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神奈木智 祭河ななを
とーやま
ブロキャスドラマCDを聴いてこの二人にぶち抜かれたので購入。 私はストライクでした大好きです…。 微妙な二人の距離感が、無理にではなくそれでもほんの少し確実に縮まる過程を綴られています。ダイナミックな展開やBL的な美味しいシーンを求める方にはお勧めしません。この二人にはそういうエンタメを盛ってはいけない。 卯月→→→→→→葉月なのに葉月さんの方が卯月に依存しているのが、そしてそれを自覚…
高遠琉加 祭河ななを
こにしそる
ネタバレ
丁寧に書かれた暖かいお話です。 傲慢で我侭なプロのロックシンガーと、控えめだけど芯の強い音楽雑誌の編集者。2人は最悪な形で出会い、次第に仲良くなり、仕事仲間でも普通の友人でもない2人だけの絆を強めていきます。 ただ、恋愛モノとして、カップリングとしての萌えはなかったかなぁ。 互いが大事で居なくてはならない存在になっていくのは読んでいて分かるのですが、何故恋愛になったのかちょっと納得で…
Loxonin
このシリーズの良さは1巻レビューで既に書かせて貰ってますが、中でも2巻は特にお気に入りです。 もちろん、やっと想いが通じあったカオルと秋広のHシーンがとってもきゅんときて、そこだけでも神評価を付けたいのですが・・、 なんと言ってもこの2巻の素晴らしさは、カオルの恩人でギタリストの桐島千暁と、彼とかつてユニットを組んでいたボーカリスト樋口英輔のお話が書かれた「蜜月」だと思います。 …
一言で言うなら、とってもとっても優しい作品で、読んだ後はきっと音楽が好きになります。 主人公の秋広は、一見高校生に見えちゃう童顔の音楽雑誌ライター。優しく心が綺麗だけれど、芯は強く強情な一面を持つ子。 一方お相手のカオルはワガママで傍若無人、でもさみしやがりで、孤独な売れっ子アーティスト。 実はBLの好みで言えば、全然好きじゃない組み合わせなんですが、気付けばこの作品に深く入り込み、…
相楽ゆづる 祭河ななを
azusaaaaaaa
「身勝手な王子様」のスピンオフ作品で、 受けの双子の弟が主人公のお話です。 前回引っ掻き回してくれた弟が受けで、 鬼畜マネージャーがお相手の攻めです。 前の作品の出来事によって すっかりふてくされてしまった弟を 甘やかさないところに好感を持てました。 スパルタ指導も愛の鞭というやつですよね! 前の作品を読んでいるので、もの悲しい気分になりましたが、 弟は弟で幸せになれたみ…
双子の弟に騙されて、地味な装いになってますが 実は美形で……という設定が大好物なのでたまりませんでした。 弟の嫉妬や独占欲も怖いところがありますが、 ガチ兄弟でらぶらぶする話も嫌いではないので 別にそっちと引っ付いてくれても個人的にはよかったですw 攻めが強引すぎて、受けはずっと振り回されていた印象です。 暴君なくらいがこのいじましい受けにはお似合いでしょうが、 あまりにも受けが…
木原音瀬 祭河ななを
トーゴ
初読みの際には2人のその先が知りたくて躊躇いもなく読み始めたのですが、再読するには勇気とタイミングが必要になる1冊です。 記憶が戻った所から、デジャブのような光景が始まります。 混乱の挙句2日間もの間行方の分からない状態になり、藤島の心配と来るべき時が来た、その覚悟が語られずとも緊張感を伴います。 透の中にある修復出来ない歪が重く蜷局を巻き、逃げ場のない藤島に容赦なくぶつけられる。 …
帯にはシリーズ最高の甘さとあり、退院した藤島と寄り添う透に期待値は上がります。 それでもどうしても受け入れる事が出来ない理由。 前作の謎が明かされ、知る喜びに読み進めるスピードはどんどん早くなります。 歪な家族とその代償に連れてこられた透。 抑圧されて育てられた藤島とは違う純粋さで無防備に藤島を慕う透に、性的なものを感じ始めた事から降りかかる更なる苦しみ。 歪んだ家族の破綻していく様…
折に触れ無性に読みたくなるシリーズです。 優しくもない現実の愛おしさを突きつけられ、分かっていてもその過程に思いを馳せるだけでため息が出てしまいます。 記憶喪失になった高久透と彼に手を差し伸べる藤島啓志。 何故。 ただ一言浮かび上がる疑問だけが読み進めていく原動力となります。 透の真っ白な頭の中に入り込むのは藤島から与えられる情報ばかりで、嘘と本当の区別もつかない。 …
たぬき0414
もう戻って来ない6年間の日々。 自分を好きだと言ってくれた透はもういない。 そして訪れたのは、恐れていた現実。 自分を憎んでいる、記憶を取り戻した透。 この6年間の記憶をまっさらにした透。 藤島を思うと、このどうしようも無い状況が ほんとうに心苦しくなる。。。 一方、記憶を取り戻した透は 自分を裏切ったことによる藤島への憎悪、 それらが募るなかで、 離れたくない 離さ…