーズよりも先に 国立&育生シリーズを手に取り読んだのは 天の配剤と言うべきなのやも知れません。 国立&育生シリーズと同じ地平線上に存在する 世界ではありますが、ノリは確実に違います。 確かにこれもまたボーイズラブです。 ただ、ライトノベルのノリに相当近しいのでそう言う 点では読み手を選ぶやも知れません。
男の子同士がいちゃつく物語をボーイズラブと 称するならば確かにこの物語もありでしょう。 たとえそれがイチャツキとドタバタ喜劇だけに 終始しても、ボーイズラブの範疇ならば。 これで物語が完結していれば、まだ良いの ですけどね。いやほんと。
中だるにみにもならず必要以上に重くもならず、 高校男子の恋愛模様順当に進行中。 それなりに切ないですが、基本はラブコメです。 同時収録作は脇役君のサイドストーリー。
『国立&育生』シリーズコミック化第一弾。 原作のテンポを損なわず、又ボーイズラブらしい 部分もしっかり補完して展開しております。 一つだけ難点を言えば、表題作が(雑誌連載の 都合で)三分割された上、最後のパートを次の コミックス『フラワーコーポレーション』に収録して いる事。連載故の宿命ですが、惜しい部分です。 穴埋め劇場でかなり楽しめますから、±0と思えば 良いかも知れません…
『国立&育生』シリーズコミック化第二弾作品。 今回もテンポ良く進んでおります。 ノベルズ版の予備知識がなくても割に楽に作品 世界に入り込めるだろうか、と。若干の復習は 必要そうですが。
花丸ノベルズ版『ビーナスKISS!!』文庫化第二弾です。 イラストも一新されております。 なお、これ以降『国立&育生』シリーズは文庫化されて いません。 この話だけを読んでも恐らくシリーズの雰囲気は掴める のではないかな、と。 同時収録作はノベルズ版『2・14事件』同時収録の部活の 先代達の話です。
花丸ノベルズ版『ビーナスKISS!!』の文庫化 第一弾です。イラストも新規に描き下ろされて います。 表題が『はいすくーる☆ルーレット』になっている のはノベルズ版の副題を踏襲したからですね。 同時収録作『BINKAN』は本編とは舞台を同じく するのみの別の話です。本編を余り知らずとも 楽しめるでしょう。
とりあえずこれにて『国立&育美』シリーズの 最終巻となっている訳でございますが…… 正直生殺しな気分です。 伏線は凡そ回収できている筈ですので、最後の 締めが欲しいですね。 同時収録作は主人公達に寄り添っていたカップル達の 決め話。こっちは綺麗に締まっています。
本編は…受が他所のバカップルにあてられてしまう 展開です。 うん、それでもしっかり攻に懐くんですけどね、この子は。 『SWEET LIFE』は受の姉君の話、『Once More』は受の 中学生時代のサイドストーリーです。 『北極星になれない』は作品世界を同じくするのみの 別作品です。