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23/23(合計:228件)
高遠琉加 祭河ななを
藤棚
超人気ヴォーカリスト(カオル)と、 音楽雑誌記者(秋広)との出会いは最悪。 カオルの傍若無人っぷりには、 秋広だけでなくても呆れはてます。 私も初登場場面では、「嫌な男!」と思いました。 カオルは今まで周りにいたタイプと毛色の違う秋広に興味を持ち、 彼にまとわりつくようになります。 そんなカオルにウンザリしていた秋広なのですが。 わがまま俺様スターなカオルの中に、 どこか…
木原音瀬 祭河ななを
高坂ミキ
この本が新装版として出るのをどれだけ待ちわびていたか。やっとこれを購入することが出来てすごく嬉しい。 この本は私が始めて読んだ木原作品です。 木原音瀬さんというと、とかく痛いだとか救いが無いだとか色々言われていたので気になりつつ買う勇気が持てずずっと読まずに過ごして気ました、それを知った知人がこの本をかしてくれたのです。 この話は、言われるとおり確かに痛い切ない話ですが最後がハッピーエンドだ…
久江羽
本誌に掲載された分をオンタイムで読み、ビブロス版のノベルスを読み(この場合、3作目が出た頃にお話を半分忘れていて、再度読み返したりしました。)今回加筆・書き下ろしありとのことでまた読みました。 先を知っている分、初回に比べてインパクトは薄れてしまいましたが、いいものはやっぱり良かったです。 事故による記憶喪失で不安のどん底にいる透が、いまのところ正体不明の藤島との生活で「好き」を芽生えさせ…
ななおあきら 祭河ななを
はる
恋人宅に居候だった覚(さとる)は、雪の中追い出されてしまいゴミ置き場の横で段ボールにくるまって寝ていたところを大学講師の加納にひろわれる。 いやあ、「拾われもの」って、はる基本的に大好きなんです。拾われた瞬間から上下関係というか、主従関係が確立されて、関係の中に恋愛感情がないとしても拾われた方には、文句をいうすべはなしという、こういう一瞬にしてストイックな状況になるひろわれもの好きです!(書いて…
神奈木智 祭河ななを
麦穂
やるときはやるヘタレ×ツンデレ、京都弁、アナウンサー 上記の単語に少しでも心が揺らいだ方、また ワーキングラブでのオンとオフのギャップが萌えな方、 ……読んで損はしませんよ? メイン受・観月が、仕事中はコンタクト+標準語、素ではメガネ+京都弁、なんです。 このギャップがたまりません。 普段はキツイ指摘しかしてこないようなクールな先輩アナウンサーが、素に戻るとはんなりした京都弁、しか…
神江真凪 祭河ななを
える5
前の本が面白かったから買ってみたが少し違った印象を受けた。 話は高校時代クラスメートだった2人の再会もの。といっても、その高校時代に短いが深い関係を築いていたから、再会してもわだかまりが大きい。 なかなか前に進まない話にじれじれした。受が進ませてくれない(笑) とにかくこの受が不思議ちゃん。 今までにありがちな、一途とかけなげとか、その枠を外れていて、じっとり1人でぐるぐるする自家中毒型。…
Maika
神作品と言うことに同意の人もたくさんいると思います。 でも中にはどうしても駄目!と言う人もいると思うので初見の人は気をつけてください。 COLDシリーズ三部作、完結編。 いきなり記憶の戻った透(攻め)は反対に記憶喪失の6年間の記憶をなくしてしまう。 覚えているのは藤島(受け)に対する憎悪だけ。 それでも何かにすがるようにどこかで藤島の存在を求めてしまうことに苛立つ透。 そしてワケが…
最初に言っておきますが、暴力とかの表現もすごいのでそちらが苦手な人には無理です。 とにかく痛い。精神的にも肉体的にも。 ただ作品としては本当にすばらしい。 三冊必ず読んでください。 記憶をなくすと言うこと。本人も支える人間もこんなに悲しい現実はありません。 しかもやっと最初から生活を築き上げれば、記憶が戻りその6年間が無かった物になってしまう。 またもや混乱。そして思い出す憎悪。 …