祭河ななをさんのレビュー一覧

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

私にとっては萌えではありません。

木原さん大好きです。木原さんが書かれる執着攻執着受が大好きです。
COLDシリーズの中で一番心が痛い巻です。
この最終巻は読んでいる途中からつらい、しんどい、苦しいと三重苦で「萌え」とは程遠い感情なのですが、時間が経つとまた読みたくなってしまう不思議な作品です。

COLD LIGHTでのラブラブから一気に急降下する空気で始まります。
透目線でお話が進んで行くのですが、暴行されたり、無理…

9

COLD SLEEP(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

どうしよう‥痛くない(怖)

どうしよう‥木原作品なのに痛くないよお。
いやいや、透(攻様)過去は、充分木原ワールドなんですけど、
なんだろう、ぎこちなく甘い。
ジェットコースターでカタカタゆっくりと頂上に向かってる感じ‥
空気が優しければ優しいほど
とてつもないほどの奈落に落とされる予感。
透と藤島が本当はどういう関係なのか謎なままだし。
藤島が透が過去を知ることを怖れているのは
どうやら事故のことだけじゃな…

3

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

切ないお話のバイブル的存在

 この小説は今まで私が読んだBL小説の中で、一番好きな作品です。なぜなら、私は切ないお話が大好きだからです! この本は私のバイブル的存在です。

 この本の内容を簡潔に書くと、とにかく切なくて痛いです。この本「COLD FEVER」は、COLDシリーズ(全3巻)の最終巻です。
 前作までは、色々ありつつも、二人はとてもラブラブでした。そこからの、まさにどんでん返しな展開が切なくて痛いんです。…

6

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

涙なしには見られないクライマックス

Sreep→Light→Feverの順で読了。
2日で(後半2冊は半日)で読み終えました。

読み終えてから6時間…まだまだ余韻に浸っています。

読んでいない方は事前知識ゼロでSleepから読むことをおすすめします。
Feverからシリーズに入るというのも面白そうなので、誰かチャレンジしてレビューしてくれると嬉しいです(笑)

※ここからネタバレ入ります。

青春の過ち。そし…

9

あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

フォール・イン・ラブって言葉がぴったりな

電撃が走ったような一目惚れ、から始まるお話です。
素直で、いい意味で捻りのない読みやすいお話でした。

ゲイでサラリーマンの青山と、鳶職で歳下の神。
年齢も職業も生活環境も違う二人が知り合い、友人として順調に仲良くなっていくのですが青山はゲイだと言えず、言えないままどんどん神の事が好きになっていきます。

それだけ、としかいいようのない、ほんとにそれだけで気持ちが育っていく、恋人になり…

1

あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

恋人になった後も読みたい♡

本を整理していて、思わず本気で再読してしまいました

エリートで高学歴の青山(受)が、建設現場で働く、5歳年下の神(攻)との偶然の出会い、一目惚れから恋心を抱いて
でもノンケの神に気持ち悪いと嫌われたくなくて離れようとしたり
神の方も、どんな気持ちにしても青山を失いたく無い、傍にいたいと思い、恋人同士になるまでのお話です。

エリート、高学歴の青山ですが、地味な生活を送っているし、神も…

2

くちびるに銀の弾丸 小説

秀香穂里  祭河ななを 

強気なキャラのギャップには萌えますが

スタイリッシュな感じのタイトルと表紙から期待して読みました。
でも中身はゲーム業界ものというちょっとギャップのある作品。

業界ものなので恋愛要素半分、お仕事半分といった感じです。ガッツリ恋愛ものが読みたい!て方には向いていないかもしれません。

ゲーム会社の敏腕プロデューサー・水嶋は腕はよいけどとっつきにくい厳しい人間。主人公の澤村は水嶋の下で働くことになった広報担当なのですが、こちら…

1

アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ 小説

鳩村衣杏  祭河ななを 

調教・・・?

 カプは20代の有能なイケメン新卒リーマン×フェロモンを無自覚に振りまく社長40代)です。老眼鏡必須など、老けているようなところもありますが、あまり社長の巴から中年らしさは感じません。
 タイトルには「調教」とあり、丁寧語で言葉攻めもしているのですが、巴が成の能力を買っていること、成が巴より2回り若く、また成が重要な取引先の息子であるために強く出られず、遠慮をしているようなところがあるせいで調教…

1

あなたの恋人になりたい 小説

谷崎泉  祭河ななを 

タイトル通り素直な、気持ち良く読める一冊

エリートサラリーマン青山、御年33歳。
高級マンションに妹と暮らし、自らの性癖に引け目を持ち
かつての傷から恋なんてもう望まない……と暮らしている。

そんな彼が、偶然に出会った普段は接点がないような男に恋をする。
相手は、神(じん)28歳、鉄骨鳶、ガテン系。


ルビーの本は、本の作り自体も中身も薄くって
あまり手を伸ばさないのだが、
谷崎さんだし……と読んでみたら、なかな…

2

兄弟のお作法 小説

神奈木智  祭河ななを 

繊細な距離感の揺らぎが好きな方は是非。

ブロキャスドラマCDを聴いてこの二人にぶち抜かれたので購入。
私はストライクでした大好きです…。
微妙な二人の距離感が、無理にではなくそれでもほんの少し確実に縮まる過程を綴られています。ダイナミックな展開やBL的な美味しいシーンを求める方にはお勧めしません。この二人にはそういうエンタメを盛ってはいけない。
卯月→→→→→→葉月なのに葉月さんの方が卯月に依存しているのが、そしてそれを自覚…

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